Vol.4002009.02.10

ここのところ風の強い日が続いて寒いですね〜。(@_@)
風邪の方も相変わらず流行っているようで、私の職場では過去最高のマスク率です。
そうは言いつつも梅や沈丁花が咲き始めているのを見付けると
寒い中にも春は近づいて来ているなぁとも感じます。
そしていよいよ今週末あたりから花粉が飛び始めるとの予報が出ていました。
うわー。(*_*)
今使用しているマスクのパッケージに「花粉99%カット」なんて書いてあるのですが
信じていいものか微妙なものを感じるので、甜茶エキスでも飲んで用心しようと思います。
今年は私も使用しているヒダヒダのマスクが主流になっているようなのですが、
私は去年まで主流だった「超立体」の方が好きです。
今使っているのはヒダが多いせいか、繊維の機密性が高いのか、吐いた息が結露するのです。
…え、あたしだけ??
「超立体」も売っていなくはないのですが去年までのような大容量ものが店頭にならんでいません。
…って言っても近所のドラッグストア数軒探しただけなんである所にはあるのかもしれませんが。
「超立体」の30枚498円とか、50枚598円とか、そんな感じのを探しております。(^^ゞ
何しろ季節の変わり目、どうぞ皆様も御自愛くださいませ〜。


Vol.3992009.02.3

早いもので2月に入りまして、今春の花粉予想が出されました。
今年は去年より一週間ほど早く飛び始め、飛ぶ量も、多い所では去年の2倍になるそうです。
うへー。(@_@)
そんな情報を耳にしたせいで、今日ももう花粉が飛んでるような気がしてビクビクしてしまいました。
でも今日飛んでいたのは花粉じゃなくて火山灰だったようですね。
浅間山と桜島が噴火したと聞いて江戸時代の飢饉を思い出してしまいました。
「天明の大飢饉」だったでしょうか。
家人が言うには浅間山も桜島も、噴火するのはそれほど珍しい事でもないらしいのですが。
そういえばその昔、鹿児島出身の友人が
「しょっちゅう噴火して火山灰が目に入るから髪の毛で涙腺つついて涙で流すんだよ」
と言ってましたっけ。
去年ついに花粉用のメガネを買って愛用していましたが、
今年もまたあれにお世話になるかと思うとトホホな気分です。
 
去年録ったビデオの整理をしないといかんな、と思ってぼちぼち見始めたのですが
一本のテープにラベルに書いてあるタイトル以外のものが細かく沢山入ってたりして
そりゃもう大変です。
あぁ、これ探してたんだよぉ、こんな所に入ってたかぁ、っていうのに巡り会えると最高なんですが
中には録っていた事すら忘れていたようなものが次から次から出て来てうわ〜っってなったり、
ひょこっと出てきた「アラフォー」が最終回の1話前の分で、てっきり最終回も続けて入ってると思ったのに
そこで終っててめっちゃショック、なーんて事も。
今更「アラフォーの最終回ってどうなったの?」なんて誰にも聞けませんしねぇ。
そして更に問題なのが、見てなかったのを全部見たところでそのビデオを廃棄したり使い回したりできるかっていうと
全くそんな事はなく、ほとんどが保存用になってしまうって事なんですよね。
このままでは家中がビデオテープだらけになってしまう〜〜。
…ってこのブルーレイの御世に、いまだにビデオデッキしかないっていうのもいかがなものか、ですよね。
今年辺り、真剣にDVDの導入を考えて行きたいと思う私であります。
 


Vol.3982009.01.28

どひゃーん。(汗)
毎週月曜に書く事にしているこの日記、
今週はちょっとサボってこりゃ水曜日になってしまいました。
実は先週の事はなーんにも覚えていないのです。(泣)
寝る・食べる・仕事。
この3つをぐるぐると、ただひたすらぐるぐるとしていたような記憶のみです。
一体何をしていたのでしょうか。(-_-;)
そうこうしている内に大相撲初場所も、お年玉付年賀はがきの当選番号の発表も終わり、
2009年もすでに一月が過ぎようとしているという驚愕の事実。
お年玉付年賀状といえば、毎年「どうせ切手シートしか当らないんだよね」ってわかっていながらも
何かこううっすらと期待しちゃったりするわけなんですが…
まぁ今年も案の定、切手シート1枚当たっただけでツツガナク終了した次第でございます。
子供の頃のほうが今よりも頂く年賀状の数が少なかったくせに
切手シートの当る枚数は多かったような気がするのは私だけでしょうか。
切手シート以外の物がせめて死ぬまでに一度でも良いから当ってみたいものであります。
 
今インフルエンザが大流行しているようですね。
友人の職場でもいい若者が次々にやられて大変な事になっているそうです。
手洗い&うがいの励行、そしてマスクの着用でウイルスの侵入を阻止しましょう!
皆様の御無事をお祈りいたします。


Vol.3972009.01.19

先週の3連休は「成人の日」の為だったか、という事に今更気がつくマヌケな私。
そういえば朝の駅で振袖姿のお嬢さんを2名ほど見たんでした。
毎年恒例(?)の「荒れた成人式」の報道を見ることがなかったような気がしましたが
それも不況のせいでしょうか?
でも毎年「今年も成人式が荒れました」って各メディアであれだけ報道されたら、
次の世代もやらないわけにはいかない、って気持ちになっちゃうような気もしません?
「先輩達が続けてきた事を俺達でやめてしまっていいのか?」とか
「ここでやめたらヘタレだと笑われる」とか、コンビニの前にしゃがんで話し合ってるような気が。(~_~;)
 
旧・成人の日の15日。松永麻里出演のhylind volume.07『Blood Relations』を
下北沢『劇』小劇場へ観に行きました。
1892年にアメリカ・ボストンで起こった農夫妻殺人事件を題材にした家族の物語でした。
麻里ちゃんから「あたし、牛の役なので」と聞いていたので「牛の役?」って
頭の中が「?」で一杯になり、しまいには「牛の着ぐるみを着て出て来るような事だけはありませんように」
と願っていましたがそんな心配御無用でした。…ってそりゃそうだ。(^^ゞ
嫌疑が掛けられた被害者の次女。
父・姉・義母・その弟とのそれぞれの人間関係の間で押し潰されそうになるリッツィー・ボーデンを観ていたら
なんだかなんかわかるわぁって気持ちにもなり、息苦しさを感じずにはいられませんでした。
なのでむしろ嫌疑が掛かりながらも証拠不十分で不起訴になった事についてもっと知りたいと思いました。
この事件は当時世界中を震撼させた大事件だったようで、マザーグースの歌をはじめ、
小説や映画にもなっているという事なのでちょっと探してみようかなぁと思っています。
 
今年5月に始まる裁判員制度、幸い私にはなんの通知も来ていないのですが、
例えばこの農夫妻殺人事件のような事件で裁判員をやれと言われたら、と思うとオソロシイです。
しかも裁判の事、永遠に誰にも話してはいけないと言うし。
私にもし通知が来たら、まずその事をこの日記に書いてしまいそうなので
通知が来ない事を祈るばかりです。
 


Vol.3962009.01.13

長いお正月休みが明けたと思ったらすぐまた3連休という事で
すっかり曜日感覚まるでなしよの私です。^_^;
今朝の関東地方はこの冬一番の冷えこみだったそうですね。
これからしばらく冷えこみが続きそうですが体調管理は万全にしたいものです。
私は去年の暮れから「なんちゃって湯たんぽ」で暖かい就寝活動を実践(?)しています。
ここ数年エコロジーの観点からも見なおされつつあった湯たんぽ。
雑貨店などに行くと昔懐かしい金属製のあばら骨みたいなものから
動物のカバーに包まれたかわいいものまで沢山の湯たんぽが売られていて
欲しいなぁ〜ってずっと思っていたのです。
でも
?けっこう値が張る。
?私一人が温まるだけにしては大量のお湯を沸かさなくてはいけない。
などの理由から二の足を踏んでいました。
そんな中、先月の中頃久々に実家に帰った時。
母が子供の頃に家に泊りに来たお客さんが、夜になって「一升瓶にお湯を入れて欲しい」と言うので、
当時は「何するんだろう?」と思っていたけれどあれは湯たんぽ代わりだったんだね、
なーんていう話しを聞きまして、「コレだ!」とヒラメイタわけであります。
そうかそうか、熱いお湯が入れられて、こぼれないように栓が出切るものならなんでもいいわけだ。
早速帰って試してみることにしました。
用意したのは去年「ペットボトル削減」の為に買った飲料用ステンレスボトル。
これに熱湯を注いでバスタオルで巻いて布団の中に入れてみました。
…そしてその時はやってきました。(←松平アナか)
むははは〜。あったか〜い。(^0_0^)
でもまだその時はあったかいのは入れた個所だけ、という問題点があり
なるほどあの湯たんぽの平べったい形にはちゃんとした意味があったんだなぁなんて、
考えた人はエライなぁなんて妙に感心しました。
そこで思考を巡らせ、数日後にまたヒラメキの神様が降りてきてくれました。
?まずバスタオルでぐるぐるぐると最後まで巻く。
?布団の中央にセットする。
?ある程度の時間を置いて布団に入り、巻いていたバスタオルを広げてボトルは足元に置く。
そうすると背中全体も足先も夢のように暖かく、体を伸ばしたまま眠ることができるのです。
あ、そういえばこうやって寝るようになってから「朝起きた時に体が痛い」ということが
以前より少なくなった気もします。
使うお湯の量もわずか500mlで済むこの「なんちゃって湯たんぽ」
是非一度皆様もお試しください。ガッテンすること請合いです!
子供の頃から「なんでも欲しがってはいけない。あるもので工夫しなさい」と育ててくれ、
今回もヒントをくれた母に感謝!
ただ1つ、これだけ毎晩のように足蹴にしたボトルをまた飲料用として使う気になれるかどうか、
というのが目下の私の悩みの種です。(~_~;)


Vol.3952009.01.06

新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお付き合いお願い申し上げます。(^0_0^)
 
皆様は良いお正月をお過ごしになられましたでしょうか?
年末年始に新幹線のダイヤがめちゃくちゃに乱れたりしたようですが
運悪くそれにあたってしまった方々、ご苦労様でした。
私の方はと申しますと、31日に管理職の方々のお給仕による年越しそばを頂き、
いつもよりは少し早い時間に「良いお年を」と言って退勤して、
帰ったらまずトイレの掃除、布団カバーの取替え、そしてシャワーを浴びてご飯を食べて
テレビをザッピングしながら23:45にはNHKの「ゆく年くる年」でしんみりと除夜の鐘を聞き、
その後の新年初めてのニュースを経て「吉本芸人大集合」を眠さの限界まで見る、
というのが例年の慣わしなんですが。
毎年「ほらほら、今日は大晦日なんだから早く帰ろうよ。」と追い立ててくれていた主任が
昨年の秋に異動していなくなってしまった事もあって、今年は普段と変わらない時間まで残業してしまいました。
そんなわけで諸々を終えて「よっしゃ、ご飯だー!」と言いながら時計を見たら23時58分。
それまで「ガキの使い」のスペシャルを見ていたのを慌ててNHKに変えて、
どうにか除夜の鐘の突き始めには間に合ったものの、気分的に全然ノレず、
なんだかうっかりとした年越しとなってしまいました。(泣)
それでなんだかすっかり気分が削がれてしまい、毎年ナニゲに楽しんでいたさだまさしさんの番組も
今年は見ずにテレ東の吉本芸人の方へ直行し、その日は朝早起きだったのに結局4時まで見ていました。
元日は例年通り11時頃まで寝て、起きて真っ先に洗濯。しかも2回。
それが済んでからお雑煮の仕度。しかし今年はお雑煮用の三つ葉と鶏もも肉を年末に調達できなかったので、
鶏肉は冷凍してあったムネ肉を使い、三つ葉の替りにほうれん草という「なんちゃって雑煮」となってしまいました。
でも美味しかったから良しとしました。
午後はいつもならサッカーの天皇杯を見るところですが、
これまた年末に調達できなかった翌日から履く仕事用の靴を求めに、近所のイオンショップングセンターまで行きました。
いやぁなんでしょう。そんなに家にいるのがイヤなのか!っつーくらいの物凄い人出。
しかも靴屋さんがめちゃくちゃ混んでました。
めでたく廉価で新しいスニーカーをゲットして、まぁ一応食品コーナーなんかもひやかして帰り、
夕方は「笑点」。夕食は「ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート」を観ながら鍋をつつくのが定番です。
まぁそんなこんなのテレビ中心な元日をつつがなく終えて2日は出勤。
一昨日「良いお年を」と言って別れた職場のお仲間さん達ともう感激の御対面。(笑)
毎年の事ながら、ここのインターバル短すぎ!
でもまた笑顔で「今年もよろしく」と言って働ける職場があるという事だけでも感謝しなければいけません。
新年恒例、伝票の日付を間違えて書く儀式(爆)も確実に執り行い、その日もなんだかんだでいつもの時間。
でもどことなく新年の空気を感じながら過ごす、これが私のお正月です。
 
新年早々お知らせです。
松永麻里が1月14日から「劇」小劇場に出演します。
詳しくはトップページをごらんくださいませ。
http://www.kasugame.com/30'stop.html


Vol.3942008.12.30

なんとまたあれよあれよという間に時は経ち、今年最後の日記となりました。
さきほど毎年恒例のキンダースペースさんの忘年会から帰宅したところです。
今年もまた沢山御馳走になったりビンゴで景品を頂いたり、何より沢山の方々とお会いできて、
更に深水みゆきも参加した美しいコーラスの余興もあり、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
原田さん、瀬田さん、そしてキンダースペースの皆々様、ありがとうございました。
 
今年は3年ぶりに公演を行ない、素敵な方々との出会いがあり、また沢山の方々に御協力、御尽力頂きまして、
ご好評をいただきました事、改めて深く御礼申し上げます。
今また次の公演に向けて準備を始めている所ですが、何しろ先の読めないこの世の中で、
何をどう掴まえて掘り下げていったら私達の芝居にできるのか、まさに暗中模索と言った状況におります。
でも今日のような多くの方にお会いする場所で「この前の芝居良かったね」とか「いつも面白い視点で作っているね」などと
お声をかけていただくと、また頑張らなくっちゃ!という気持ちになれます。
諸々の事情から準備期間が長くかかってしまうサーティーズですので来年は公演を打つ事ができませんが、
土の中でもごもごと蠢いてはおりますので、どうぞまた来年もよろしくお付き合いくださいますようお願い申し上げます。
 
今年一年お世話になった皆様、この拙い日記にお付き合いくださった皆様、
心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
 


Vol.3932008.12.22

先週、先々週と休日を珍しく大掃除に費やしてなにやら妙にスッキリした気分でいた私でしたが、
先週末にがっくりとどん底気分を味わうハメになってしまいました。
柄にもなくはりきり過ぎたのがいけなかったのか腰にかつて無いほどの痛みが訪れました。
元々重量物を扱う仕事なので腰痛とは友達づきあいを続けています。
出勤時には湿布を2枚貼ってでかけるのが日常なので、
言ってみれば湿布代を稼ぐ為に働いているようなものなのですが…そりゃ言い過ぎ。
その日は朝ゴミを出してからカーテンを洗ったりリビングの物を色々ずらして掃除したり、
とまぁそこそこ頑張っていました。
午後になってあらかた片付いてきて、雑巾を洗いに行こうと立ち上がったら
なんとまっすぐ立つ事ができなくなってました。
いやぁビックラこきました。
その後少し休んでからよろよろとスーパーに買物に行って
大根だの白菜だのこれまた重いものを何点か買って歩いていたらだいぶ調子が戻って来ました。
まさに荒療治。
その翌日は起き上がるのがしんどかった割には起きたらまっすぐ立てました。
が、今度は逆に、立っている分には痛まないけれど屈んだりするのが不自由になっていました。
今はオトナシクしている分には問題はありませんが、出勤すると一日の終りにとても痛むという感じです。
急にひねったとかいうわけでもなくここまで腰が痛いなんて我ながらビックリです。
これは一年の疲れというよりも積年の恨みって気もします。
まぁどうにかだましだまし乗りきって行こうと思います。
 
先週心配していた『相棒』の薫ちゃんが、「殉職」ではなく「自己都合による退職」と言う事が今日わかりました。
良かった〜。
いやそもそも「卒業」って言ってたんだから死ぬこたぁないだろうとは思ってはいたんですけどね。
先々週の予告編が妙にそれっぽく作られてたのでうっかりノセられて要らぬ心配をしてしまったのでした。
はぁ良かった。
生きてさえいればまた登場するってこともアリですもんね。
次の予告に田畑智子さんが映っていたので、新しい相棒は女性という事のようです。
これは来年早々、元日の放送らしいので、あぁやっぱり早く来年になって欲しい私であります。


Vol.3922008.12.16

12月も半分過ぎました〜。
毎年恒例の「今年の漢字」も発表されました。
「変」…確かに。
私自身も今年はなんだか変です。
毎年この時期に大掃除をやろうなんて事は考えないようにしているのですが
今年は妙に掃除に対して前向きに取り組むことができています。
なんでしょうか。身辺整理?
なんて風に思うのは先週の『相棒』の影響かも知れません。
寺脇康文さん演じる「薫ちゃん」が水谷豊さん演じる「右京さん」に
「最近の君はなにやら様子が変わりましたねぇ。机の上も片付いています。良い事ですねぇ。」
と言われるシーンから始まって、途中ではいつも薫ちゃんが飲むコーヒーの在庫が切れてしまうのですが、
それがどうやら薫ちゃんが来週殉職してしまう事の伏線らしいのです。
このシーズンが始まる前から「寺脇さんは今期一杯で卒業」と発表されていたので
まぁそのつもりではいたのですが、まさか殉職とは考えていなかったのでめちゃくちゃショックです。
…ってまだ予告を見て薫ちゃん死んじゃうのかな、と思っただけなのでまだ確定はしてないんですけど。
わーん。薫ちゃん死んじゃいやだよ〜(>_<)
それと気になるのは薫ちゃんが「卒業」というのだからドラマ自体はまだまだ続くって考えてていいのか、って事です。
薫ちゃんに勝る「相棒」が現れるっていうのもちょっとサミシイ気もしつつ、でも終っちゃうのはもっとイヤなのです。
…どんだけドラマに入れ込んでるんだっつー話しなんですが。(^_^;)
実は今回のシーズン7のビデオをまだほとんど見ないでとっといているのです。
年が明けて、少し時間ができたらゆっくり見ようと思っています。
ああ、やっぱり早く年が明けて欲しいです。


Vol.3912008.12.08

12月に入って一週間が経ちました。
あほみたいにあっという間です。
今月中にやらなければいけない事が山とあるのに、段取りをつけるための頭の整理すらできていません。
あーもうメンドクサイ。早く来年になっちゃえばいいのに。…って先週も言いましたっけ。(-_-;)
 
ようやくクリスマスケーキなどの話が真実味を帯びた時期になってまいりまして、
百貨店などでも各店の自慢の逸品(?)ばかりを集めた冊子を店頭で配布しています。
こういうの見るの大好きでして。
クリスマスケーキを予約すると言うことは絶対にありえない我家なのですが、
でも見るだけならタダですもんね〜。
「わー、これすご〜い」「え〜、これでこんなに(値段)すんのぉ?」「やっぱなチョコより生クリームの方がいいなぁ」
などと、ひとりで頭の中をケーキでいっぱいにしてうほうほするのがこの時期のお楽しみ。
…む、むなしい。
そんなむなしさを伴うちっさなお楽しみでどうやら自分を奮い立たせて歯を食いしばる毎日です。
なんちゃって〜。
そんな事よりそろそろ暖房器具を出さないとな。


Vol.3902008.12.02

あわわわ〜。ついに今年も残す所1月となりました。(@_@)
なんだかんだとシンドイので、もうどうせなら明日にでも来年になってくれればいいのに、
なーんてまたステバチな気分になってしまう私です。(;_;)
今月は大晦日に会社で年越しそばを食べて、残った分を貰って帰るのを楽しみにして頑張ります。
…ショボスギ。
 
先週のレディースデーにジョージ・クルーニー監督・主演の『かけひきは恋のはじまり』を観ました。
1920年代のアメリカにプロフットボール界の黎明期に活躍した選手をモデルした作品で
ジョージが長年温めていた企画がようやく実現した、ということらしいです。
前作『グッドナイト&グッドラック』では作品の時代背景にぴったりマッチしたモノクロで仕上げられていましたが、
今回は全編がセピア色で、オープニングから「古き良きアメリカ映画」って感じがプンプンとしてて
これまたぐぐっと惹き込まれました。
相手役のレニー・ゼルウィガーは好きな女優さんですが、今回の役どころとしてはいまいちイメージじゃなかったかな、
という気もしました。
そもそも配給会社はこの作品をジョージとレニーの恋の物語として売ろうとしているのが気に入らないです。
これはそんな恋とかなんとか個人的な感情の物語なんかじゃないと断言します。
原題を知りたいと思って公式HPを探しましたがちっとも見つかりませんでした。
探し方が下手なだけだったらお恥ずかしいですが。
とても良い作品だっただけに、終ってからチラシを見てガッカリしてしまいました。
きっと私のこういう感覚って、永遠に配給会社の人とはわかりあえないんだろうなぁなんて、
まぁそんな大袈裟な話でもないんですけども。
あ、でもジョージはカッコイイし、ジョン・クラシンスキーという若い俳優さんも魅力的で
とても良い作品ですので、機会がありましたら是非ご覧くださいませ。
 


Vol.3892008.11.26

先週ひいた風邪が、わりとあっさりと治りました。
一回ひくとずるずると2ヶ月くらい治らなかったりする事が多い私には極めて珍しく嬉しい事です。
「早目のパ○ロン」が効いたのか、マスク作戦がよかったのか。
今度ひいてもまたこの調子で撃退できたらいいなぁと思います。
マスクと言えば、私は耳が痛くなるのがイヤなので「超立体」モノを愛用しております。
毎年30枚とか50枚とかのお徳用の大容量のものを買っているのですが、
今年はまだシーズン前なのかドラッグストアを何軒か回っても売っていませんでした。
ちょっと聞いた話では今年は鳥インフルエンザが猛威を振るうらしく、それ様の高性能マスクがとても売れているらしいです。
コワイですね〜。
お徳用マスクは会社の医薬品頒布で60枚440円というのを頼みました。
早く届きますように。
 
先日仕事で外出する事になり、せっかくだから楽しもうと言う事で一緒に出かける同僚と
数日前から「何食べる?」なんて盛りあがり、ぐるなびで検索したりしていました。
候補を三店舗に絞ってあとは当日の気分で、という事で選んだ店に行ってみた所、
随分前に引っ越して以来場所がわからなくなっていた映画館、ユーロスペースの1階でした。
わぁ!ここだったんだ!ってとても嬉しくなりました。
そこはランチビュッフェのお店で、サラダ・お肉料理・パスタ・カレー・スープ・デザート・ドリンクバーで1時間で1000円。
パッと店内を見ると男性客が多く、なにやら期待できる感じ。
お店のスタッフはコギレイな若いお兄さんばかりで、味はしっかりばっちり美味しくて、ナイスでした。
同僚と二人てんこ盛りで2回転。更にカレーとデザートをほぼ無口のままみっちり頂きました。
男性客が多いと一回に取る量が多いのでがんがん料理が回転していつでもできたてが食べられていいなぁと知りました。
しかし1回に取る量が多くても、なんだかんだ言って結局食べる量は押しなべて女性の方が多いような気もしました。
何度も取りに行ったりするのがメンドクサイのでしょうか?
そのお店はテイクアウトもやっていて、かな〜り大きな容器に詰め放題で700円だそうです。
「うちの会社の近くにもあるといいのにね〜」って同僚としみじみしました。
それにしてもビュッフェは楽しいですね〜。
なんなら毎日ビュッフェ通いしたいくらいです。
ここ数年、本気で「美味しいものが食べられる仕事がしたい」って思うようになりました。
食べ過ぎて太っても体壊してもいいから毎日美味しいものが食べたい。
…ってどこか悪いのでしょうか(^_^;)
あとは毎日温泉に浸かりたいとか、毎日レディースデーだったらいいのに、とかそんな欲望ばかり募らせる私です。
 


Vol.3882008.11.18

ずーん。急に寒くなったせいか、風邪をひいてしまいました。
仕事中、急にハナがしゅるっとしてきたなぁと思っている内に声が枯れて、
「こりゃ風邪か?ヤバイぞ」というので帰って風邪薬を飲んで暖かいパジャマを着て寝ました。
翌日は一日両肩から下がどろ〜んと重く、ややおとなしくして過ごし、
翌日からマスクをして出勤したのがよかったらしく、咳がやや出るものの大事には至らずに済みました。
完治はしていませんが、まぁコレくらいの状態だったら別にいいか、という感じです。
何しろ風邪なんかひいてなくたって体中がダルイ事には変わりはないんですしね。(^_-)
そんなわけでマスクさまに感謝。
あ、そういえば風邪をひいてから肩と首筋の調子は良くなったようです。
風邪をひく予兆だったのかな。(@_@)
 
その風邪をひく前日レディースデーで『ブーリン家の姉妹』を観ました。
小・中・高と社会科が好きで成績も悪くはなかった私ですが、高2の「世界史」だけは満足の行く成績が取れませんでした。
ピンポイントで好きな個所、得意な個所があっても、大きな全体の流れを掴みきることができなかったのが原因だったと自分なりに反省しています。
色んな国の色んな事を一から順に、ならまだしも、「ここは試験範囲から外します」とかいって割愛されたり、
あっち行ったりこっち行ったりして、「どこの国?」「いつの時代?」がぐちゃぐちゃになってしまっても無理ないですよね。
なんちゃって。
そもそも「世界史」なんてひとくくりにしちゃう方が随分と乱暴な事だというのは大人になってから気付いたんですけども。
…って何の話でしたっけ。
そうそう『ブーリン家の姉妹』。これは1530年頃のイギリスの宮廷を舞台に、
どうしても権力に取り入りたい貴族やら、王様の愛を勝ち取りたい娘やらが繰り広げる物語。
これを観るとイギリス国教会が成立した理由や、後のエリザベス1世とスペインのフェリペ2世の因縁やらがわかります。
それとやっぱり人間は欲望の為に生きているんだなぁという事と。
これを観てから『エリザベス』『エリザベス・ゴールデンエイジ』を観るとまた一段と楽しめるのではないでしょうか?
やはり歴史は面白いです。
特にヨーロッパの歴史物は衣裳が素晴らしく楽しいです。
イマイチ歴史に興味がなくても、映像としてだけでも楽しめると思います。
是非ユナイテッドシネマ浦和で御覧ください。
…って劇場のまわしものではないのですが、いつ行っても空いてるので
愛用者としては最近やや危機感を感じているわけであります。
よけいなお世話ですみません。^_^;
 


Vol.3872008.11.10

ここのところ急激に寒くなったと思ったら立冬を過ぎていました。
早くも手袋を着用して通勤しています。
11月から手袋をするなんて、温暖化ですっかり体がなまってしまったのでしょうか。^_^;
明日も寒そうですねぇ。今天気図を見たらだいぶ等圧線が混み合っているようです。
 
数ヶ月前からなんとなくイヤな予感はしていたのですが、いよいよそれが実感に変わってきつつあります。
四十肩第2弾が左肩にやってきました。(>_<)
右肩の時の経験を活かして(?)たまに大きく肩を動かしたりしているせいか、
どうにかまだ本格的な痛みまでには至っておりませんが、やっかいなのは今回は肩だけじゃなく、
首筋や肘にも違和感がある事です。なので今回は「四十全部」と呼んでおります。
これからまたあの痛みの絶頂を迎えるかと思うとそれだけでめちゃくちゃブルーになります。
あぁ温泉に行きたい…。←魂の叫び。
 
先週はキンダースペースのワークユニット中間発表を観に行きました。
まずは夏の公演で表方をお手伝いいただいた清水拓也さんご主演の『動物園物語』。
男性二人の対話劇です。実は個人的な好みでいうとあまり得意ではないジャンルなのですが
左藤進さんと清水さんの真摯で熱いぶつかり合いが好印象でした。
続いて『宮城野』。西村紗保子さんの瑞々しい宮城野と森下高志さんの純情な矢太郎に、
かつてこの作品を観て感じた事のない爽やかさを感じました。
宮城野は若くてもいいんだな、と思いました。
2つの作品の間に「公園」から「女郎部屋」へと舞台の大掛かりな転換作業が行なわれたのですが、
これがとても興味深く、「特典映像」的なお得感がありました。(^_-)
若い方の舞台は観ている方も気が引き締まる思いがして、とても勉強になります。
このユニットの終了公演も楽しみにしています。
 


Vol.3862008.11.04

11月に入り、木枯らし1号も吹いちゃったりして、いよいよ冬が近づいて来ました。
…と言いながら「ジュウイチガツ?」ってピンと来てない感じもややありつつ書いております。
だって11月って言ったらもう今年も2ヶ月切ったって事ですよね。うひゃー。(@_@);
私の職場では11月に入るやいなやBGMがクリスマスソングになりまして、
同僚達とブーブー文句をたれている今日この頃です。
 
先月図書館で初めて借りた本がとても面白かったです。
青井夏海さんの『星降る楽園でおやすみ』『雲の上の青い空』を書棚からパッと手に取ったのは、
色のきれいな可愛らしい感じの装丁だったからだと思います。
初めての作家さんの本を借りるかどうかは2つの項目をチェックしてから決める事にしています。
たいてい巻末にある作家さんの略歴と物語の最初の数行を読んでみるのです。
略歴はまぁだいたいのバックボーンが判れば良いので取りたててどう言う場合ならどう、とかそう言うことはありません。
でもなんとここに「ミステリー界に新風を巻き起こす」という、とても読みたくなるような一行が書かれていました。
しかしどんなに世間で評判の良い作品でも文章のリズムが合わなければ読む気にすらならない天邪鬼な私。
早速最初のページを開いて書き出しの部分を数行読んでみました。
そしたらなんと2冊ともするするする〜と活字がどんどん脳だか心だか判然としませんが
何しろ私の中に吸収されていくのを感じました。
「ジャケ買い」のような出会い(って、買ってもいないわけですが)で、こんなに「面白そう」と思えるなんてとても珍しいです。
『星降る楽園でおやすみ』は、女性スタッフのみの無認可保育園に2人組の強盗が押入り身代金を要求して立て篭もる事件を
経営者が解決する、というお話で、登場する人々のそれぞれの事情・心理状態などが丁寧に描かれています。
『雲の上の青い空』は元探偵の中年配送ドライバーが、身近で起きる事件を解決する短編集で、
どことなく味わいが樋口有介さんに似た感じで心地よかったです。
気に入ると根こそぎ読みたくなる私ですので、また図書館で検索してあるだけ借りて読みたいと思っています。
…売上に貢献しない私のようなのはきっとちっともありがたくないファンですね。(^_^;)


Vol.3852008.10.27

今日夜のニュースで都心でヒョウが降ったと言うのを聞いてオドロキました。
新宿の映像だったらしく、ヒョウがネオンに照らされて赤く光っていて
赤いヒョウが降ったのかと思ってしまったのでした。(^_^;)
ヒョウってこんな時期に降るものでしたっけ?
いやもう温暖化が始まって久しいのでそんな今までの常識は通用しないんでしょうけども。
でもまぁ上空の気温が低いってことでなんとなくホッとしちゃったりして。
 
連日「株価の下落」が話題になってますが。
去年だったか、当時幹事長だった麻生さんが私の地元駅に遊説に来た際
「自民党が政権をとっていれば株価は上がるんです」なーんて豪語していましたっけ。
単なる巡り合わせだとは思いますが、その麻生さんが首相になった途端にこの大暴落。
なんとも皮肉なことです。
 
先日、今年になって出来た図書館に行ってみました。
家から4キロ程離れた場所なのでお散歩気分で。
ここ数年で市内に新しい図書館が沢山できたのですが
それはさいたま市が政令指定都市になったからなのでしょうか?
なんだかよくわからないけど嬉しいことです。
通いなれてる図書館だと時期を置いて出かけて行ってもそう蔵書に変化があるわけでもなく、
読みたいなぁと思う本に出会えなくなってサミシイ思いで帰る事もしばしばですが、
新しい図書館は「新しい」というだけでもうウハウハです。
いつもの図書館とは棚割も蔵書も違ってとても新鮮でした。
普段は同じ作家のものばかり読んでしまう私ですが、
この日、初めて目にした3人の作家さんの本を4冊借りてホクホクで帰って来ました。
まだ棚にかなりの余裕があったのでこれからますます蔵書が増えていくんだろうなぁと
期待も膨らみます。
しょっちゅう行くには4キロはちょっと離れているのですが、
でもまた行ってもっとゆっくり色々探したいと思います。


Vol.3842008.10.21

ここのところ良いお天気が続いて、夜は月がきれいで、秋らしい良い感じですね。

今日も爽やかに温かい陽射しの中を歩きながら、「このお陽様の光りにとけてしまいた
い」と本気で思いました。
歩いているうちに光りに吸収されて空気中にシュワッと蒸発するように消えてしまえた

ら、なんだか幸せなような気がします。
後ろを歩いていた人はびっくりしちゃうでしょうけれど。
 
先週は映画を観に行きました。
今年に入って、映画を観るならココ!とばかりに利用しているユナイテッドシネマ浦和。
ここはいつでも空いているので超オススメです。
そこで久々に観た作品は『宮廷画家ゴヤは見た』
18世紀末から19世紀にかけての動乱のスペインを舞台に、宮廷画家に任命されるその

一方で、貧しい人々の暮らしを描き権力や社会を批判する絵画を世に送り出していたゴヤ
の肖像画のモデルとなった
神父と少女の運命を描いています。
神父・ロレンソを演じるハビエル・バルデムのものすごい存在感に圧倒されました。
さすが『ノーカントリー』でアカデミー賞助演男優賞を受賞しただけの事はあるなぁ、と

いっても
『ノーカントリー』を観ていない私でありますが。
彼が主演の夏に公開されていた『コレラの時代の愛』という作品も注目していたのですが
これも見逃してしまったのでそのうちチャンスがあれば…と思っています。
少女・イネスを演じたナタリー・ポートマンも初々しさの中に確実な存在感を感じてとて

も好印象でした。
来週公開の『ブーリン家の姉妹』では、スカーレット・ヨハンソンとの姉妹役と言う事で

今から楽しみです。
どうもこういう「中世ヨーロッパもの」に弱い私です。
この神父と少女の運命はまさに世の中の動乱と共にあります。
その世の中の出来事も、二人の運命も、じっとゴヤは見ていた、というお話でした。
となんとも荒削りな御紹介ですが、まだ公開されたばかりなので是非御覧になってくださ

いませ。
そして気になる邦題ですが、原題の『GOYA’S GHOSTS』から考えると妙に市

原悦子的に改題してしまっているような気もしつつ、内容的にはまぁその通りかな、とい
う感じなのであまり文句はつけない事にします。(^_^;)
この秋は面白そうな映画がちょこちょこあるのでとても楽しみです。
 


Vol.3832008.10.14

絶好の行楽日和となった3連休も終り、やれやれ、と思ってカレンダーを見たら
今年はまだあと2回も3連休があるとわかってガックリの私です。
 
10月7日、大塚萬スタジオにて、みゆきちゃん出演のゆいカンパニー公演『金糸雀に習うて』を観ました。
これは大石順教さんの著書『無手の法悦』を基にした作品で、「大石順教尼没後40年追悼公演」と銘打たれていました。
幼い頃から踊りの才能を見出されるもののわずか17歳で義父によって両腕を切り落とされるという奇禍に遭いながらも、
強い心で生き抜いた女性の一生を描いた作品でした。
両腕を失って不自由な上に周りからは好奇の目で見られ、それだけでも辛いと思うのに
いくつもの困難を乗り越えて勉学に勤しみ、やがて障害者の為の活動をするという想像を絶するたくましさ。。
五体満足でありながら文句ばかり言っている自分が恥ずかしい限りです。
大石さんの生涯が重く重く胸に響きました。
一家の主によって6人が斬られたその事件は「堀江事件」と呼ばれて、当時は大騒動になったそうですが、
詳しく知りたくてネットで検索したらヒットしたのはほとんどが「ライブドア事件」の方でした。(;_;)
『無手の法悦』を探して読んでみようと思います。
 


Vol.3822008.10.07

今日玄関を開けたら急に金木犀の香りが漂って来ました。

毎年の事ですがこの匂いをかぐと秋が来たなぁ〜と実感します。

しかし金木犀という木は、どこにどれくらいあるのかわからなくても

確実にその香りは遠くまで届くからオドロキです。

奥ゆかしいのか自己主張が激しいのか、判断に迷う所です。(^_^;)

 

平成20年度も下期に入り、我社でも恒例の人事異動がありました。

スパンの要の社員が異動してしまい、かなりテンテコマイ的状況になっております。

毎年10月の頭には私の担当部署で一年で一番の大きなプロジェクトがあり

先月からずっとその事で頭を悩ませておりましたがそれもどうにか無事に終了する事ができました。

しかし佐野元春さんも歌うように「終りは始まり」なので、これから年末へ向かってのキビシイ日々

の始まりです。(>_<)

毎日が数字との闘い、毎日が手直しの連続で、頭も体も痛い日々が続きますが

こればっかりはメシの種ですので逃げ様がありません。

社会不安や雇用状況の悪化で苦しんでいる人が多い中、多少労働条件が悪いとは言え、

仲間と苦しみを分ち合いながら働ける事に感謝しなければいけません。

今年もあと3ヶ月、頑張りマ〜ス。

 


Vol.3812008.09.30

ここのところ急に寒くなりました。

裏起毛のパーカーが丁度よい季節…ってまだ9月なのに。(@_@)

急に手荒れも気になるようになって、慌ててハンドクリームを探す有様。

手荒れといえば昔は手の甲は荒れても手のひらまでは、という感じだったのですが、

40歳を過ぎてからまず手のひらからカサカサになるようになりました。

こうしてどんどんカサカサのシワシワになっていくんですねぇ。

ただでさえ整形外科のセンセイに「あなたの歳とは思えない程老化している」と言われ

た私。

体中に潤いを与えなければ〜。

 

9月24日、劇団キンダースぺース「短編演劇アンソロジー伍 小泉八雲篇」を観に行

きました。

小泉八雲の短編小説と、小泉八雲、というかラフカディオ・ハーンの人生とをリンク

させたとても面白い作品でした。

今回脚本を担当された畝本奈美さんは、執筆にあたって、八雲の影を追って島根県松

江市に旅をされたそうです。きっと松江で沢山良い風に吹かれて、色んなエッセンス

を吸収して帰って来られたのだと思います。

職場に松江出身の同僚がいて、実家に帰る度に「ヘルン先生」という小泉八雲にちなん

だお菓子を買って来てくれます。松江に長く住み着いていたのかと思っていたら、お

墓は雑司が谷にあるというのを今回初めて知りました。

いつ何を観ても「読んでなかったから読みたい」と必ず思う私ですが、今回も中学の英

語の教科書で「MUJINA」を読んだくらい、話としては知っていても小泉八雲の作

品としては読んではいないので、やはり今回も読まなくては!と思うのであります。

しかし正直な所、なかなかそうも行かなくて、やまたのおろちのように沢山の頭と、

千手観音のように沢山の手があればもっと色々できるのになぁ、なんて、んなわけな

いじゃん的な願望を持たずにはいられない今日この頃です。

『ea‐生命−』で「ベテラン妊婦」を素敵な持ち味で演じてくださった深町麻子さん

が、今回もまた良い味を出していらしたのを嬉しく拝見しました。(^0_0^)


Vol.3802008.09.23

長い事台湾あたりに停滞していた台風13号もようやく通り抜け、朝晩はすっかり涼しくなりました。
そんな中、いまだに女子マラソン選手のようなスタイル(ランニング+短パン)に
タオルケット1枚掛けて寝ている私、風邪をひいてしまう前に、
そろそろせめて半袖シャツくらいにしとかないといけませんね。
 
自民党の新総裁が決まり、事故米問題で農水大臣が辞任し、大麻で解雇になった兄弟は徹底抗戦の構え、
とまぁ相変わらずのニュースが続く中、ここの所また小さな子供さんが殺害されるニュースが続きました。
福岡の事件は母親が逮捕されて、本当に残念というか、納得のしようがないというか、
なんともやりきれない気持ちになりました。
せっかく授かって生まれてきた命なのになぁというのが正直な気持ちです。
そういえばちょっと前にも、数年間にわたって出産と子殺しを繰り返していた女性が逮捕されるという事件もありました。
『ea−生命−』を製作するにあたって、不妊治療や代理出産について数々の資料を読みました。
そこには本当に切実に子供が欲しいと願う人々がいて、子供を授かる為ならどんな事でも…という人も大勢いて、
それなのに片方では生まれてきた命が母によって奪われる事件が頻繁に起きているという、
そのアンバランスさをどうにかする事はできないんだろうか、と考えざるをえません。
 
 
9月18日、紀伊國屋サザンシアターに青年劇場の『薮の中から龍之介』を観に行きました。
篠原久美子さんが書き下ろし、原田一樹さんが演出の、タイトル通り芥川龍之介について描かれた作品です。
芥川龍之介が死んだ、そこに彼の作品の中から11人が集り出て、芥川の世界観について、
芥川の死について検証するというお話。
お恥ずかしながら芥川の作品をきちんと読んだ事のない私でも十分に楽しめる面白い作品でした。
青年劇場から届いたご案内には、「芥川龍之介の生きた時代と今現在とでは
社会的格差、戦争の影、膨大な自殺者、アジアとの関係、労働問題等、抱えている問題が同じなので
今こそ芥川龍之介を読み返す時だ」というような事が書いてありました。
そういえば今若者の間で小林多喜二の『蟹工船』が流行っていて、その読者である若者達は
『蟹工船』の労働者達に自分達の姿を投影しているという話を聞きました。
まったく日本はどうなってしまうのかと漠然とした不安が解消される日が来ることを祈るばかりです。


Vol.3792008.09.16

まだまだ暑い日が続きつつ、朝晩はだいぶ過ごし易くなり、日も随分短くなってきました。
そりゃそうか、もう9月も半ばを過ぎたのですね。
先週から今週の1週間、異様に早く過ぎた感じがします。
…ってしょっちゅうそんな事ばっかり言ってるんですが、なんでしょう、先週から連日ニュースの
柱が「自民党総裁選」「事故米」「大相撲大麻問題」の3本に固定されてしまっているからでしょ

うか?
いや?ニュースが次から次へとくるくる変わる方が早く感じるような気も?
うーん。(@_@)
どうせなら1足飛びに今年も終了してもらったらどんなに楽か、などとも思いつつ。
さて「リーマンブラザース破綻」のニュースで開けた今週はどんな1週間になります事やら。
 
9月12日、お江戸日本橋亭に『ええ語ろ会』を聴きに行きました。
これは薩摩琵琶奏者の古澤史水さん主催の会で、古澤さんの故郷・宮崎の言葉で
「さぁ、語り合おうじゃないか」の意味の「ええ、語ろうかい」をもじって名付けられたそうです。
古澤史水さんの薩摩琵琶/玉川奈々福さんの浪曲/神田阿久鯉さんの講談/新内幸照さん、新内勝

志壽さん、新内照吉さんの新内と、色々な伝統話芸を一度に聴く事ができました。
薩摩琵琶と新内は初めて、浪曲は国本武春さん、講談は神田山陽さんをそれぞれ2回ずつ聴いた事

があるくらいで、しかもどちらも新作だったので、古典の浪曲・講談も初めてでした。
そんなわけで私にとって初めてづくしのこの会、それぞれの皆さんたっぷりと聴かせてくださっ

て、とても充実した楽しい会でした。
玉川さんの浪曲の演目・『茶碗屋敷』はそのタイトルからもしや…と思ったら、やはり落語の『井

戸の茶碗』と同様のお話でした。
舞台は現在でいうと港区高輪2丁目、魚藍坂あたり。登場するのは屑屋さんと浪人、そして細川公

の家来。キーワードは仏像と茶碗。
大筋で同じ展開だったが為に余計オチはどうなるんだろう、という事が気になって仕方ありません

でした。(^_^;)
これまで伝統芸能と言えば落語と狂言ばかりだった私ですが、これを機会にもっともっと色んなも

のを観て、聴いて、勉強したいなぁと思いました。
「新内幸照」のお名前で『明烏夢泡雪(下)』を凛々しくしなやかに語っていらした蓬莱照子さん

がとってもとっても素敵でした。(^0_0^)


Vol.3782008.09.08

相変わらず蒸し暑い日が続いていますが、ほんの少〜しずつながら秋の気配を感じるような気もする今日この頃。
テレビでは連日自民党総裁選挙の話題ばかりで勘弁してくれ〜って感じです。
そうこう言っているうちにいつのまにか民主党の代表選挙は無投票で終了してるしなんだかなぁ。
まぁどっちにしても私には投票する権利はないのですが。
それと双璧で報道される「大相撲大麻問題」にはオドロキました。
ロシアから来日して慣れない国で頑張ってきたんだろうに、どうしてこんな事しちゃったのかしらねぇ〜、と思いつつ、なんとなく意外でもないような気もする、というのが正直な感想です。
そしてもう一つちょっと気になっているニュースが「事故米問題」。
何らかの毒物に汚染した米が食用に転売されているっていうんですが、
我家はめちゃくちゃ安いお米を買って食べているので思わずドキっとしてしまいました。
心配になったので家人に「うちで買ってるような安いお米ってこういうのだったりして?」と聞いてみたら「そんな事はないだろう。食用と言ってもそのまま米として出荷はしてないはず」と言われて安心しましたが、そのお米を使った米菓は流通している恐れはある訳で…。
いやぁもうなんでもありな世の中なんですよね。ホントにね。(>_<)
 
先週、久々に映画館に行きました。
ずっとケーブルテレビで見ていて大好きだったテレビドラマ『SEX AND THE CITY』が映画化されてついに公開となったのです。
『SATC』はニューヨークで暮らす30代の独身女性4人(コラムニストのキャリー・広告会社経営のサマンサ・弁護士のミランダ・画商のシャーロット)が主人公で、都市で暮らす現代女性の等身大の姿を描いているという点がサーティーズと共通しています。というか「NY版サーティーズ」と言っても間違いない作品です。というのは言い過ぎ?(^_^;)
今年になって久々に見た第1回放送分の頭ではキャリーがゲイのカップルに「ねぇ、代理母になってくれない?」って言われてるシーンがあったりして、うわ!となりました。
ゲイやレズビアンの話題が当然の如く登場したり、街角でナンパ風に代理母を依頼したりしちゃうあたりが流石ニューニョーカーって感じなんですが、これが10年前に放送されたものだと考えると更にその思いは強くなります。
そんなわけで10年前に30代だったキャリー達なので、映画では40代になっています。
このあたりも私達と同じです。(^_-)
10年の間に「結婚→離婚→再婚→不妊→養子縁組」とか、「裕福な中年男性と次々と良い関係になり仕事も恋も波乱万丈→年下イケメン俳優と出会う→ガンを克服→イケメン俳優をハリウッドに売込み、ラブラブ西海岸暮らし」とか、「格下の彼氏の子供を妊娠→シングルマザーで頑張るもやはり結婚→でもやっぱりモメて別居」とかいうアグレッシブな人達ばかり登場して、私はこのドラマを見る度に、30代を独身で過ごさなかった事が悔やまれた、というか、その勇気がなかった自分を情けなく思ったもんでした。
スクリーンで40代のキャリーがアップで映し出された時「わ〜、老けたわぁ」というのが正直な感想でした。その後出て来る人達みんな10年の歳月を感じさせる老け方をしていましたが、それがまた等身大ドラマの醍醐味でもあるかもしれません。
すったもんだの挙句、最後は4人らしく華やかな食事でサマンサの50歳のバースデーを祝うシーンで終ります。
それを見ながら、数年後に控えた春日亀さんの50歳の誕生日はやはり豪華にお祝いしないといけないわね〜、と思った私でした。


Vol.3772008.09.02

連日の雷雨で毎晩びしょ濡れになって帰るという日が続き、
かと言って思い切った洗濯も出来ずに要らぬストレスを感じる今日この頃です。
大雨はさておきすっかり涼しくなってやれやれ、と思っていたのに
9月に入った途端にまた蒸し暑さがぶり返してツラかったですねぇ。
 
今日は公演が終了してから初めてのミーティングでした。
…ってもう千秋楽から1ヶ月経とうとしてるっつーに。皆の都合つかなさ過ぎですよね。(~_~メ)
毎回ミーティングの日程調整には苦労をする私達であります。
まぁそんな中、ダラダラと四方山話をして家に帰るコールを入れた所、
家人のテンションが何やらオカシイので良く聞いてみると
福田首相が突然辞任を発表したとの事。
…あらまー。なんでしょ。二代続けてですかぁ?
なんて呆れるやら笑っちゃうやらしてて思い出しましたが、
先代首相の安倍さんが突然辞任を表明した日もミーティングでした。
あの時は会見が昼過ぎだったので丁度始まるのを待ち構えて全部見届けてから家を出たので
集合時間に遅れてしまったのでした。
あれはいつの事だったっけか?と思ったら去年の9月12日らしいです。
え?一年経ってないの?
まぁ結局そんな風に辞めた人の後だもん、貧乏籤だったんだもん、って事もあるのかも知れませんが
それにしたって「毎年9月は突然辞任月間です」みたいなの勘弁して欲しいですよね。
だいたい、思うようにいかないからって「すいません、あたしじゃ無理なんで次の人頑張ってください」って放り出すくらいなら
端から立候補するな!と言いたいですわな。
まぁ本人の意思だけでは勿論ないのでしょうが、こんな事が続くようじゃ自民党だって更にイメージダウンですよね。
この次誰が出て来たって選挙には勝てそうにない気が…。
次は麻生さんになるのか、誰になるのかわかりませんが、どうせだったらまた来年9月に突然辞任しちゃうような洒落のわかる人だったら面白いと思うのは…私が不謹慎な人間だからでしょう。(~_~;)
結局また諸々の問題は先送りされて、農水大臣の事務所費問題も消えちゃうんでしょうかね。
そうだそういえば、事務所費問題ってなんで農水大臣ばっかりなんでしょうか。
政治の世界はホントわからない事だらけですね〜。
…今週の日記は何か他に書きたい事があったはずだったのに、
福田さんのお蔭で全部吹っ飛んでしましました〜。なんて他人のせいにしちゃったりして。(^_^;)


Vol.3762008.08.27

もうはや秋雨前線でしょうか?
すっかり涼しくなっちゃって、めっきり秋の気配です。
オリンピックも終了してなんだか夏休み気分もどこへやら?という感じの今日この頃。
私もようやく公演の残務処理に目途がつき、これで本当に終った感を味わう事ができそうです。
どこか遠くに旅行がしたいなぁ〜、と思いつつ、会社の夏休みは公演で使ってしまったので
しばらく旅行にも行けそうにありません。
せめて近所の天然温泉にでも…と思っていた矢先に火傷事件が起きてしばらくお預けになっていましたが、
最近ようやく治って来たので、今週から始まる我社の一代イベントが終了した暁にはたっぷり浸かって来たいと思います。
…あと一週間ちょっとの辛抱です。ガンバレあたし。(~o~)
 
8月21日。激しい雷雨の中、成城学園にあるハワイアンダイニング『KAHARA』にてハワイアンライブを楽しんできました。
今回の公演で大変お世話になった高橋なづきさんが毎月このお店でWELINA(ヴェリナ)というユニットで演奏されていて、
この日は振付でお世話になった中西夕子先生がフラを踊るという、夢のコラボライブとなったのでした。
6月にも1度このお店に伺ってライブを拝見したのですが、その時はまだ台本も上がってなくて稽古も始まっていない状況で、
初めて間近で演奏されるハワイアンにただぼ〜っと聴き入っていただけでしたが、
この日はあれから2ヶ月の間にあった色々な事を噛締めながら、なづきさんの歌、夕子先生のフラを存分に味わいました。
以前戸塚の教室にお伺いした時にも感じたのですが、夕子先生のフラはとても可愛らしくて、
今まで私がフラに対して漠然と抱いていたイメージが大きく覆されました。
衣裳にも色々なパターンがあるというのも本等で見て知ってはいましたが、実際に曲に合わせて衣裳替えをされているのを見ると全部ステキで、みんなでわーわー言いながら楽しませていただきました。
今回の作品でフラを取り入れた事で、またこうして今まで知らなかった世界に触れる事ができて本当に幸せに思います。
なづきさん、夕子先生のステキなパフォーマンスもこれからももっと拝見したいと思っています。


Vol.3752008.08.18

夏もだいぶ終りに近づいてきているのか随分過ごし易くなりました。
私の場合は千秋楽と共に今年の夏は燃え尽きた訳なのですが。
北京では連日熱い闘いが繰り広げられておりまして、
なんだかんだ言って結局オリンピック放送を見てしまう私です。
選手の皆さんが人生を賭けて熱い汗を流している裏側で
オリンピックビジネスで一儲け企む人たちが蠢いてウホウホ言っているかと思うと
なんかスッキリしないのですが。…って憶測だけで言っててすいません。
試合後のインタビューを見ていると
「そういう事今聞くか?」っていうののオンパレードでイヤになりますね。
「国民の期待」とか「国の威信を賭けて」とかそういうのは勘弁してあげて欲しいです。
そもそも国別に対抗する事にコワイものを感じてしまうのは私だけでしょうか。
色んな感情がエスカレートしてつまらない事にならないといいなと思うのは
心配し過ぎ?
しかし前回大会からの4年のこのあっという間さ加減と言ったら一体どうしたもんでしょうか。
女子レスリングの4人の選手が全員前回と同じメダルを獲得したという偉業に感動すると共に
この4年間というものに改めて思いを致す訳であります。
本当にオリンピック選手って凄いですねぇ〜。って、小学生の感想か!って。(~_~メ)
 
先週「公演の終わった感」を少し感じた私でしたが、少し気が抜けて疲れが出たのか
家の中の段差でコケて、運ぼうとしていたお盆を全部ひっくり返し、
お味噌汁が右手にかかって火傷を負ってしまいました。
頭も壁にぶつけてしまい、痛いやら焦るやらで夜中にギャーギャー泣き叫んで家人を怒らせる大惨事。
痛みは翌朝にはなくなっていましたが、人生初めてじゃないかというほどの大きな水脹れが出来て
とてもショックでした。
一週間経ってようやくあてるガーゼの量も減ってはきましたが、
完治にはもうしばらくかかりそうで、なにしろバカな自分が情けないったら。
しかし火傷のショックで膝の痛みが緩和するというありがたい副作用も起きており、
悲喜交々というかなんというか。
そんなわけで頭の中もイマイチすっきりしないままグダグダした日記を書いてしまいました。
…あ、でもそれは火傷が治っても一生治らないかも…ってそりゃ更に最悪…。とほほほほ。


Vol.3742008.08.12

立秋も過ぎて、なんとなく暑さのヤマ場は越えたような気のしないでもない今日この頃。
…とはいえまだまだ油断はなりません。
無事に公演を終えて一週間、まだ残務処理が諸々残っていながらも、
少しずつ「終った感」を実感しはじめています。
図書館へ行き、2年くらい前から読みたかった本を予約したり、
書類やチラシでごった返してた家の中を少し片付けたり、
久しぶりに9時過ぎまで寝たりもしました。
気が付いたら世間様はお盆などに突入しようとしていたのにはオドロキました。
いつの間に8月になってたんだ?っていうのが正直な所です。
 
北京オリンピックも長々とした開会式で華やかに幕を開け、
日本人メダリストもチラホラと出ているようですね。
ほとんど時差の無いお隣の国でやっているにしては競技時間が微妙に遅い気がするのですが、
アメリカでの放送時間を配慮していると言われてしまうと妙に納得しちゃっていやですね。
可愛そうなのは高校球児ですね。放送枠がいつもの半分なんじゃないでしょうか。
しかしオリンピックといい甲子園といい、暑い最中に皆頑張っててエライ!
それに比べてこの私。
涼しい職場で「ダルイ」だの「ネムイ」だの「オナカスイタ」だの言っているようでは
その内バチがあたるに違いありません。
オリンピックが終ったら私の職場は全社挙げてのお祭騒ぎになり、
私の部門はそのまま年末へと突き進む予定になっていますので、
とりあえず今の時期だけ、もう少しの間だけ、
ちょっとだらりとさせていただきたいなぁなどと甘えた事を思っている私です。(~_~メ)
 
 


Vol.3732008.08.04

お蔭様を持ちまして本日無事にThe30's第9回公演『ea-生命-』を終了いたしました。
連日沢山のお客様に御来場いただき、概ね好評の内に幕をおろす事ができました。
本当にありがとうございました。
 
今回の公演は構想期間が長かったこともあって、こうして無事に終了できたことの喜びを
事の外大きく感じます。
終演後、ロビーへと続く階段でお客様をお見送りする時に笑顔で「面白かったわよ」と
言ってくださるお客様が多かった事もとてもうれしい事でした。
 
毎回The30’sは色々な方とのご縁に恵まれてこうして活動を続けていられるわけですが、
今回も沢山の方々のご助力をいただきました。
本当にありがとうございました。
しばらく残務処理に追われますが、また少しずつ気持ちを切り替えて、
新しいテーマを探してアンテナを張りたいと思います。
 
皆様に心より御礼申し上げます。


Vol.3722008.07.28

どどーん!本日小屋入りいたしました。
実に5年ぶりの下北沢です。
ここ数年随分様子が変わっていたのは、たまに芝居やライブを観に下北沢を訪れる度に感じてはい
ましたが、
あ、あの八百屋さんがない!とか、あれれ、ダイエーがなくなってる!とか
具体的になくなってしまっていたりするやはりオドロキです。
でも変わって嬉しい事もありました。
以前みずほ銀行だった所が大きなスーパーになっていて、お弁当もかなり良い感じだったのです。
なので今日のスタッフさんのお弁当も概ね御好評をいただいたようです。
劇場からすぐの場所なので「あ、今からご飯か!」とはっと気付いてもパパっと走れば
そんなにお待たせする事もなくご用意できるのが何より嬉しい私です。
そしてこのスーパー、野菜が安いです。
今日はぶなしめじが1パック48円、グリーンカールとサニーレタスが98円、ししとう2パック
98円など、
世田谷なのに大宮よりも安いです。いいなぁ。下北沢に住みたいなぁ。
…ってなんのレポートだっつーの。(~_~;)
 
空の舞台に照明機材を吊って、大道具を立てこんで、どんどん舞台が出来て行く様子は本当に面白
いです。
なんだったらず〜っと見ていたいくらいです。
ビデオで仕込みを記録しておくのも面白そうですね。
たぶんそんな番組をやっていたらついつい最後まで見てしまうに違いありません。
最初は私達の頭の中だけにあった小さなものが、いつのまにか色々な方々を捲き込んでどんどん膨
らんで、
もうすぐ形になろうとしています。
特にサーティーズの芝居は構想を始めてから幕が上がるまでの期間が長いので(笑)、
この「もうすぐ形になるんだ」という感動が余計にじわじわと押し寄せてくるような気がします。
どんな風に形になるのかは、皆様どうぞ劇場に確認しにいらしてください。
全日まだまだお席に余裕がございます。
皆様の御来場を心からお待ち申し上げております。(^0_0^)


Vol.3712008.07.15

先週の土曜日の朝の通勤時間、なんだか通りを歩く人の様子がいつもと違うぞ?
なんか小さい子供連れがどことなくいそいそとした感じで同じ方向に向かって歩いていく
なぁ、と思っていたら、その終着地点を見て、全てにガテンが行きました。
そう、その日から世の中は夏休みに入ったのでした。
そしてそのいそいその子供達は皆、その日公開の映画『崖の上のポニョ』を見る為に
朝も早よから浮かれながら急ぎ足でお母さんの手を引っ張るようにして歩いていたのでし
た。うーん、夏休みかぁ…まぁ電車が空くから良しとしましょう。(~_~;)
 
わ!今すっごく大きな地震がありました。
つい先日も勤務中に随分長い事揺れていましたが、今のはあれよりも激しい感じでした。
我家はマンションの最上階なので殊更に揺れるのかも知れませんが、それにしても今のは
大きい地震でした。お茶がこぼれたらいやだなぁと思いましたが大丈夫でした。
っていうか、そんな小さい心配ならしない方がマシ、みたいな感じ?
あ、そういえば前回公演『OLIVE DRAB』の上演中に地震が発生した事がありました。
確か当時の日記にも書いたと思いますが、あの時の私の対応は全くもってなっていませんでした。
今回は上演中に何も起こりませんように。
…そうです。第9回公演『ea-生命-』の初日がいよいよ来週に迫って参りました。
今回、客演の方を6名お招きしての公演という事もあって、かつてないにぎやかな稽古場となって
おります。
そんな中、今日は高校で演劇部の指導をされている先生方が11名お集まりになり、3時間ほど稽
古をご見学、その後演出の原田さんや私達との質疑応答をされてお帰りになりました。
集まった先生方はとても熱心に見学されて、中にはメモを取りながらの方もいらしたりして、
メンバー達もいつもとは違う緊張感を持って稽古に臨めたのではないかと思いました。
原田さんとの質疑応答の時間では、原田さんの稽古に対するお考えなどをお話いただいて、
私にもとても勉強になった楽しい時間でした。
私は高校時代は運動部でブイブイ言っていて(?)「高校の演劇部」とはまるで関わることもなく
過ごしてきましたが、今日の先生方はどのような御指導をされているのだろうか、と興味を持ちま
した。なにか機会があったら活動の様子を見に行ってみたいなぁと思いました。
明日の演劇人を育成する先生方にエールを送ります!
 
そんなわけで来週は初日直前の様子などを緊張感たっぷりにお届する予定です。(^_-)


Vol.3702008.07.15

梅雨前線がどこかに消えてしまったようで、梅雨明けもせぬうちから猛暑な感じの今日この頃…。
うぎゃーん。暑いーっ!
ほんとにもう日本は熱帯になってしまったような気分です。
そしたら被服費が安くあがっていいですね。暖房費もかからないし。
…でも代わりに冷房費がかかるんですね。食べ物は傷み易くなるから買い置きもできない

し…って、
そういう観点でしか物事を考えられないのか、と我ながらとほほ。
 
先週は2回稽古に行って折り込みも2回やって、後の4日は仕事でした。
…あれ?1週間て8日?ってそれじゃビートルズか五月みどりか、って感じですね。
折り込み→稽古という日が一日あったという事ですね。
もう過ぎた日のことはすっかり忘れてしまうシステムになりつつあります。
半月くらい前に麻里ちゃんからメールで買い物を頼まれていたのに、私は出先でそれを読
んでそのまままるっと忘れてしまっていました。なかなか会えないって事も手伝って一回

忘れたらもうそれきりです。
そんで、麻里ちゃんに「買ってきてくれた?」って言われて「なんだっけ?」
それから2回くらい「あれまだ?」と言われ続けております。麻里ちゃんごめん。
今度稽古行く時は必ず〜。
 
先日、沢山の荷物を持って稽古場に向かっている時、駅前で若い男のコがビラ配りをして

いました。
その時の私と言えば、畳んだダンボール2枚を入れた大きなビニール袋とその日一日分の

お茶とおにぎりを入れた布袋を右肩に。左肩には書類やらノートやらの詰まったトート
バッグ。左手には大きな紙袋を2枚重ねにして中に様々な事務用品やらを詰め込んだもの
を持ち、右手には日傘という、「学校帰りの罰ゲームか!」というような大荷物姿。
そんな私に向かって「お願いします」と男のコがビラを差し出したので思わず「取れると

思う?」と聞いてやっちゃいました。こういう事をなんの抵抗もなく言えちゃうように
なったらもうすっかりオバさんです。
そう言われた男のコ、一瞬怯んだように見えましたが、私も笑いながらのツッコミだった

ので無言ながら
「あは。そうですよね。えへ。」って顔をしていました。
その次の瞬間、昔テレビでぜんじろうさんがご自分の師匠・上岡龍太郎さんについて話し

ていたのを思い出しました。それはその日の私とほとんど同じ状況です。上岡さんが両手
に一杯の荷物を持って歩いていると、ビラ配りのコが「お願いします」とビラを差し出し
た。そこで上岡さんは一言。「状況判断をせえ!」
かっこいいですねぇ〜。
私もいつかそんな風にビシッと言えるように…なったらオシマイですかねぇ。(^_^;)
 


Vol.3692008.07.08

今年の七夕は珍しく雨が降りませんでしたね。(^^)
考えてみれば7月7日なんてまだまだ梅雨の最中でそうそう晴れる訳もなさそうなのに、
そんな時期に「晴れたら逢わせてあげるよ」なんて、ちょっとした意地悪?
小さい頃住んでいた北海道では七夕まつりは8月7日だったのと、
梅雨のない土地柄で大抵晴れていたので
毎年「今頃逢っているんだな。」なーんて、まだなーんにもわかってないチビのくせに
天に想いを馳せたりしたもんでした。
 
稽古が始まって一週間経ちました。
今回は都下の某所に1ヶ月間まるっと稽古場を借りているので
毎回大きな荷物を持って移動しなくてもよく、時間も自由に使えるのでとても快適です。
しかし、私の場合は職場からも自宅からもかなり遠くなってしまうので
仕事帰りに顔を出して用を足す、という事ができないのが悩みの種です。
ただでさえ作業をしていると別の事を思い出してはそっちに手をつけて、
どんどん頭がとっ散らかっていってしまったりしてしまうのに、
「今度稽古場に行く時にしなくちゃいけない事」とかいう括りで物事を考え出すと
これがまた更にとっ散らかりの原因になっちゃったりするわけです。とほほほ〜。
しかし今回の稽古場はにぎやかで楽しいですよ〜。
何しろ客演さんが6名というかつてない大所帯。
それにフラの稽古の時間もあるので癒されちゃう感じです。
前回の隊列や敬礼、銃の扱い方の稽古とは180度違う世界です。
この稽古場には4部屋あって、私たちの他に3団体の方達が利用されているのですが、
廊下で会うたびに清々しく挨拶をしあったり、隣の稽古場の音が聞こえたりするのが、
なんかこう「お互い頑張ろう!」的な連帯に感じられて、それがまた楽しくもあります。
あと20日、この稽古場でガッツリ稽古をして5年ぶりの下北沢へ出陣です。
 
 


Vol.3682008.07.02

どーん。7月に入りました〜。
今日から食料品や電気・ガスが一斉に値上げになったそうです。
お天気は爽やかでしたが、どんよりと暗い雲が立ち込めてきそうな月初になってしまい
ました。(+_+)
益々生活防衛大作戦に励んで参りたいと思います。
 
今月7日から開催される洞爺湖サミットの影響か、ここのところ池袋駅周辺に夥しい数

の警官がお立ち台に立ったり巡回したりして、警備の強化を図っているようです。
開催地は洞爺湖なのになんで池袋で…?と不思議です。
警官の姿を街中で沢山見かけると、何かあったんじゃないかととても不安になります。
防弾チョッキ着てたりすると尚更です。
警官が立っているのを見て「あのおまわりさん達は私達を守ってくださるんだわ」と安

心しても良さそうなのに、
なーんか不安になってしまうっていうのはどうなんでしょう?
いや別にヤマシイ事なんかないはずなんですけど…。(^_^;)
 
6月25日、劇団キンダースペースの短編演劇アンソロジー 志賀直哉篇 【一瞬の交

錯】を観に西川口のアトリエに伺いました。
今回はまた舞台の作りが斬新な感じになっていて、普段何もない状態を知っているだけ

に「ほほー」とか思いながらキョロキョロしちゃったりしました。
志賀直哉の作品は読んだ事がないのですが、『剃刀』と『正義派』は以前にモノドラマ

で聴いた事があった、
というのを始まってすぐに思い出しました。しかも『剃刀』は麻里ちゃんが演ったので

した。(^^ゞ
今回初めて聴いた『范の犯罪』は、冷静に考えたらものすごく恐ろしい事件です。
ナイフ投げの名人がお客さんの前でアシスタント役の妻の咽にナイフを投げつけて殺し

てしまうというのですから、もし本当にそんな事が起きたらマスコミは大騒ぎになる事
間違いなしです。
そういえば『剃刀』も名人の床屋さんがお客さんの咽を切ってしまうお話でした。
作者の中に何か咽に拘りたい理由があったのでしょうか。
すごく残忍な話でありながら耳を覆いたくなるというような事はなく、その動機やら状

況やらについてもっと知りたい、と前のめりになってしまいました。
御出演の皆さんがとても安定していて、とても良い舞台でした。
次回は9月に小泉八雲篇があるそうなので、それもまた楽しみです。
 
さて、いよいよ第9回公演「ea-生命-」のチケットが発売になりました。
今回は5年ぶりの下北沢「劇」小劇場での公演です。
下北沢もだいぶ街の様子が変わっているようですので、お散歩がてら(?)
是非御来場賜りますようお願い申し上げます。


Vol.3672008.06.25

ようやく梅雨らしい雨が続けて降ったりしてなんとなくホッとしながらも、
気温は高くないのに蒸し暑いせいで妙な薄着で過ごしてくしゃみが出て、相変わらず風
邪の治らない私です。
なんでしょうか。肺がゼイゼイして、咽もイガイガして、咳が止まらないのです。
もしかして最近また流行っているという結核か?と真剣に疑おうかと思った瞬間気がつ

きました。
結核ならハナは出ませんよね。(^_^;)
食欲だけは落ちずにガンガン食べていますのでまぁそのうちなんとかなるでしょう。
 
先日、湘南新宿ラインに乗って帰ろうとした時のこと。
仕事で都内をあちこち歩いて回り、普段はスニーカーが仕事靴なのにその日は革靴を履

いていて足先がかなり痛くなっていて、更に荷物がかなりの重さになっていた私。
1歩車内に入って4人掛けボックス席の1箇所が空いているのを目敏く見つけ、それ

〜!っとばかりに雪崩れ込もうとしたらちょこんと荷物が置いてありました。湘南新宿
ラインにはトイレがついているので「あぁなんだぁ、誰かトイレに行ってるのかぁ」と
思った時にその荷物の隣に座っていた男の子がなんだか申し訳なさそうな顔をしてこっ
ちを見ている気がしました。その顔を見て「ん?この子の荷物なのかな?」と思い直し
て、自分の荷物を網棚に載せてみました。前に立ってる人が網棚に載せるほどの荷物を
持ってるとなれば自分の荷物ばかり座席に置いておくわけにはいかないと思うのが人情
だろうと思ったので。^_^;
でもその子は相変わらずとほほな顔をしてこちらを見てるだけです。
どうもなんか変な感じがするなぁと思いつつふと足元を見ると、その荷物の前に座って

いる
女の子(その子はずっと隣の彼氏とおしゃべりをしていて車内の様子など気にも止めな

い様子でした)が、靴を脱いで、足元に寝かせた鞄の上に足を載せているのが目に入り
ました。うーん。どうもその様子からするとその座席の上の荷物はそのカップルちゃん
のものなんだな?と思ったら急に腹立たしくなってきました。
廻りに誰も立っていないような場合ならいざ知らず、その時はラッシュ時ほどの混雑で

はなかったにせよ、
1つのボックス席の前に必ず2人は立っている人がいるくらいの乗車率だったのです。
私の後ろの女性二人組もなにやらこそっと「荷物を置いてるなんて信じられないわね」

と言っている様子。
そうか荷物の隣の男の子はその状況を快く思ってはいないけれど、自分にはどうにもで

きないんだよぉという訴えのつもりであんな顔をしていたのか。と妙に納得してみ
ちゃったりしました。池袋に着いて、また人がどどっと乗ってきたら、流石にその二人
も何か感じるものがあるかも知れないと思ったのも束の間、池袋を過ぎても状況は変ら
ず、ただ私の足だけがどんどん痛くなっていくばかりでした。赤羽に着いてもカップル
ちゃん達の様子に変化が見られず、もうダメだ、マジで座りたい!と強く願った私は何
のエクスキューズもなしに女の子に向かって「この荷物は網棚に上げるわけにはいきま
せんか?」と声を掛けていました。カップルちゃんたちは一瞬ビクっとして慌てて荷物
を上げたり、足の下に敷いていた鞄を彼氏が膝に抱えたりしてちっちゃく纏まり始めま
した。
私と来たら荷物を片付けてもらうのももどかしいぐらいに席に座り、「ごめんなさい

ね、足が痛くなっちゃって。」なーんてオバさんらしい言い訳めいた事を言ってまし
た。胸のつかえが取れたのと、足が楽になったのと、ようやく本が読めるのとでウキウ
キと本を取りだし読み出した私でしたが、反対にカップルちゃんたちはしばらくじーっ
とおとなしく固まっていたようでした。そして10分後、カップルちゃんたちにまた少
し会話が出て来た頃大宮に到着。席を立つ際二人に向かって「どうもありがとう」と声
を掛けると二人はまたちょっと小さくなって「…すいませんでした」って謝りました。
おいおい、あたしゃ鬼婆か。
こうして私はオバさん街道をひた走って行くのでしょうか?
まぁそれはそれでそんなに悪くもない気がしたりしなかったり…。(~_~メ)


Vol.3662008.06.17

先週は私の「風邪日記」を無理矢理お届けしまして失礼しました。
お蔭様ですっかり良くなりました、と言いたいところですが、実は治っていません。
熱は1日出ただけで済みましたが、その後もなんだかんだ言ってハナと咳が続いており
ます。
私はいつも熱が出ないからずるずると長引くんだと思っていましたが、
今回そうでない事がはっきりとわかりました。(T_T)
一旦引いたらもうしばらくは治らないもんだと思うしかないようです。
といってもこれまでもずっとそれでやってきたんだから諦めはついております。
逆に死ぬまでこのスタイルは変らないんだという覚悟ができてよかったです。
まぁボチボチやって参ります。
 
6月14日(土)久々に芝居2本掛け持ちでみました。
まず1本目は松永麻里出演のオフィスSHIMAプロデュース公演『終りに見た街』。
山田太一氏原作の小説を舞台化したものです。
東京郊外に妻と二人の子供とごく一般的な生活を営んでいた会社員が
ある日急に昭和19年の戦時下に家ごとタイムスリップしてしまうというお話です。
実に恐ろしい話です。現代の人間に戦時中の暮らしなんて耐えられるでしょうか。
いや、あの当時の人達だって好き好んで耐えていたわけじゃないでしょう。
そうするしかなかったのだと思います。そんな二重の息苦しさがとても見事に表現され

ていました。
私は小学校で戦時中のことを学んだ時、自分はその時代の人間じゃなくて良かったと思

いました。
きっと色んな事に要らぬツッコミを入れて「非国民」として厳しく処分されてしまった

に違いないだろうと
子供ながらに感じたのです。
この芝居を観ていてその時に感じた恐ろしさが蘇りました。
戦争の時代の色んな事を忘れない為にも、こういう芝居はとても重要だと思いました。
 
そして2本目は現代劇センター真夏座 第114回公演『百三十二番地の貸家』『賢婦

人の一例』。
大好きな岸田國士の2本立てです。
『百三十二番地の貸家』は間取りも家賃も申し分ないのに何故か店子が居つかない・見

つからない大家さんのお話。『賢婦人の一例』は自分に思いを寄せる青年のお見合いを
セッティングする婦人のお話。
20代の頃、木山事務所の岸田國士シリーズを沢山観ました。
今回の2本もその頃にも観ていた作品でしたが、20年の歳月を経て観てみるとやはり

感じる部分が違って、その事がとても面白く感じました。
今回その木山事務所の内田龍磨さんが客演なさるというのでとても楽しみにしていまし

た。
最初の一声を聞いて、懐かしさで心の奥がふわ〜っとやわらかくなりました。
学生時代から大好きだった岸田國士の世界ですが、この歳になってもっともっと楽しめ

るような気がしました。また岸田作品を沢山観たいと思います。


Vol.3652008.06.12

先週の木曜日、仕事帰りの電車の中でなぜだか突然咽が痛くなり、なにやら風邪の予感
がしたのですかさず風邪薬を飲んで寝ました。
翌金曜日の朝も風邪薬を飲んで、いつもよりちょっと高級なのど飴(と言っても一袋

210円)を買っておとなしく過ごしました。

土曜日は午前中ちょっと咳が出てガラガラ声になっていました。前日飲んだ分で家の風
邪薬が無くなってしまった事もあって、昼休憩に庶務課の薬箱から咳止めのカプセルを
貰って飲みました。持ち帰りさえしなければ自由に飲んで良い薬箱なのです。
ところがこの咳止めがイケナカッタような気がします。あるいは私が容量を間違えたの

かも知れませんが、でも通常庶務課の薬箱の中は予め「大人1回分」にしてくれている
はずなので、やっぱり間違ってはいなかったとも思うのです。
というのは、その咳止めを飲んでしばらく経ってから動悸がし始めて、まっすぐに立っ

ていられないというか、なんだかこう後ろにのけぞるような感じになってきました。
元々心拍数が多い方ではあるのですが、でもそんないつもの感じじゃなく、手首から首

からドクドクいって息苦しく、ふと気がついたらガラガラだった声が更に低く、しかも
思うように出なくなっていました。
帰りの電車で座れたのでドサッとシートに腰掛けていると身体中がぼわんぼわんしてい

ました。駅から家までの道程もいつもの倍くらいに感じるほど足の運びがのろのろで身
体もよろよろでした。

翌月曜日は休日で、諸々の作業を春日亀さんとする約束でしたが、どうにも体が動かず
にサボらせてもらいました。滅多に熱が出る事のない私でしたが、やっぱりなんか変だ
なぁと思ったので体温を測ってみると37.2℃でした。
日頃の体温が35、4℃くらいな私にとって37℃越えはもう別世界です。
飲まず食わずでほぼ一日眠り続けました。と言っても2、3時間おきに目は覚めるので

すが身体は動かず、目が覚める度に違う夢を見続けました。
夕方に1度起きてテレビなんか見ちゃったりした後また寝て、夜になってまた起きてご

飯をけっこうしっかり食べて…そんな時でも食欲が落ちないあたりはすごいなぁと我な
がら思ったりしつつ…また少し寝たら頭がガンガンしてきたので検温したら36、5℃
でした。
熱が下がって頭が痛くなるというのも妙な話ですが、私にはこの36、5℃というのが

最も厳しい温度なのです。とても耐えられない頭痛だったのでいつもの頭痛薬を飲んで
寝たら、また2時間くらいでふと目が覚めて、その瞬間熱が下がっている事を察知しま
した。念の為検温したら35、6℃でした。
最後は結局いつもの頭痛薬かぁというのがけっこうウケました。
翌火曜日、ちょっとまだ咳とハナが出るなぁと思ったので、いつどんなものが出てもい

いようにマスクをして出勤する事にしました。この日は朝からお天気だったので、マス
クして日傘というなんだかアヤシイいでたちでした。
出勤してみたら咳と言わずハナと言わずくしゃみと言わず、そらもう出るわ出るわ…。
ひどい時には10分に1度はトイレにハナをかみに行くようなありさま。もうその往復

だけでも息切れがしちゃう、というくらいでした。
そして今日は咳がまだ少し続けて出るのと声がまだ鼻声なので治ったというにはイマひ

とつながら、一日の内、ハナをかんだのが3回だけだったという快挙。
どうにか回復の様相を呈してまいりました。
…と長々とワタクシメの風邪日記をお届けしてしましましたが、どうぞ皆様にはこのよ

うなことにはならないように、充分お気をつけ下さいませ〜。


Vol.3642008.06.02

6月に入りました?。
東日本も例年より6日早く梅雨入りしたそうです。
先週出番を迎えた日傘は結局1日使っただけでした。
これからしばらくは洗濯の算段で頭を悩ませる鬱陶しい日々が続くのですね。
…あ、先週と同じ事言ってますねぇ、すいません。

5月29日(木)次回公演『ea‐生命‐』に御出演いただく桑田亜紀さんの舞台
『TWO』を大山サブテレニアンにて拝見しました。
2つの人格を持つ少女が、成長と共にその1つの体の主導権を巡って苦しむようにな
り、やがて2つのうちの1つは誕生時に死別した双子の姉の魂だった事がわかる、と
いうお話でした。
「まだ若い集団ですので…」と桑田さんから伺っていたのですが、若い集団の良い点が
沢山観られた気がしました。芝居に限らない事ですが、物事に対して真面目に取り組
んでいる若い方々を目の当たりにすると、プラスのエネルギーを沢山貰える感じがし
て、とても心地よいですね。私も頑張らなくちゃ、と背筋が伸びる思いがします。
桑田さんの芝居を初めて拝見したのですが、素直で、表情が豊かで、可愛らしくて、
とてもステキな役者さんでした。
小屋を出ると朝からの雨も上がっていて、とても清々しい気分で帰りました。
稽古場でお目にかかるのがとても楽しみです。>^_^<


Vol.3632008.05.27

一気にどひゃーっっと暑くなりました。
紫外線も今が一番強い時期だという事なので、いよいよ日傘の出番です。(@_@)
こうしてどんどん鬱陶しい季節に突入して行くのですねぇ〜。
 
大相撲5月場所、大関・琴欧州関がヨーロッパ出身力士として初めての優勝を飾りました。
とんとんとん、と大関に昇進したまでは良かったですが、その直後に膝のケガに悩まされて2年もの間低迷していた琴欧州関だけに、その喜びは言い尽くせないものであろうと思います。
優勝を決めた日のインタビュー、飛びきりの笑顔が溜まらなくステキでした。
さぁいよいよヨーロッパ時代の幕開けか!?…ただ今場所に限らず、黒海関、把瑠都関の成績が今一つ伸びないのが悩みの種ですねぇ。
来場所もまた注目していきたいと思います。
 
5月24日に放送された、天才放浪画家・山下清さんを描いた『裸の大将〜宮崎編』を見ました。
芦屋雁之介さんの当り役として長年に渡って数多く放送された、
『裸の大将シリーズ』もなんだかんだ言いながら結構見ていたのですが、
シリーズ後半になるにつけ雁之介さんの演技に新鮮味がなくなってしまったように感じていました。
ドランクドラゴンの塚地武雅さん主演でこのシリーズが復活すると聞いて
「おお!それは雁之介さんより良いかも!!」と思って楽しみにしつつ前回は見逃してしまっていたので、
今回はどうしても見ておきたかったのでした。
予想通り、塚地さんの山下画伯はこざっぱりとしていて可愛らしくてとても良かったです。
具も海苔もない塩でにぎっただけのおにぎりが大好物の山下画伯がおにぎりを頬張る姿はやはり良いですね。お茶碗でご飯を食べながら「お替りをおにぎりで下さい」という場面はかなりウケました。)^o^(
自分がおにぎり大好きのせいか、「おにぎりが好き」というだけで嬉しくなってしまいます。
下手にレギュラー化などせず、半年に1度とか1年に1度とか、
そういうペースでこれからも塚地さんの『裸の大将』を続けて欲しいと思います。


Vol.3622008.05.20

なかなかお天気が安定しません。
本来なら5月ってもっと日が燦燦と輝いて、たまに真夏みたいな暑い日があったりするようなイメージなんですが。
でもたまに晴れると「わー、また夏がやってくるんだなぁ〜。やだなぁ〜。」って妙にブルーになったりします。
暑いのがイヤっていうのもありますが、食べ物がすぐ傷んでしまうのが最高にツライです。
我家の食事はたいてい作り置きなので夏は大きな冷蔵庫が欲しくなります。
お味噌汁とかもう、すぐダメになっちゃうんですもの。(>_<)
…なーんて、まだそこまでは暑くなってないのに、もうそんな先の心配をしちゃう自分が本当に鬱陶しいです。
職場の同僚から聞いた話ですが、フィジーでは「Tomorrow never comes」と言うそうです。
せっかちの私はそれを「今日やれる仕事は明日に持ち越すな」という意味に捉えてしまったのですが、正解は「今日を楽しく!明日を考えるより、今日という日を考えよう」という事だそうです。
目からウロコとはまさにこの事。南の島では暮らせないんだろうなぁ、あたし。…とほほ。
 
「四十肩」で右肩がどうにも辛くなったのは、ちょうど去年の今頃のことでした。
人間というのはうまくできたもので、めっちゃくちゃ辛かった事も過ぎてしまえば意外と忘れてしまうもの。
まぁそうでなければ生きてなどいけない、という事のようなんですが。
最近、そのすっかり忘れかけていた「四十肩に苦しんだ日々」の事をちら、ちら、と思い出すようになりました。…そうなんです。今度は左がなりそうなのです。
いや、まだはっきりと「キターッ!(>_<)」ってわけでもないのですが、何やら時折左肩が軋む気がするのです。まだ痛みはないのです。でも最初に違和感を感じた時ってこんな感じだったなぁというのを思い出したのです。
今のこの感じからすると、はっきりと痛みが出てくるのは2ヶ月くらい後になるでしょうか。
むむむ?という事は…ちょうど公演の時期…?
うぎゃー。(>_<)
痛みがやってこないように、たまに意味なく肩を回したりしてはいるのですが、
今から諸々不安…あぁ、やっぱりフィジー人にはなれそうにない私です。(@_@)


Vol.3612008.05.13

なんですか、また何やら季節が逆戻りしたような肌寒い日が続いております。
私の職場でもだいぶ風邪ひきさんが出没しております。
先日などは天気予報で「今日は3月中旬並みの気温」とか言っているのを聞きながら
3月中旬てどんな服装をしていたのやら思い出せずに悩んでいる所に持って来て、
家人が「3月中旬って言っても『今年の』じゃなくて『例年の』って事だぞ」と言い出すので、
益々訳がわからなくなってしまい、結局ちょい寒な恰好で出かけてしまいました。
どうぞ皆様もお気を付けくださいませね。
 
トップページにてお知らせをしておりますが、
7月30日から8月3日まで下北沢「劇」小劇場にて第9回公演『ea‐生命‐』を上演する運びとなり、
先日チラシが出来あがって参りました。
これから折り込みやDM等で順次お配りして参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
前回公演(と言っても3年もの月日が経ってしまいましたが)の際には
「折り込みや置きチラシなどでチラシを5枚集めて御入場いただいた方にはもれなくステキなプレゼントを差し上げます」とこの日記に書きましたが、残念ながらどなたからもお申し出いただくことなく千秋楽を迎えてしまいました。(~_~;)
今回もその企画をひっそりと行ないますので、どうぞお気軽にご参加くださいませ。
前回は自衛官に因んで、迷彩柄のパッケージのガムをご用意しておりましたが、
さて今回は何をご用意いたしましょうか。どうぞお楽しみになさってください。…。(^_-)
 
そして今週の水曜日・14日から、深水みゆき出演の『ヘコタレ』が新宿プーク人形劇場にて上演されます。
「劇団鳥獣戯画 智恵理丸シリーズ なんちゃってメルフィエン第7弾」、
「みにくいアヒルの子」をモチーフにした小さな奇跡の物語だそうです。ミュージカルです。♪
サーティーズでは観られない、歌って踊る深水みゆきをどうぞお楽しみくださいませ。
詳細はトップページよりジャンプしていただけますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 


Vol.3602008.05.06

GWもあと一日を残すのみとなりました。
お天気の様子が連休前の予報とはだいぶ違ってしまいましたが、連休を満喫されたでしょうか?
明後日からまた電車が混雑するのかと思うと、GWが終ってしまうのも少し残念なような気もします。そして連休が始まって思い出したのですが、GW中はお取引先様がお休みなので普段よりも仕事が少なくて済んだりするんですよね。(^_^メ)
連休明けはまた電話がジャンジャンなったりして慌ただしくなるのかぁ、なーんて、また無駄に気を重くさせるのは悪い癖です。とほほ。
 
5月1日(木)いそいそと映画館に出かけました。
この日は待ちに待った『相棒−劇場版−』の公開日。そして嬉しい「映画ファン感謝デー」。
GWだし公開初日だし…と混雑が懸念されましたが、しかしそこはなんと言っても浦和ユナイテッドシネマ。
混雑の「こ」の字もなく良い席で観る事ができました。v(^_^)v
5分程前に席についていたら、しばらくして大きなポップコーンを抱えた未就学と思しき男の子とお母さんの二人づれが隣の席に座りました。男の子は小さいのでお子様専用のお座布団を椅子の上に敷いて貰っていました。正直な話、最初はちょっと「やだな」と思いました。だって『相棒』ってけっこうどころかズバリ社会派じゃありませんか。きっと途中で飽きてお母さんに話しかけたり、ポップコーンを食べこぼしたりしちゃうんじゃないかって思ってしまったのです。
案の定、場内が暗くなって予告編が始まってからしばらくの内は「まっすぐ持って飲みなさい」とか「そんな風にして食べたらこぼすから気をつけて」とかお母さんから諸々注意を受けていた男の子でしたが、本編が始まるやいなや、今までのなんとなくだらんとした座り方が一変!ぐぐっと前に身を乗り出しスクリーンに食いつくように観始めました。その姿を見た瞬間、「この子は『相棒』がめちゃくちゃ好きなんだ!」って解りました。そしてその子は最後まで一生懸命観ていました。終って席を立つ時に「イヤだな」と思ってゴメン、と謝りたくなりました。将来有望(?)な良い子に出会えて嬉しかったです。
本編の面白さはもう言うことナシです。途中、意外な役でオモシロい方が友情出演されてたのがまたとても楽しかったです。まだ始まったばかりですので是非是非どうぞ御覧くださいませ。
さいたま市近辺の方は是非浦和ユナイテッドシネマを御利用ください。…って別に回し者ではないのですが、
いつ行っても空いているので、ちょっと不安になってしまいました。大きなお世話ですいません。^_^;


Vol.3592008.04.29

早くもGWに突入してしまっていました。
えー、いくらなんでも26日からって早過ぎじゃないですか〜?
なんだかちっともピンと来ませんよ。
今年は最大で11連休だそうで。と言っても一般的にはカレンダー通りとか、カレンダーには関

係なく連休もなしに働くという人がほとんどな訳ですから、あんまりそう「GWだ」「連休だ」
と騒がないで欲しいですよね。(T_T)
だいたい11連休なんてしたらもう働きたくなくなるでしょうに。
…ってなんか毎年同じような文句を言っているような気もします。すいません。
優雅に連休を取れるような人生を歩いて来なかった自分の責任だとはわかっちゃいるんですけどねぇ。
通勤電車がちょっと空くのがせめてもの救いですわね。
 
4月27日(日)阿佐ヶ谷のクラシック喫茶・ヴィオロンに、『今昔夜話その一』なる語りの会

を聴きに行きました。出演はおかもとりよさんと我等が麻里ちゃん。
沢山訳した物を読んだけれど気に入ったものに出会えなかったという事で、
改めて二人で原文を読み直して脚本を起こしたそうです。
最初に『三つの獣菩薩の道を行じ兎身を焼ける語』。
その後に<平安の世の女と男の不思議>と題して『人に知られぬ女盗人の語』
『近衛の舎人共稲荷詣でして重方女に値える語』『染殿の后、天宮の為にジョウ乱せられたる

語』『品賤しからぬ人、妻を去って後返り棲める語』。
途中休憩を挟んで1時間半、とても楽しく聴きました。
平安の昔から人間って変らないものなんだなぁというのが一番の感想でした。
そしてこのヴィオロンというお店がまたステキでした。
普段はクラシック喫茶という事でクラシック音楽を良い音で楽しめる喫茶店らしいのですが、流

れる音楽だけじゃなく、店の趣きもクラシック。マスターも映画か何かから飛び出してきたよう
な絶妙な雰囲気の方で、普通の営業の時にも訪れてみたいと思いました。
8月31日に『今昔夜話その二』があるそうなので、是非どうぞいらしてみてください。
次回のテーマは<平安の世の身の毛もよだつ怪談>だそうです。^_^;


Vol.3582008.04.21

お花のきれいなこの季節、各地で植え込みのチューリップやパンジーが切られたり抜かれたりす

る事件が数軒起きているそうです。

そのニュースを聞いて、昔よく友人が「花泥棒は罪にならない」と言っていたのを思い出し、

チューリップ好きの人が持って行ってしまったのかと好意的に受け止めた次の瞬間、道路にばら

撒かれたチューリップの映像が目に飛びこんできました。

うすら寒いというか淋しいというかあはれというか、なんとも嫌〜な気持ちになりました。(T_T)

単純に考えるとむしゃくしゃしての犯行か、と思いますが、せっかくきれいに咲いている可愛い

花に危害を与えた本人だって良い気分になるとは思えません。

以前勤めていた会社の上司がしょっちゅう納品用の使用済みの箱を細かく手でちぎっていまし

た。

最初は捨て易くする為に細かくしているのだと思っていたのですが、後になって「イライラする

時はこれが一番良いよ」と教えてくれたので、ああ、いつもイライラしていたんだな、と気が付

いたのでした。

色んな事が歪みきってて、イライラしたりむしゃくしゃしたりしない人なんて今の日本にはいな

いと思います。

でも多くの人をがっかりさせるような解消の仕方は勘弁して欲しいものです。

 

今週も『無理な恋愛』の話になりますが。

マチャアキ、かっこいいです〜。

マチャアキがライバル相手に応援しちゃう場面なんかはもう涙もんです。

そしてマチャアキの相談相手のかまやつさんの、いかにも聞いてなさそうな合槌がこれまた最高

なんです。

お二人の「気の置けない間柄感」がとっても心和ませてくれます。

夏川さんと居酒屋でデート(?)するシーンを見ながら、去年放送された明石家さんまさん主演

のドラマを思い出しました。そのドラマも50歳を過ぎた会社員が女子大生に恋をするというお

話でしたが、それを思い出しながら私はなぜか、さんまさんやマチャアキの目線で見ているとい

う事に気付いてしまいました。さんまさんのドラマは相手役が長沢まさみさんで、ハタチ前後の

娘さんに自分を重ねるなんて勿論ありえない事ですが、今回は相手が30代後半、つまり「ア

ラ・フォー」なわけですから、夏川さん目線で見て良いはずなんですけどねぇ。

私は気質がオジさんって事なんでしょうか。

そういえば職場の友人が家でお猿さんを飼っていて、何度か遊びに行った事があるのですが。

そのお猿さんは、女の子らしかったり美人さんだったりする友人たちには歯をむき出して威嚇す

るのに、

私には膝や肩に乗ってきたり、撫でて欲しいとゴロンと横になったりするのです。

可愛いですよ〜、お猿さん。あんな子がうちにもいたら一日ゴロゴロしちゃいますな。

…って話が飛んでしまいました。

そんなわけで今週もマチャアキに涙するのを楽しみに頑張ります〜。
 


Vol.3572008.04.14

ここのところまた寒さがぶり返したり雨が続いたりして、洗濯物が溜まって困っていましたが、

今日ようやく片付きました。

お天道様ありがとうございます。>^_^<

桜は終ってもカイドウやらハナミズキやら、菜の花やらスミレやら、

これから益々花の美しい季節。

お天道さまにも益々輝いていただきたいものです。
 
4月も2週目を終えて新しいドラマが出揃ったようです。

今季私が注目しているのは堺正章さん主演の『無理な恋愛』と

天海祐希さん主演の『Around40』の2本です。

堺さんは私が小さい頃からずーっと一線で活躍している方ですから、

なんでしょう、もうなんか当り前のように好きなんですよね〜。

そしてその堺さんが「昔のGSのスター」というまんまな役で主演、というんですから

こりゃもう見ないわけにはいきません。

「還暦を過ぎてもこんなにジタバタしてていいんだろうか?」と相談する「GS仲間」が

ムッシュかまやつさんというのがまた憎いキャスティングです。

そして「この歳でまだ恋愛はできるだろうか?」と考えた矢先に出会うのが

夏川結衣さん演じる再現役者さん。バイト先の若い子に「東京のお母さん」と言われて落ち込む

30代後半。

マチャアキは夏川さんに出会って数年ぶりの恋に落ちたのに、夏川さんが

「あたし年下が好きだし、(還暦過ぎの人と)恋愛なんてムリムリ」と元彼に話しているのを偶

然聞いてしまってヨレヨレになってしまうシーンは涙なくしては見られませんでした。

あたしだったらアリなのにな〜、なーんて思うのはマチャアキだと思うからでしょうかしら?

還暦過ぎて悩むマチャアキと30代後半の悩みを抱える夏川さんが、今後良い展開になってくれ

るのを楽しみにしています。

そして天海さんの『Around40』は、これまた悩み多き30代後半女性の様々な人生模様

を描いています。

自分も同じ世代の人間として興味津々。

というよりも、これこそThe30'sの描く世界。

1話の後半で、諸々あっての天海さんの台詞「幸せかどうかは私が決める」に大きく肯く私でし

た。

ってまた粗い説明ですいません。

面白いドラマがあると生活にハリが出ますね。

次回公演のタイトルもようやく決まり、これからガンガン忙しくなるこの時期だけに、

この2つのドラマから刺激を貰って頑張りたいと思います。


Vol.3562008.04.8

平成20年度が始まって1週間が経ちました。

気がつけば一年で一番子供達の浮かれる春休みも終り、街中にはどことなくフレッシャーズの香

りが立ち込めているような気がします。

同じ職場に長い事働いていると、年度が変わろうが変わるまいが日々の業務に変化がなく、初々

しい気持ちなど微塵もなくなってしまうものですが、(って私だけでしょうか…^_^;)

もうすぐ、私の職場にも新入社員が配属されるそうなので、若いエキスを頂いて気を引き締めて

参りたいと思います。

この春から新しい生活を始めた方には何かとストレスがかかって新しいリズムを掴むのに時間が

かかると思いますが、適度に気分転換しながら頑張っていただきたいと思います。

 

ここの所テレビでは特番が続いていますが、なんだか同じようなクイズ番組が多いですよね。

これは日本人の学力が低下している為の国策なんでしょうか?

違う局の違う番組なのに出演者は同じ顔ぶれなので何が何やらって感じです。

我家ではよく『Qさま!!』を見ているのですが、出題される問題を見ていると特に難しいというわ

けでもないようなものもあって、きちんと勉強をしてこなかった私でさえ答えられるような問題

が「難問」として登場したりするととても不思議な感じがします。でもそれらをどこで覚えたの

か?と聞かれたらたぶん答えることはできません。

ただ、昔、私が子供の頃には家の中で色んな話を聞いたものでした。

祖母と母がする御近所や親戚の話だったり、父と母がする世間一般の話だったり、姉が学校で教

わってきた授業の話だったり。

うちは核家族でしたからその程度でしたが、大所帯だったらもっともっと沢山の話がされていた

事だろうと思います。

そんな何気ない人と人の会話の中からちょっとずつ色んな知恵や知識を自然と得ることができた

のかも知れないなぁと思いました。

色んな事が進化・変化して、「核家族」を通り越して「個」として生きなければならない時代の

子供たちは、これだけの情報化社会にいながら、別の意味で大切な情報源を失ってしまっている

のかと思うとなんだか可愛そうな気もします。などと言うのは大変おこがましい事なのですが。

しかしたとえ答えがわかっていても、スタジオの緊張感の中で問題を解くのは大変な事だと思い

ます。

同世代の星(?)麻木久仁子さんはエライ!

麻木さんを見習って漢字検定にチャレンジしたくなったりならなかったり。

いずれにしても勉強しなければならない事は山ほどある私なのですが。

今週も気合を入れて頑張ります。…ってわざわざ言うあたりが実にアヤシイですな。(@_@)


Vol.3552008.03.31

すっかり桜が満開になりました。

先日電車の中で満開の桜を見つけたオバさん二人組の会話が凄かった。

オバ1「あらー。もう。ほら、見て桜。もう満開だわ、これ。」

オバ2「あぁ、ほんとだ。今年は早いよね。」

オバ1「見事だわ」

オバ2「あとは散るだけよ。」

…自他ともに認めるネガティブ大魔王である私もこのオバさんには敵いません。

(^_^;)

 

今月は公私共にいろいろとあっていつも以上に気忙しく過ごしました。

気が付いたら大相撲春場所が終り、高校野球も終盤、プロ野球も両リーグともに開幕

していました。

そしていよいよ平成19年度も今日で終りです。

春は別れの季節と言いますが、今年の私にはそれが切実なものになりました。

3年半、一緒に仕事をしてきた同僚が今日をもって退職するのです。

苦しい日々を共に闘った仲間がいなくなってしまうのは本当に辛くて淋しいです。

彼女が退職を決めてからしばらく期間があったのでなんとなくのんびりしていたので

すが、先週から「もっと現実を見つめなければいかん!」と我に返って励んでいるとこ

ろです。しかしそうなるとやはり今後の事が不安でイヤになります。

今日は一日彼女と共に過ごしてしっかりと引き継ぐものは引き継いで、彼女の今後の

幸せを願いながら送り出してあげたいと思います。

 

そしてこの夏の第9回公演の準備も徐々に切羽詰ってきました。

そろそろチラシ原稿を上げないといけない時期なのですが、なんとまだタイトルが

決っておりません。(@_@)

その他諸々も今週中を目途に決めていきたいと思っているのですが…。

うお〜!とにかく

気合だ気合だ気合だ気合だ気合だ気合だ気合だ気合だ気合だ気合だ〜!

頑張りまっす!

Vol.3542008.03.24

相変わらず快適メガネ生活を続けております。

鼻をかむ回数が激減し、急に咳き込む事もなくなりました。

声も少しずつ元の声に戻ってきていますが、元の声が美しくないのでどうせなら治らないほうが

よかったような気もしています。

風邪に始まり花粉症もどきに苦しんだこの1ヶ月…なんだかなぁ〜って感じです。

桜もチラホラ咲き始め、私の職場の向かいの飲食ビルでは夜毎いかにも「追い出しコンパ」的な

若者で溢れ返っています。

もう春ですね〜。

先週御報告した母校・文化学院の記事が3月22日付東京新聞夕刊の一面に載っていました。

さすが東京新聞!と嬉しくなりまして、庶務課にだまって貰って来てしまいました。

いや、一応貰ってもいい?って聞きに行ったんですけど皆さんお忙しそうだったもんですから

ね、えへへ。(^_^;)こういうのはきっと何かしでかした時に「別件で逮捕」ってな事になるんで

しょうな。…って何かやらかす予定もないんですけど。とりあえずこの場をお借りしてお詫びい

たします。母校愛に駆られての犯行という事でどうぞお許しくださいませ。m(__)m

 
年度末という事で各テレビ局も連日特番を放送しているようですが、先日ようやくこのところ

ちょっと気になっていた芸人さんの芸を録画して見ることができました。

「グー、グー、グー、グー、グー!」で今ブレイクしている(って死語?)エドはるみさん。

最初は家人に「あんたみたいな人が出てるよ」と言われて見た時にはもう出番が終っていて、そ

の後も何度か見かけながら断片的にしか見た事がなかったのですが、その僅かな時間でなんとな

く家人が「あんたみたい」と言ったのがわかる空気を感じていました。

そして土曜日、「エンタの神様」の特番を録画して初めてマジマジと見られたわけですが、そこ

はかとなく漂う昭和の香り。「グーグーダンス」に使っている曲が「マイ・シャローナ」という

のがもうドンピシャリって感じです。(^_-)何しろ私が初めて買った洋楽のレコードがこの「マ

イ・シャローナ」が入っているナックのデビューアルバムだったんですから。しかも衝動買いで

した。わはは。

そんなわけで見るからに同世代のエドさんには息の長い芸人さんになっていただきたいとしみじ

み思う今日この頃。来月の頭に私の職場の近所に来るらしいので、どうにかして見に行けないも

んかと作戦を練っているところです。(^^ゞ


Vol.3532008.03.18

ここのところまた花粉の飛散量が増えているようですが、

お蔭様で先週買った花粉メガネのお蔭でだいぶ楽になっております。

目のショボショボ感は大幅に減少しハナもほとんど出なくなりました。

ただちょっと心配なのは声が一向に治る気配がないのです。

同僚にも「もうささきさんの本当の声忘れちゃったよ」と言われる始末です。とほほ。

しかしこの花粉メガネ、掛けてる本人は快適なのですが、回りの人はやっぱりちょっと不気味な

ようで、

さっきもマンションのエレベーターに乗り合わせた20代男性にもビクっとされてしまいました。

そういえば先日もこの姿で買物をしていたら、行く店行く店で店員さんが皆さん異様に親切だっ
たような。

確かに鏡を見ると黒っぽいメガネ+3Dマスクでほとんど顔の全部が覆われていて、我ながら一

昔前の過激派みたいです。

そして、これを掛けていると、今なんとなく耳も遠くなっていることも手伝ってか、

ちょっと世間から隔絶されているような錯覚に陥る事があって、それがなんだかとても心地よい
のです。
隔離された所から外の風景をみているような感覚です。

しばらくこのメガネ生活を楽しみたいと思います。
 
3月15日、母校・文化学院の卒業公演と2月に完成したという新校舎を見に久しぶりに御茶ノ

水へ行きました。

思い出多い母校の校舎が取り壊されるという話を後輩から聞いた時には悲しいとか淋しいとかで

は言い表せない複雑な思いでしばらく心騒ぐ日を送り、

お別れの為に講堂が開放されると聞いて同期とお別れをしてから早2年。

御茶ノ水の駅前も2年前とはまたちょっと変わった様子になっていて、以前は銀行だったビルが

スーツ屋さんになったのを驚きながら右に曲がってマロニエ通りをしばらく進むと、

無くなったと思っていた昔の校舎の一部、文化学院の象徴とも言えるアーチの姿が目に飛び込ん

で来ました。

見事に絡まっていた蔦は無くなって壁も塗り替えていたようでしたが、アーチ部分と校舎2階か

ら中庭に抜ける階段の一部が保存の為の工事中でした。

涙が出るかと思うほど嬉しくて、思わずそこにいらしたお掃除の方に「これ、残ったんです

ねぇ」と話し掛けてしまいました。

そしたらその方は「思い出がおありなんですね」とにこっと笑ってくださいました。黒メガネ+

マスクのアヤシイ私だったのに。(^^ゞ

そして目の前に聳え立つ巨大な建物の中に入ると、そこかしこに昔の面影があってとてもほっと

しました。

13階にある講堂の内部も昔の講堂と同じ匂いがして、しばらく椅子に座っていたらタイムス

リップしたような気分になりました。

そして卒業公演は、阿藤智恵さん作・演出による『ドリップ・ドロップ・ドリップ』

文化学院公演史上初という音楽劇はこの公演の為に書き下ろされた新作だそうで、卒公であてが

きをしていただくなんてすごく贅沢だなぁ、って羨ましく思いました。

歌もお芝居もとても素直で見ていて心地良く、熊野大輔さんによる音楽もとてもステキでした。

3年間の集大成、門出の舞台が新校舎の柿落とし公演になるというのもめでたさが倍増という感

じです。

懐かしい講堂を彷彿とさせる空間で21期も下の後輩たちの公演を観る事ができて、なんだか初

心に返ったような気がしました。

清々しい春の一日でした。


Vol.3522008.03.11

3月も10日を過ぎたというのにおひなさまがまだ出たまんまの我家です。

娘がいたら恨まれるところです。(>_<)

でも、年中狭い箱の中で過ごしているのにたまに外に出られたと思ったら2週間位でまた押入れ

にしまわれてしまうなんていやだわぁ、ってお人形が思っているんじゃないかと言う気もして、

毎年即座にはしまう事ができません。

別にお人形の方はなんとも思ってないはずなんですけどね。
 
それにしてもこの風邪だか花粉だかわからない症状、ホントにもうどうにかしたいものです。数

日前にはすっかりハナも止まってあとは声が治れば…というところまで来たのですが、また今日

になってハナが詰まったと思ったら急にタレたり、目がショボショボして痛た痒かったり、急に

くしゃみが出たりするようになりました。もしもこれが本当に花粉症なら、少しでもその原因を

取り除きたいと思って、ついに花粉用メガネを買ってしまいました。これはもう事実上の敗北宣

言です。今までなんとなく気にはなっていたものの、自分が花粉症だと認めるような真似はした

くないと思って遠ざけていた花粉用メガネ。しかし潔くない事に無色ではなく、ちょっと黒っぽ

いサングラス風色調のものを選んでしまいました。

しかしこんなものを掛けてマスクをして歩いていたら、なんだかちょっとアヤシイ感じです

ねぇ。しかしコレを掛ける事で目のショボツキから解放されるのだったらおやすい御用です。

そしてまたこのハナのせいか、毎晩のようにイビキをかいて家人の安眠を妨害しているようなの

です。なので家人からは耳鼻科に行けといわれているのですが…。

今はただ、このメガネに効果がある事を祈るばかりでございます〜。(@_@)
 


Vol.3512008.03.4

3月に入り、昼間はだいぶ暖かくなって参りましたが、夜はまだまだ油断がなりません。
風邪をひいて早2週間…全く治る気配がありません。
ひいてしばらく経ってから思い出したのですが、私は毎年この時期になると風邪だか花粉だかわ

からない症状が出てエライ長いことズビズビ言わしてるんでした。(-_-メ)
今回もまた花粉症が混ざってしまったような、目のショボショボ感、ハナのブルブル感にやられ

ています。加えて耳が遠くなり、更に地獄の底から響くようなヒドイ悪声になってしまいまし
た。なんだかもう一生治らないような気にさえなっております。
 
そんな状態で御迷惑も顧みず、シアターΧにて上演された劇団キンダ−スペースさんの『チェーホ

フ的チェーホフ』のお手伝いにお伺いしました。
ヒドイ声で受付をして、お客さまには大変失礼をいたしました。またキンダーの皆様にも御心配

を頂きまして誠に恐縮でございました。
今回の公演はチェーホフ研究界のホープ・内田健介氏が『中2階のある家』『妻』『往診中の出

来事』『ロスチャイルドのヴァイオリン』という4つの小説から起こした戯曲を原田さんが構
成・演出なさるという新しい試みでした。
4つの物語が機で織られるように少しずつ折り重なっていき、やがて1枚の大きな作品に仕上

がっていく様子を、台詞一つ一つに集中しながら楽しませていただきました。
中でも一番印象的だったのは『ロスチャイルドのヴァイオリン』の中で小林元香さん演じるマル

ファが倒れる場面でした。このマルファは夫のヤーコフに怒鳴られ殴られ働かされて、働き詰め
に働いてついに「たらいも洗った。キャベツのスープも作った。もう全部やった。よかった。
ずっと待ってたんだ。」と言って倒れるのです。私にはこの倒れる瞬間をずっと待ってたマル
ファの気持ちがなんだかとてもよくわかる気がしました。この瞬間とても幸せだったように見え
ました。
昨年の公演『プラトーノフ』を観て今まで観たチェーホフ作品の中で一番面白いと思いました

が、今年の作品はそれを越えるものを感じました。
内田氏がパンフレットに「今回の舞台はチェーホフがあって生まれたのではなくキンダースペー

スがあって生まれたのだ」と書かれています。これは素晴らしい事だと思いました。
更に内田氏は「チェーホフの事は研究していて知識もあるが、結局チェーホフとは何かと問われ
てもわからない。」と書いています。これを読んで少し気も楽になり、より多くのチェーホフ作
品に触れてみたくなりました。
 


Vol.3502008.02.25

2日に渡って強風が吹き荒れましたが皆様御無事でしたでしょうか?

「春一番」とか言っておきながらあの寒さは一体…?

富山や北海道では大変な被害が出ているようで、ニュース映像を見る度に凍える思いです。

朝からダイヤが乱れていた日曜日、もしかしたら地元駅の電車は全滅かも!?なーんて淡い期待

を抱きつつ、でも用心の為にいつもより20分程早く家を出たら、ほとんどの路線が止まってい

たのに1本だけ遅れもせずに走っていたのがあって、すんなり乗れて30分以上も早く職場に着

いてしまいました。

本当は「すいませ〜ん、なんか電車が全部止まってて行けそうにないので今日休んでもいいです

か?」なーんて電話をするのをタノシミにしていたんですけど…。

 

先週「気合で乗りきる」と言ったにも関わらず、全然気合が足りずに堂々たる風邪ひきになって

しまいました。がくーん。

風邪と自覚した翌日、咳き込んだ瞬間にまるでパキーンと音がしたかと思うほどの衝撃を腰に受

け、それから3日ほどまっすぐ立てずに往生しました。

でもその腰の痛みのお陰で膝の痛みが気にならなくなりました。…良いんだか悪いんだか。(@_@)

 
そんな中、昨年の暮れに受けた基礎検診の結果を聞きに行って来ました。

本当は一月前にも行ったのですが、うっかり休診日だった為にそのままになっていたのを、クリ

ニックから「23日までに来て下さい」と電話を貰ってしまったのでした。とほほ。

驚くべき結果が出ていました。なんとほんの少しではありますが、総コレステロールの値が標準

値を越えていたのです。お医者さんは「まぁそんなに気にする事はないですけどね」と仰ってい

ましたが、何しろ日頃、外食はほとんどしない、揚げ物も滅多にしない、お肉より魚が多い、食

物繊維もけっこう摂っているはず…なのに何で?という感じです。

そしたらお医者さんが続けて仰いました。「卵は1週間に1個で良いらしいですよ」

え、え〜!そ、そうなの〜!私は毎日1個摂取していました。だってお弁当のおかずに卵焼きは

欠かせないですよぉ。

「それから乳製品ね」…ああ、毎日朝・昼・晩の3回ミルクティーを飲んでいました…。

そんなわけでその結果を聞いてから、お弁当の卵焼きとミルクティーを控える事にしています。

くぅ〜。

でも考えてみたら、検査した年末というは一年で一番生活が乱れている時期です。

深夜1時過ぎにお腹一杯ご飯を食べて、更にスナック菓子をつまむような毎日でした。

…今計ったらどうなのか、というのが気になってきました。

今年の市民検診のハガキが今から待ち遠しい気分です。
 


Vol.3492008.02.18

相変わらず冷たい風が吹いて「乾燥する事この上なし」というような毎日です。

私の職場では風邪菌がじゅんぐりじゅんぐり廻っているようで、毎日誰かしらが病欠をします。

ピーク時には毎日3人ずつ、という状況に追い込まれましたが、今日はどうにか一人で済みまし

た。(@_@)何しろ「キツイ・キタナイ・カワイテル」の3K職場なので、風邪菌の思う壺です。そ

していよいよ私にも忍び寄って来ました。昨夜から何やら胸がゼイゼイするようなのです。しか

し今私は風邪をひく訳にはいかないので、風邪薬と「生姜+梅」の咽飴で徹底抗戦の構えです。

膝の方は、先日「中山式Gサポート」という素晴らしいサポーターを購入しました。だいぶ様子

がいいです。ってまだ数日ですけど。

とりあえずどちらも気合で乗りきりたいと思います。

 
先月から始まったNHKの大河ドラマ『篤姫』にハマっています。

昨年秋、麻里ちゃんの『天湖』熊本公演の際、前後におまけ旅行を楽しんだ私と春日亀さんでし

たが、初日に訪れたのがこのドラマのロケ地・仙巌園でした。

島津家の別邸だったこのお屋敷を見学した時に解説員の方から「明日から撮影が始まるんです

よ」と聞いていたので楽しみにしていました。

仙厳園の庭から見た壮大な桜島の姿がそのまんまテレビの画面に映し出されると、あの暑かった

一日がふわ〜っと蘇ってくるようで、なんだかとても不思議な感じです。

篤姫役の宮崎あおいさんがまた可愛いですね〜。昨日の放送分で、生家に別れを告げて本家の養

女となっていったので、来週から篤姫の闘いが始まるようです。

「女の道は一本道。引き返すのは恥にございます。」という養育係の言葉を胸に前向きに突き進

んで行く様子をじっくり見守りたいと思います。

後の小松帯刀・肝付尚五郎を演じる瑛太さんもとても好印象です。当時の薩摩の男子であんな今

時の若者風な軟弱な感じってあり?という気もするのですが、日頃軟弱な彼が一度腹を決めた時

の凛々しさが泣かせます。そうでなくても身分違いの恋だったのに、篤姫となって本家に行って

しまわれて、よもや逢う事もかなわなくなってしまうのか。男・尚五郎よどこへ行く〜、みたい

な、そんな感じも楽しめます。(~_~;)

幕末から明治にかけて活躍した人達がぞろぞろ出て来るのも面白いところです。

今はまだ下級武士の西郷隆盛や大久保利通が、どんな風に世に出て来る事になるのか、そして徳

川家に嫁いだ篤姫とどのように関わっていく事になるのか。

…ドラマを見て知った気になろうというのも図々しい話ではありますが、今後の展開が今から楽

しみな私です。


Vol.3482008.02.13

またまた雪が降りました。

流石に3度目ともなるとすっかり慣れ慣れな感じになりますね。

今回は翌日の朝にはすっかり溶けていたので、階段を怯える事も無く済んで助かりました。北国

のDNAのおかげか雪道歩行には全く不安はありませんが、最初の雪の日に去年雨の階段で滑っ

て転んだ一件を家人から指摘され、妙にビビってしまった私でした。

しかもそれも2月の出来事だったのでよけい。(^_^;)

膝の痛みは1週間経って益々ひどくなり、見た目にも軟骨が擦り減っているのがわかるようにな

りました。そのせいかしばらく和らいでいた腰の痛みもまた強まってきて、なんだかガタピシい

いながら歩いています。とほほ。

近所の日帰り温泉に癒しに行きたい所ですが、こう寒いと露天風呂が存分に楽しめないのじゃな

いかという気もして行かず終い。ぐずぐずと日々を送る私です。(>_<)

病院に通うのはシンドイので、膝頭を固定できるようなサポーターを買おうと思います。

 
昨夜のニュースで韓国ソウルの国宝・南大門が火災で焼失したと聞いて大きなショックを受けま

した。ソウルには2度行きましたが、その度に南大門の前を何度も行き来しました。当時はまだ

中に入る事ができなかったので歩道から眺めるだけでしたが、どの角度から見ても美しい見事な

大門でした。

しかもその原因が放火だというのが更にショック!なんで中に入れるようにしちゃったんだよぉ

〜っと韓国政府を恨んだりして。そして更に驚いたのは、この犯人は2年前にも王宮に火を点け

た廉で逮捕歴があったというではありませんか。

そしてまたその犯人が逮捕される際にテレビのインタビューに答えていてオドロキました。

復元には3年ほどかかるだろうという事です。焼けてしまった姿も見ておきたいような気もして

います。またソウルに行きたくなりました。

 
さっきから窓の外ではゴーゴーと風が凄い音を立てて吹き荒れています。

まだまだ寒い日が続きそうですので皆様くれぐれも御自愛くださいませ〜。


Vol.3472008.02.04

うひょー、また雪が降りました。そして今度は一日中やみませんでしたね。

思わずゴム長を履いて出勤しちゃいました。

朝からかなり積もっていたので車内にもけっこう長靴系の方が多く見られましたが、

中にはこんな日でも「素足にピンヒール」なんてお嬢さんもいらして、まんず驚きました。

街中ですれ違った別のお嬢さんはお友達と談笑しながら歩いていましたが、両膝がしっかり濡れ

ていました。(~_~;)

 
連日報道が過熱する「殺虫剤入り餃子事件」ですが、先日ニュースを見ていたら「新たに発表さ

れた自主回収品」の中に見た事のあるパッケージを発見しました。

ほんの数日前に家人が独りでお昼を食べる時用に、と買って来ていたマルハの「金のどんぶり・

牛たま丼」です。急いで台所から持って来てテレビの画面と照らし合わせて見ながら、「食べて

みたいね〜。」と言い合うバカ二人。家人は中華丼と牛たま丼とを買って来ていて中華丼は既に

食べていたのでしたが、もし先に牛たま丼を食べていたらどうにかなっていたのかも…?な〜ん

てなこともないと思いますが。

今回の事件、日中で協力して解決し、両国間に禍根を残さないようにと祈るばかりです。

 

寒い日が続くわりには風邪も引かずにがんばっている私ですが、最近膝の調子がイマイチだなぁ

と感じるようになりました。もともと膝には古傷があったのですが、もう10年以上痛みを感じ

る事もなく過ごしていました。

膝を着いて作業をする事が多いのと、若いつもりで重量物をイイキになって上げ下ろししていた

のが腰を通り越して膝に来てしまったのか。「なんとか痛散湯」とか「グルコサミンEX」と

か、そういうの飲んだほうがいいですかねぇ。

毎年この時期は何かと要注意な私です。

まだしばらく寒い日が続きそうですので皆様も諸々お気を付けくださいませ。>^_^<


Vol.3462008.01.29

いやー、寒い寒い。ついに東京にも初雪が降りました。

その日は朝から仕事だったのですが、朝起きてシャワーを浴びたりお味噌汁を作ったりとバタバ

タしっぱなしだったのでいざ出勤、とドアを開けた時に初めて雪が降っている事に気がつくとい

うマヌケさ加減でした。明け方から降っていましたよ、と会社で笑われました。(^_^;)

この寒さ、まだしばらく続くようで明日はまた雪になるそうな。

雪が降ると残業しないで帰れるかな〜という期待で胸が膨らみます〜。)^o^(
 

先々週「何が何でも観る宣言」をしたジョニー・デップの最新作『スウィーニートッド/フリー

ト街の悪魔の理髪師』を観に、昨秋オープンしたばかりの浦和パルコ7階にあるユナイテッドシ

ネマ浦和へ行きました。大小様々のスクリーンが9つあります。

シネコンというとチケット売り場に長蛇の列が出来ていて、早めに行かないと席が取れない、と

いうイメージでしたが、浦和という土地柄かそれとも月曜日の昼間だからでしょうか、劇場の外

も中もがらりーんとしておりました。キャパ約250の劇場で集まったのはおよそ20人。ジョ

ニー・デップの新作とは思えません。(~_~;)

まぁゆったりしてて良いっちゃ良いんですけど、この先がやや心配ですね。

同じさいたま市内でもさいたま新都心にあるMOVIXはなんだかいつも混んでいる感じで利用する

気になれずにいたのですが、浦和はなかなか良い感じです。

しかもこの浦和パルコにはさいたま市内最大の中央図書館が入ったので、映画観て本を借りて、

まぁぷらっとウィンドウショッピングでもして、となかなか素晴らしいじゃああ〜りませんか。>^_^<

浦和界隈にお住まいの方、是非御利用くださいませ〜。

 
さて本題に戻しますと、『スウィーニートッド』…これはオススメしていいものやら、なんとも

悩ましい作品でした。

まずR−15指定なんですが、これは15歳以上でもダメな人はダメです。

メチャクチャ恐ろしい映像が時々出てきます。恐ろしいだけでなく、おぞましくもあります。

ジョニー・デップが好きな人は観ない方が良いかも、という気もします。

もちろん役者として好きな人は構わないと思いますが、王子様的愛情を抱いている人にはムリだ

と思います。アラン・リックマンは持ち味出しきってる感じです。でもアラン好きの方も、観た

らきっと滂沱の涙かもしれません。

ヘレナ・ボナム・カーターはおでこの皺がキュートです。時折夏木マリさんのようにも見えま

す。

でもやっぱり涙無くしては観れない最後です。

あ、一番観て欲しくないのはミートパイが大好物、という方。悪い事は言いません。

ジョニー・デップが理髪用椅子を自分で作るシーンはカッコイイです。

ヘレナが夢を語る海辺のシーンもきれいです。

やはりティム・バートンは色彩の魔術師ですね〜。

なーんて、そんな感想あり?って感じですいません。

しかもこれミュージカルなんですよねー。ミュージカルだからって明るく楽しい題材の物とは限

らないにしても…。

でもなんだかオモシロイもの見ちゃった、て感じです。

お時間ありましたら、話のタネにおひとつどうぞ。(^_-)


Vol.3452008.01.21

相変わらず寒い日が続いております。先週買った帽子が大活躍です。

今年はなんでこんなに寒いんだろう、と思ったのですが、でも実は温暖化や暖冬に慣れてしまっ

た為に異様に寒く感じてしまうだけかなぁとも思ったり。

昨日は数日前から「夜には雪になる」との予報が出されていたので朝からビクビクしていました

が、雪くんたちが多摩川越えをあきらめてくれたので助かりました。

家に居て、雪見を楽しめるのならいくら降っても構わないのですけれど。

というよりむしろ沢山降って一面の銀世界、なんてな事になって欲しいくらいなんです。

幼少期を雪国に暮らしたので、雪には楽しい思い出が詰っています。初雪の日は嬉しくて嬉しく

て縁側で大ハシャギ。積もれば積もったで雪掻きをする母親に纏わりついてまた大ハシャギ。今

思えば人生で一番幸せだった頃だったですねぇ〜。

ああ、ただ無邪気だったあの頃に戻れるもんなら戻りたい…でも戻ってまたそこからやり直さな

きゃならないのもシンドイので、時々思い出して懐かしむだけにしておくことにします。(@_@)

 

子供の頃から低体温で、平熱が35℃ちょいの私ですが、ここの所36.5℃位をキープしてい

て、なんだか妙な感じです。そのせいで例年よりも寒く感じてしまうのか、と思ったりもして?

更に血圧が低いせいか立ち眩みもしょっちゅうで、頭もボンヤリしたりして、我ながら一体どう

なっているんだ!と歯痒い思いをしています。

かと言って食欲はめちゃくちゃあって、しかも何を食べても美味しくて(だからと言って夜中にド

カ食いするのはいけませんネ)、体調が良いんだか悪いんだかワケがわかりません。

年末に受けた基礎検診の結果が今月末に出るので、何か異常があればその時にわかる筈なのです

が、段々そういうビミョウなオトシゴロになりつつあるのだよなぁと思わざるを得ない今日この

頃であります。

 
今週はまた職場にて大きな仕事がある為になかなか気も休まりませんが、そろそろまた温泉にで

も行きたい気分で一杯です。

ああ、なんだか今週はいつにも増してグズグズ日記になってしまいました。(-_-;)

さあまた明日からガンバロー!
 


Vol.3442008.01.16

いやー、ここの所毎日寒いですね〜。

あまりの寒さに出勤時のセーターを1枚増量したので必要以上にモコモコ言わしながら歩いてい

ます。

あまりの寒さにふらりと覗いた無印良品でニットの帽子を衝動買いしちゃったりして。…バーゲ

ンで半額以下だったので。v(^_^)v

そのくせ職場では半袖姿…(@_@)

 
お正月気分も薄れて…と思ったのも束の間、また3連休で(…また、って言っても今年初なんで

すけどね。)

曜日の感覚、日付けの感覚が再び全く機能しなくなった私です。

ただでさえ「平成20年」にまだ慣れることが出来ず、帳票類の日付けの欄を「1」から始めて

しまってごまかす毎日なのに、何日かがすぐにわからなくて必ず無駄な時間を割いてしまうので

あります。とほほ。

しかし今更ナンですが、平成も20年ですかぁ…。

とは言いながら流石に年末程の慌ただしさもなくなってきつつありますかねぇ。

最近よくジョニー・デップの顔を見かけるようになって「お?」っと思ったらまもなく新作が公

開になるそうで。

それを知って「そういえば映画館というものにも随分御無沙汰しているなぁ」と思い出す始末。

今めちゃくちゃ映画館で映画が観たいです。

とりあえず19日公開の『スウィーニートッド』は何が何でも観に行こうと思います。

あといくつか気になる映画『ぜんぶフィデルのせい』『ヒトラーの贋札』なども19日から始ま

るらしいので、とっても楽しみです。

…といいつつ、今日が何日かがイマイチはっきりしてないので、あれれ?とか言ってる内にまた

得意の見逃しをやらかしてしまうかも知れません。(>_<)

無事観ることができたら御報告しま〜す。

 


Vol.3432008.01.07

お正月気分も薄れて参りました。

今日久々にスーパーに行ったら七草セットが売られていて、そうか七草粥か、と気が付いたもの

の、考えてみたら我家はお正月だからといって胃のモタれるような御馳走は食べていないのでし

た。(^_^;)

 
昨年末、市民検診の期限最終日に乳がん検診を受けました。

初めてのマンモグラフィ。噂にはめっちゃ痛いと聞いていたのでややビビリ気味でチャレンジ!

…しかしいざ始まってみたら「そのバッテンにつま先を合わせて立って下さい」に始まって、以

下、「機械を抱えるように腕を回して下さい」「胸を少し反らせて下さい」「肘が写るので

ちょっと下げて下さい」「しっかり立って下さい」「すぐに機械から離れて下さい」と指示に次

ぐ指示で頭が一杯になり、胸が挟まれて痛いなどと言うことは一切ありませんでした。なんとい

う名医でしょうか。

しかしその後オプションで受けた超音波検査で「のう胞が多発しているんですが、気になるのが

一つあるので細胞を取らせてください」と言われたのが運の尽き。(?)

画面にはほっそーいなっがーい針が水溜りに向かってぐいぐいと突き進んでいくのが映っていま

す。

刃物で切ったとか柱に頭をぶつけたとかいう一瞬にして襲う激しい痛みとは全く別の、地味な痛

みにじんわりじんわりと包まれて行き、針の先が水溜りの中でちょいちょい、と動いて細胞を取

ろうとしているのに合わせて足の指もむぞむぞ動いていました。

いやいや、なんとも言えないあの痛み。初めてだったから気軽にOKしましたが、今後また「細

胞を取らせて」なんていう誘いがあっても一切お断りって感じです。(T_T)

それから1週間以上経ち、検査の結果も無事「悪性のものはありませんでした」と出たにもかか

わらず、相変わらず針を刺された左胸はまだじんわりと痛むのでした。(>_<)
 


Vol.3422008.01.02

新年あけましておめでとうございます。

2008年の幕が開きました。

皆様にとってよい一年でありますように心よりお祈り申し上げます。

 
…と新年の御挨拶を申し上げてみたものの、実はまだ大晦日の続きのままの私です。

昨日はいつもの時間に出勤し、夕方会社で年越しそばを食べ、残業もせずにいつもより空いた電

車で座って帰って来て、手も洗わず上着も脱がずに約1時間、テレビをザッピングした後シャ

ワーを浴びて軽く晩ご飯を食べた後「いく年くる年」なんかを見てるうちに、さだまさしさんの

生放送が始まって、なんとなくダラダラと見てる内に飽きてきて、テレビ東京の吉本興業の芸人

さんばっかり出てる生放送に替えまたダラダラと見続ける…という例年通りの大晦日を過ごして

おります。大晦日の良いところは、「明日の事は何も考えなくても良い」というところですね。

元日と言っても普通の休みとなんら変わるものではないのですが、不思議と「終わった〜!」と

いう解放感に満ち溢れてしまいます。苦しい年末を過ごせば過ごすほど、その喜びは大きいもの

です。もしかしたらこんな気分に浸れるのは一年の内でこの日だけかも…。ああ、毎日が大晦日

だったらいいのに〜。

…また明日から、大晦日の解放感めがけて頑張りたいと思います。

 
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。>^_^<


Vol.3412007.12.25

今年最後の3連休も終わり、今年もいよいよ残りわずかとなって参りました。

今年は曜日の関係か、クリスマスムードが早目に過ぎたような気がして、ちょっとラッキーでし

た。

毎年9月位から年末モードに入っちゃうんですから、ホントに勘弁して欲しいって感じです。

敬虔なキリスト教徒の方は世間に対して怒った方が良いと思います。何しろ大事なキリスト様が

商売にされちゃってるんですから。(T_T)

今日(25日)の夜スーパーに行ったら、明日からのかまぼこ系商品の拡大に合わせた大規模な

レイアウト変更の真っ最中でした。あぁ、お正月の準備ですなぁ〜。こうして今年も暮れて行く

わけですねぇ…(@_@)

 
今年はサーティーズの公演はありませんでしたが、松永麻里の一人芝居が下北沢と熊本で上演さ

れたり、長らく大阪に暮らしていた越智絵理花が東京に戻って来たり、といくつか大きな動きが

ありました。

今年もメンバーそれぞれが沢山の方にお世話になりましたこと、この場をお借りして御礼申し上

げます。

またこの拙なる日記にお付き合いくださいました皆様方には本当に心より感謝しております。

来年はちゃんと良いネタを仕入れて、「愚図愚図日記」にならないように心掛けます。

本当に今年もありがとうございました。どうぞ良いお年をお迎えくださいますように。>^_^<


Vol.3402007.12.18

毎年の事ですが、12月も半分も過ぎるとかなりヤバイ感じになってきます。…って何が?

先週、お天気の良い休日に久々に掃除をしたり布団を干したりしたついでに、押し入れのものを

引っ張り出して掃除機をかけただけで大掃除の雰囲気を味わってかなり満足した私でしたが、そ

の日の本命作業であったファンヒーターを出すのを忘れてしまいました。しかもそれに気付いた

のは翌朝だったというマヌケさ。さらにそれから一週間経とうというのにまだ出していないルー

ズな私でございます。トホホ。ま、エコって事で。(^^ゞ

_

日本漢字能力検定協会が毎年発表する「今年の漢字」、今年は『偽』だそうです。

こりゃもう間違いない!って感じですわね。(^_^;)

1995年からの漢字が一覧になっていましたが、驚くほどおめでたい漢字が出ませんね。「漢

字」というものがマイナスな物を表現する為に作られた文字なのではないかとさえ思ってしまい
そうです。

私は自分の名前がひらがななので漢字に対して憧れがあります。小学生の頃クラスの男子に「な

んでお前の名前ひらがななんだよぉ?親、頭悪ぃんじゃねーの?」とか言われた事をいまだに覚

えているくらいの強い思い(?)とでも言いますか…ってよけいわかりづらいっつの。(-_-;)

なので最近のお子さん達の夢のような音重視の当て字名前流行りとか、韓国での漢字を使わない

ようにする動きとかが、なんかちょっと残念な気がしています。

一見どうでも良いことのように思えるかもしれませんが、そのような風潮が「物事全てに意味が

あって、その意味を考える事の大切さ」を失わせているんじゃないかなぁと思ったり。

…まぁそんな事は置いておくとしても、毎年「今年はこんな1年でしたね〜」と言って出て来る

漢字が暗い意味合いの漢字だとガックリきちゃいますよね〜。

とか言いつつ自分の一年を漢字にすると『痛』だったりするのですが。(*_*)

来年は『福』とか『幸』とか…なんていうのも逆にウソクサイので微妙に明るめな文字が選ばれ

ると良いですねぇ。…と言ってさっと浮かんでこない辺りがこれまたトホホな私です。
 


Vol.3392007.12.10

寒く乾燥した日が続いております。風邪のお召しの方も多いのではないでしょうか?

私の職場でも風邪が長引いて咳のとれない人やらお腹をこわして食欲のない人やらが増殖中で

す。私はといえばどうにか風邪も引かずに頑張っているのですが、最近手指のケガが多くてトホ

ホ気分です。

つい今しがたも包丁でざっくりと指の皮を削ぎ切りにしてしまいました。しかもその指は先週

カッターでさくっと切ってしまって、ようやく治ったばかりのまるで同じ場所です。先々週も挟

んで傷めた指を、治る間もなくまた打ったりして人前ながら半泣きになったりしたばかりでし

た。…なんでしょう…集中力が欠けているのでしょうか…。

一年の疲れがどばっと噴出してしまいそうなこの時期…皆様もどうぞお気をつけ下さいませ。

 
12月5日(水)宝生能楽堂にて、今年最後の野村狂言座を観て来ました。

この日の番組は『蝸牛』『杭か人か』『野老』。

久しぶりに拝見する万作先生、石田幸雄先生のお姿を背筋の伸びる思いで楽しみました。先生方

にご指導頂いていたのはもう20年以上前の事となってしまいましたが、当時の授業や学年末に

行なう狂言の会の為の稽古での事は今でもとてもよく記憶に残っています。自分自身は出来の良

い学生ではありませんでしたが、先輩や友人の稽古を見て勉強になる事がとても多く、とても貴

重な時間だったと思っています。

 
そんな宝物のような時間を共に過ごした同期生が数年振りに顔を合わせる機会に恵まれました。

12月7日から麻布区民センターで行なわれた、フォーラム・コイナさんの会 第18回公演に

おいて、越智絵理花と栗田薫さんが姉妹役で共演しました。

それを私とY原S知さんとで観に行き、終演後に居酒屋で乾杯!となったわけです。

この4人で顔を合わせるのは、『OLIVE DRAB』以来です。皆日々の生活に追われて御無沙汰して

ばかりですが、顔が合えば気分は一瞬にして学生時代に逆戻り。

久々にくだらない事で爆笑したり、どうでもいい事をつっこんだりとテンション上げ上げで、

学生時代の友人てのはやっぱりいいものだなぁとつくづく思いました。

そんな訳で、背筋をピンと伸ばしたり、友情にぐずぐず〜っと甘えてみたり、とても嬉しい時間

を過ごした週となりました。(^0_0^)


Vol.3382007.12.03

うわー、ついに12月に突入です。

私の場合毎年9月頃から「もう今年も終わりだなぁ〜」と思い始めるのですが、こうして師走を

迎えると「もう言い逃れできない!」(って何に対してだかは不明ですが)という気分になって

追い詰められ度が倍増します。でも逆に開き直っちゃたりもするんですが。

今月を乗り切れば、何かまた違う風が吹くかも知れないと淡〜く期待を寄せながら日々を過ごす

事に致しましょう。

12月3日はカレンダーの日だそうです。

明治5年の今日、太陰暦から太陽暦に切り替わったそうです。

当時の人々は急にそんな事になってさぞかし不便に思ったことでしょうね。

でも今でも旧暦を好んで使っている方も多いのではないでしょうか?月の満ち欠けと潮の満ち干

きの関係から漁業には旧暦が役に立つ、というのも聞いた話ですが。(^^ゞ

毎年夥しい種類のカレンダーが発売されて、1度に何種類ものカレンダーをお求めになる方も大

変多いようです。私は毎年貰いもので充分間に合っているので、カレンダーはプレゼント用に買

うくらいです。自分用には20年位前にちびまるこちゃんのカレンダーを買いましたが、使い終

わった翌年も捨てられずに悩んだ記憶があります。

ここ数年は保険屋さんから送られてくるのと、ルミネの店頭で配布されるルミ姉カレンダーが定

番です。年が明けたらお取引先さまから集まったカレンダーが早い者勝ちで貰えたりもします。

いったい、1世帯あたりいくつくらいいきわたる量のカレンダーが流通しているのでしょうか。

天文学的数字になりそうでオソロシイですねぇ。

手帳もしかり。毎年毎年アイテムは増える一方です。オフィスでは紙の無駄を防ぐ為に書類も電

子化されているらしいですが、電子手帳は陰を潜めた感があります。新しいカレンダーと新しい

手帳を手に入れて、やっぱりまた新しい風を期待する私です。


Vol.3372007.11.28

暖かい日と寒い日が交互にやってきているような今日この頃、そろそろ外出時にはマスクをした

ほうが良さそうです。というのも最近、通勤時の車内で咳をしている人が増えている気がするの

です。冷たい風からというよりも他人の菌から身を守りたい感じです。なんでも今年の冬は気温

がほぼ「平年並み」だとか。予報士のお兄さんによると、温暖化の進む近年は「平年よりも暖か

い」冬が続いていたので、「平年並み」になるとかなり寒く感じるものなんだそうです。今から

油断せず、体調管理をしっかりしたいと思います。とか言いながら、この寒さになってもまだ湯

船に浸からずシャワーのみの生活を送っている私。あ、そういえばヒーターもまだ出していませ

ん。でも掛け布団は冬物に変えました。

とにかく暖かく、潤いのある生活を心掛けたいと思います。

体だけではなく、心にも潤いを与えなくてはいけないなぁと最近強く感じて、職場用のハンドク

リームを新しくしました。それも普段の私からは想像もつかないようなシロモノ、ロクシタンの

ベルベットハンドクリームローズ。73グラムでお値段なんと2835円。日頃化粧品の類は無

香料の物を使っているのですが、これはスバラシイ4つの薔薇の香りが辺り一面に広がり、優し

く、荒んだ手指と心を癒してくれます。あの薔薇の香りを楽しめると思えば会社に行くのもまた

楽し…って無理有り過ぎ?(~_~);

 
先日2夜に渡って放送された松本清張原作のドラマ『点と線』を見ました。

『点と線』は私が小学生の頃、初めて見た松本清張作品で、「東京駅のホームが見渡せるのは1

日に1回だけ」というのがとても衝撃的でした。それから『黒い画集・あるサラリーマンの日

記』や『ゼロの焦点』などを見て子供ながらにすっかり松本清張にはまり、清張作品のドラマ・

映画はほとんどみているのではないかと思います。

しかしやはり時代背景など、映像化するにはどんどん難しくなってきているせいか、清張作品と

はいえ、何か物足りないなぁと思うものが増えていました。

今回は「芸術祭参加作品」「主役がビートたけしさん」ということもあってなんだかとても期待

して見たわけですが、色々盛りこみ過ぎな感じがしてちょっと残念な感じがしてしまいました。

中でも特にナレーションの石坂浩二さんの声が聞こえて来た時、『渡・鬼』を見ているような気

分になってしまったのがイタかったです。(-_-;)そしてそのナレーションが妙に色々と説明をして

くれるのが、お節介に感じてしまいました。それと私の大好きなポイント、「東京駅を見渡せる

のは1日1回」の部分が、なんだか妙に安売りされてしまったような気がしました。それとこれ

は私の問題なのですが、昭和30年代の風景=駅舎とか汽車とかの映像を見る度に「これはやっ

ぱCGだよね」とかイチイチ余計な事を思ってしまって気が途切れてしまったりしたのもよくな

かったです。

なんてね、時代設定を現代に持ってくりゃ「ここで携帯電話かよ」みたいな気分になったりもす

るくせに、見てる人間は勝手な事ばっかり言いますな。って私か。(>_<)

今回一番胸を打たれたのは、宇津井健さんが男泣きをする場面でした。

ああ、なんかもっとこう、色んな面でうお〜っと唸るようなサスペンスドラマが見たいもので

す。…ってホント、勝手ばっかり言ってすいません。(*_*)


Vol.3362007.11.20

木枯らし1号と共にすっかり秋も深まりました。

まだちょっと早いかなぁと思いつつ、出勤時にはマフラーを、家の中でもウールのセーターと

ソックスを着用するようになりました。

箪笥から冬用のソックスを出してみるとだいぶつま先が薄くなっているものが結構あって、最近

はそれの修繕が楽しみの一つです。

編目に沿って縦糸を張り、そこに横糸を交差させていく単純な作業ですが、針をちくちくっと入

れてすーっと糸を引く動きになぜだかとても心癒される気がします。

きっと、同時に別の事を考えて右往左往する日常を送る中、あれこれ考えずに針と糸だけに集中

できるのがいいのでしょう。

また、夏のソックスには木綿の糸を使うのですが、冬のソックスはふわっと仕上げたくて刺繍糸

を使うので、微妙な色選びがまた心和む要因になっているかもしれません。もしつま先部分の薄

くなったソックスをお持ちの方がいらっしゃいましたら、お直しいたしますよ〜(^_-)
この一針ちくちく作業がとても楽しいので、こんなチマチマした靴下修繕などではなく、美しい

刺繍もやりたくなっています。大きな輪っかを布にはめて、優雅に刺繍糸をすーっと引いて可愛

い草花なんかを描けたらステキですね〜。なんて言っていざ道具を揃えたりした所で気が済んで

しまいそうな予感もありますが…(~_~;)
 

寒くなったので毎日「あったかメニュー」が大活躍です。

以前、比内地鶏偽装のお話をしましたが、なんとあの会社が製造した「比内地鶏スープ」が我家

の冷凍庫に入っているのを家人が発見しました。…って大袈裟ですな。先日、買物に行くのがし

んどかったのでいそいそとそのスープできりたんぽ鍋にする事にしました。と言っても具材は家

にある物を使用したので本来のきりたんぽ鍋とは大幅に違った顔ぶれ。秋田の人に知られたら

「こんなの全然きりたんぽじゃねべ」と怒られそうな内容でしたが、まぁスープ自体が偽装モン

だからいいんじゃん?という事で、わくわくしながら煮上がったスープを食べてみた所、地鶏特

有のキトキトした脂分が全くありませんでした。なかなか面白い体験でした。

でも昨日だか一昨日だかの新聞に「比内地鶏、本物もニセモノ」というような記事がでていまし

た。あれ以降も高級料亭の牛偽装が発覚したりして、なんだかなぁって感じですね。

元々我家はグルメでも何でもないので、何を食べても美味しいのです。なので高いお金を出して

騙されたりする心配もありません。何でも美味しくいただける事に感謝!

ってオチのない話ですいませんでした〜。


Vol.3352007.11.13

今朝起きて障子を開けたら、頭の上に雪の冠を載せた富士山が見えました。

ここの所天気の悪い日が続いていたのでうっかりしていましたが、季節は着実に冬に向かってい

るのですね。清々しい青空に輝く富士山を見ていたら、冬になるのが楽しみになってきました。

珍しく前向きな気分の朝でした。
 

毎年この時期は残業が増えて帰宅時間が深夜になってしまうので、春夏とは微妙に生活時間がず

れてしまいます。夜中にペコペコのお腹を一杯にしてしまってすぐには眠れず、そこからまたテ

レビやビデオを見ちゃったりして腹ごなし。ますます寝るのが遅くなってしまうという悪循環で

す。その結果どうなるかというと、週に1度はゴミの収集日を逃してしまう事になります。

2人暮らしなのでそうゴミも多くもなく、1度逃した所でどうという事もないっちゃないのです

が、「あ〜、ゴミ出しそびれた〜」という敗北感が負け犬感に変化して、すご〜く自分がダメな

ヤツに思えてしまうのがツライです。「ゴミは週に1度でいいや」ぐらいの大らかな気持ちを持

てばいいのでしょうが。しかし夏に遅くなる仕事じゃなくて助かりました。夏場に生ゴミを1回捨

てそびれたらそれこそ目も…いや鼻も当てられませんもんね。(*_*)

今期の深夜のビデオ鑑賞作品として、みうらじゅんさんの『シンボルズ』や水谷豊さんの『相

棒』が活躍してくれています。…しかし今時「ビデオ」ってのも古いですねぇ。

大抵のお宅ではもうDVDが導入されてますよね。我家でも数年前から導入が検討されて、ビデ

オが壊れたら、という話にはなっているのですが、幸か不幸か我家は家電運が良いので壊れる気

配がありません。ま、あるものは大事にしましょうって事でよしとしましょう。…あ、でも壊れ

ちゃってDVDに替えたら今ある山のようなビデオは皆見られなくなっっちゃうのかな。…

わー、それは困るなぁ。だから壊れてもまたビデオを買うことにします。…ってホントにどーで

も良い話で大変失礼しました〜。(>_<)


Vol.3352007.11.05

ぞわわわ〜ん。11月に入り、じわじわと寒気が忍び寄ってくるのを感じる今日この頃。

お年玉付き年賀状の販売も始まり、「ああ、今年も残す所わずかだなぁ…」と溜め息も深くなる

一方です。しかし毎年の事とはいえ、あと2ヶ月もあるのにもう終りだと感じてしまうこの感覚

を止める事はできないものでしょうか。…私の場合、仕事柄9月の末にはもう既に「気分は来

年」になってしまうのですが…。気の持ち様ひとつだと言われてしまえばそれまでなんですが、

どうにも気が急いて仕方がありません。(@_@);

 
遠方より従姉が上京したので、新しく地元の名所となった鉄道博物館に案内しました。

10月14日の「鉄道の日」にオープンしたばかり、オープン当日には徹夜組も出て開館1時間

後に入場を締め切ったという話を聞いていたので、ある程度の混雑は予想していたのですが、想

像以上の人出でした。おじいちゃんと孫、お母さん3人に子供5〜6人、生まれたての赤ちゃん

を含む一家5人、オジさん3人組など、色んなパターンのグループでひしめき合っていました

(そういう私はオバさん2人組)が、館内はかなり広く、展示物も充実しているので、食事を取

る時以外は特に混雑して困った、という事もなく時の経つのを忘れて熱中してしまいました。

飲食店は2箇所、他に駅弁の販売もありますが、入場したのが午後だったので駅弁は売り切れて

いました。レストランもさほど座席数がないのと回転がよくなさそうなので1時間程並びまし

た。お弁当を食べられる展示車両がありますので、予めお弁当を持参するなり、駅で駅弁を購入

するなりなさった方が良いかと思います。

思った以上に小さい子供達が沢山来ていて、しかも流石に電車好きの子供たちとあって、見事に

集中して一生懸命色んな展示物に見入っていました。何か好きなものに打ち込んでいる姿を見る

のはやはり気持ちの良いものですね。可愛い子供たちを沢山見られたのが思わぬ収穫でした。

都心の方からはちょっと不便な場所かもしれませんが一見の価値あり♪ですので、どうぞ1度お

越しくださいませ〜。(^O^)



Vol.3342007.10.29

うひょー。10月も最終週になりました。明日は楽しいハロウィーン。

お菓子を貰えなければイタズラしちゃいましょ〜。(~_~;)

 
先日接近した台風20号、皆様御無事でお過ごしでしたでしょうか?

私は仕事で、「今日は遅ければ遅いほど安全」と家人に言われて家を出ました。

夕方頃から管理職の2名がなんだかそわそわと動き、全員に「家どこだっけ?電車情報注意し

て、危ないようだったら早く帰ってね」と触れ回っていました。夕礼の終った20時半過ぎには

また更に強く「早く帰れ〜」の大号令が出捲くっていたので、心の中では「いやぁもう大丈夫だ

と思うんだけどな〜」と思いつつ、こんな早い時間に帰れる事なんて今年一杯もう絶対ありえな

いのでここぞとばかりにささ〜っと帰って来ました。

会社を出たらもう雨もパラパラ降る程度。駅のホームに着いたらすぐ快速がやって来て、しかも

車内はガラガラ。いつもより2時間も早く上がれて電車でも座れて、なんだかステキな夜でし

た。結局夕方に早く帰れと言われて急いで帰った人が一番大変だったのではないかと…。

地元の駅に着いたらデッキに壊れたビニール傘がそこここに散乱していて、そこで始めて台風が

接近した事を実感した次第です。

被害に遭われた方には大変申し訳ないことでございます。(>_<)

 
10月26日(金)キンダースペースさんのアトリエに「ワークユニット中間公演」を観に行き

ました。毎回ご案内を頂きながら、今回始めて拝見させていただきました。

●ラーメンズ作『私の言葉が見えますか』●チェーホフ作『熊』Aチーム●秋元松代作『極めて

家庭的に』●チェーホフ作『熊』Bチームの4本立て・上演時間3時間という長丁場でしたが、

疲れる事なく楽しく拝見しました。

特にラーメンズのコントをワークユニットの発表会で観られるとは思ってもいなかったので新鮮

な気分でした。ラーメンズさんのライブは1度観ておきたいを思いつつなかなか実現していな

かったので、これでますます観たくなりました。

秋元松代さんの作品も始めて拝見しました。病床の妻と看病する夫のやりとりが無理なく演じら

れていて、大変好感を持ちました。もしも私がこの主人公と同じような状況になった時、果たし

てうちの家人はあの夫のように辛抱強くつきあってくれるだろうか?という疑問が頭の中をよぎ

りつつ観たりして。…答えは出ませんでしたが。(^^ゞ

チェーホフの『熊』…AチームとBチームを続けて観るというのはけっこうキツイんじゃないかと

プログラムを見た時には懸念されたのですが、これは見事に良い意味で裏切られました。2チー

ムを1度に観る事で作品をより深く理解できたように思います。

若い役者さん達に沢山色々な物を与えていただきました。ありがとうございました。

修了公演はモノドラマに取り組まれるとの事、5ヶ月後が楽しみです!


Vol.3332007.10.22

陽射しといい、吹く風といい、空といい、雲といい、すっかり秋になりました。

温暖化が進んで毎年猛暑日が増え続け、もしかしてもうずっとこうなんじゃないか?昔のベタな

漫才ネタ、「8月でこんだけ暑いねんで。12月になったらどんな暑さになるんやろ?」ってい

うのはもうリアルな話になりつつあるなぁ。なーんて心配しちゃうのが私の中では恒例となって

しまったので、こうして秋が訪れてくれると本当にホッとします。

秋が一番好きな私はなんだったら一年中秋でいて欲しいくらいです。実際そうだったらまたなん

のかんの文句を言うに違いはないのですが…(-_-メ)

 
今年に入って不二家・ミートホープ・白い恋人・赤福…と食品偽装問題が後を絶ちません。今ま

では普段お目にかからないようなものばかりだったので「へ〜。」とか「そんな手口が?」みた

いな冷めた感想だったのですが、20日のニュースには思わず身を乗り出しました。

秋田県特産の比内地鶏でも偽装が発覚したのです。しかも、その偽装された「比内地鶏の燻製」

は一時期、秋田へ行った際には必ずお土産に購入していた、ずばりそのものでした。対岸の火事

だと思っていた食品偽装問題がついに自分の身に降りかかってきて、我家はなんだか妙にウカレ

ております。(^^ゞ

手榴弾くらい(?)の大きさのごろんとした塊で1個600円くらいだったかと思いますが、こ

れ、美味しいんですよ。まさか自分が気に入っていたものがそんな事になっていたとは思いもよ

らなかったわけですが、でもなんでしょう、別に怒る気にもならず。まぁ別に比内地鶏じゃなく

ても美味しかったなぁ、くらいな感じです。…って美味しきゃなんでもいいのか?とか味のわか

らない奴め、とか我ながらツッコミどころは沢山あるのですが。

あ、でも新聞をよく読んだら「約10年前からすでに全く比内地鶏をしようしていない」とあり

ますなぁ。って事は以前は比内地鶏を使ってたんですよね。私が気に入って必ず買ってたのは

10年以上前なので…あれは比内地鶏だったのかなぁ?

来月、もしかしたら秋田へ行くかも?なので、いつも利用する駅ビル・トピコの土産物店へ行く

のがちょっと楽しみになりました。(~_~;)


Vol.3322007.10.15

10月も半ばになりました。

旅から帰って、洗濯物以外の荷物をトランク毎玄関に放置しておりましたが、先日ようやく片付

けました。阿蘇山で買って飲み、記念に持ち帰った御当地水のペットボトルなどを眺めながら、

なんだかもうすでに遠い日の出来事のように感じている始末です。

 
10月10日、「迎え荷」で誤魔化していた腰も遂に悲鳴をあげ始めたので、最寄駅から送迎バ

スの出ている近所の天然温泉に保養に出掛けました。その日は朝から腰が痛み、もうどうにも堪

らず急に行こうと思い立ったのでした。こんな風にその日に急に行動を起こすという事がここの

所あまりなかったので、その迅速な動きに我ながら驚きましたが、それよりもそこまで腰の痛み

がピークに達してしまっている事にビビリました。

連休後の平日と言う事で場内は比較的空いていて、入りたいお風呂に好きなように入れました。

色んなジャグジーが楽しめる数種類の内湯と天然温泉の野天風呂…こちらも「あつ湯」やら「ぬ

る湯」やら「うたた寝之湯」やら数種類あり、特に温泉がちょろちょろ流れる石の上に寝転ぶ

「うたた寝之湯」は、湯当りもせずに温泉効果が得られてまさに極楽気分でした。そして高温と

低温の2種類のサウナ。それほど得意ではないので低温の方に入りましたが、中にテレビが置い

てあって大好きなドラマ『相棒』を放送中だったのでなんだかんだで小1時間サウナを楽しみま

した。流石にずっとはつらいのでCMの度に水を被りに出入りしてましたが、そんなのは私だけ

でした。(~_~;)窓の外からCMが終るのを覗く姿はかなりのアヤシサだったに違いありません。

サウナの後もう1度「うたた寝之湯」でうたた寝して、1度上がってリラクゼーションルームな

る薄暗い部屋のリクライニングシートでうとうとしたり畳の部屋でゴロゴロして体を休めた後、

また野天風呂を充分楽しんで帰りました。正味4時間程の滞在で800円。

いやー、いいですね〜。なんなら朝から晩まで居ても800円なんで、今度は一日居てみようか

ななんて思ったりして。お蔭で腰の痛みも楽になり、翌日も良い気分で仕事ができました。送迎

バスがあって便利だし、今シーズンはこれで乗り切ろう!って感じです。

ツライ時に逃げ込める場所があると思うだけでもだいぶ違うものですよね。

さあ今度はいつ行こうかなぁ?と早くも頭の中が温泉マークで一杯の私です。(^^ゞ 


Vol.3312007.10.09

金木犀の香り漂う季節になりました。

暑い暑いと言って過ごした日々もなんだかもう遠い昔の事のような気さえしてしまい

ます。

九州から帰って一週間が経ちました。旅の途中で今年度上期と下期の境目を過ごした

せいか、頭では10月になっているとは理解しているのですが、体の感覚ではまだ捉

えきれておりません。そういえば旅から帰った翌日からずっと深夜残業が続いたり徹

夜仕事があったりして、10日以上新聞も読まず、ニュースもロクに見ていなかった

ので、世の中の動きがわかっていないのでした。(>_<)

郵便局は民営化されたのでしたよね。民営化のその日に郵便局へ行った姉が「制服以

外は変わった様子はなかった」と報告してくれました。我家には「ゆうぽん」なるDMの

ような地元のお得情報の記載された冊子が届いていました。今はまだ目に見える変化

はないにしても市場原理に則って少しづつ変わって行くことにやがて気付くのでしょ

う。私のお金のほとんどは郵便局に預けてあるくせに、全く勉強不足なせいでなんと

なく不安に感じてしまいます。

「官製はがき」をようやく「公社はがき」と言えるようになったのに今度はなんと呼んだ

らいいのかと、今頭の中が「?」になりました。「民営はがき」…ってこたぁないですよ

ね。(~_~;)

 

そんなこんなで怒涛の月末月初を過ごしました。

連日の力仕事で腰もかなりヤバイ感じになっているのですが、面白いもので朝起きて

「うわー、こりゃ今日はダメかなぁ?」と思っても、いざ出勤して一つダンボールを持

ち上げると調子が戻ったりしています。「迎え酒」ならぬ「迎え荷」?

年末の最盛期に向けてまだまだ走り出したばかり。どうにか最後まで走り続けられる

ように調整しながら頑張ろうと思います。


Vol.3302007.10.02

10月に突入しましたー。松永麻里ひとり芝居『天湖』熊本公演が昨日無事終了いたしました。ご

来場いただきました皆さまありがとうございました。またご当地の方々に大変お世話になりまし

た。重ねて御礼申し上げます。

今回の企画は、麻里ちゃんの同級生の皆さんが「是非地元で麻里ちゃんの芝居を打ちたい!」と

いう熱い想いが実現したもので、遠く離れた故郷のご友人達と深い絆で結ばれている麻里ちゃん

を間近で見られて、とても誇らしく思いました。地元での公演という事や、芝居を初めて観る

お客さまが沢山いらした事など、様々な事が下北沢での公演とは一味も二味も違った舞台になっ

たように思います。古い蔵を改造して作られた会場も『天湖』の世界にうってつけの空間でし

た。この芝居が松永麻里のライフワークになる事を願う私です。


さて『天湖』は終わりましたが、春日亀さんと私の旅はまだ続いております。今日は阿蘇山ドラ

イブを楽しんでから博多に入りました。九州はまだ真夏日が続いています。もうすぐ夏休みが終

わってしまうという現実に気付き青くなっているところです。>_<;


Vol.3292007.09.24

先週に引き続き3連休でしたが、今週は振替休日という事で先週のようなモヤモヤに見舞われる

事もなく淡々と過ごしました。暑さ寒さも彼岸まで、の諺通り昨日からめっきり涼しくなったの

もその一因かもしれません。

 
自民党の新総裁に福田康夫氏が選出されて、史上初、親子2代続けて総理大臣、という事になり

ました。別に2世だろうが3世だろうが、良い政治をやってくれるんならどうでもいい事だと私

は思います。今時2世じゃない議員さんを探す方がムツカシイくらいのもんですもんね。なん

ちゃってそりゃまたちと大袈裟ですが。自分独りの野望に拘らない政治をお願いしたいものです。

 
いよいよ今週末、松永麻里一人芝居『天湖』の熊本公演です。

私は遅い夏休みを取って春日亀さんと一緒に追っかけを敢行する予定ですが、ちょうど休み明け

に大きな仕事が待ち構えていてその準備に追われ、旅の仕度に手が回らず…。でも旅程は春日亀

さんが仕切ってくれたので何も心配していません。春日亀さんは飛行機のチケットを取ったり、

宿の手配をしたりした事がなかったらしいのですが「やってみたら性に合ってるかも」と楽しそ

うだったので助かりました。公演日2日を含んだ5泊6日。初日の朝1便に乗って帰りは最終

便、と聞いただけでもお腹一杯な感じです。(~_~;)

6日間びっちり朝から晩まで春日亀さんと一緒に過ごすのは初めてですが、私にしては珍しく良

くも悪くも気を使わなくていい相手なので、まぁ運を天に任せる事にしましょう。…ってそりゃ

一体どういう…(^_^;)

来週は熊本から日記をお送りする事になるかと思いますが、どうなりますやら…お楽しみに!?
 


Vol.3282007.09.18

残暑厳しき折り、いかがお過ごしでしょうか〜。

せっかくまた涼しくなりかけたと思ったのに、またまた暑くなりました。

いやーん。このまま冬まで暑いような気がしてきましたよ。(-_-;)

 
今日は敬老の日という事でしたが、どうにもピンときませんでした。

そもそも私はこの「ハッピーマンデー」というのが好きになれません。

3連休にする為に由緒ある記念日を毎年カレンダーに合わせて変更するなんて、

お手軽御都合主義みたいな感じがとてもイヤです。

そもそも3連休が欲しいだなんて誰が言ったんだー。…って国民の多くがそう希望しているなら

とっても良い制度なんでしょうけれど。

しかし常々「国民総シフト制」になれば良いのに、と思っている私とすれば、無駄に連休を増や

さずに、記念日はちゃんとその意味を大事にして欲しいと思います。

 
先週の出来事といえばやはり突然の首相の辞任劇ですね。

その日丁度休みでノンキに『笑っていいとも』を見ていたらニュース速報で「辞意表明」とテ

ロップが出たので、我家はやんやの大騒ぎでした。

参院で大敗しても辞めなかった人がなんでこの時期に?????と腹立たしいやらバカバカしい

やら。ニュースや会見を見ながらツッコミまくって声も枯れる勢いでした。

それでまたもうすっかり「麻生VS福田」の闘いを連日見せられているわけですが、どんなに街頭

演説とかやってもらっても党員じゃない人にはどうしようもないですよね。

どちらがなっても安倍さんの失敗をちゃんと反省して多くの国民の為になる政治をやって欲しい

と思います。そもそも安倍さんを選んだのも自民党の皆さんなんですからねぇ…。

安倍さんには故郷の温泉施設でゆっくり骨を休めていただくのがよろしいかと…あ、それは違う

人でした。(~_~;)

…なんだかそんな話ですいませんでした〜。


Vol.3272007.09.10

夏が終った、涼しくなったと思ったのも束の間、またまた蒸し暑い日が続いております。(~_~;)

9月に入って3分の一を過ぎましたが、先月末の忙しさから脱却しきれず頭が混乱したままあれ

よあれよと時だけが過ぎていく〜と言った毎日です。毎月なんとなくその月の計画を頭において

行動するのですが、今月は全くのその場凌ぎ、行当たりばったりです。月末に旅行をするのにこ

んな事でいいのか…と気ばかり焦ります。

 
9月7日、台風9号が約2年振りに首都圏に上陸しました。

数日前の天気予報で9号が発生した時からなんとなく上陸しそうな予感はしていましたが、だか

らと言って特に用心するという事もなく、6日の晩もいつも通り残業をするつもりでいました。

夕礼で「今日は台風が来るから早く帰りましょう。…まだやる人?」と直属の主任に聞かれて手

を挙げたのが私一人だったので「あれ?」と思った時、別の主任が「いや、今日は本当に帰った

ほうが良いよ。本当に。」と念を押すように言ったので、妙に納得して1時間の予定を30分で

切り上げて帰る事にしました。

駅に着いたら丁度埼京線の通勤快速が時間通りに来て、しかも空いていたのでうほうほ気分で乗

り込みました。夕方の休憩の時点いていたテレビで新宿駅からの中継をしていて「今日は仕事を

早く終えて家路に急ぐ人達で駅は普段の倍程の人でごった返しています」と言っていたのを思い

出したりしていたら、十条駅で電車が止まりました。

「今まで荒川を越えるのに速度を落として運転していたが、ついに運転を見合わせることになっ

た。各駅に電車も停車しているので再会の見込みはない」というアナウンスがあって、更に15

分ほど経った頃「京浜東北線は動いているので東十条まで歩いてください」とのアナウンス。私

を含めてそれを聞いた人達がどやどやと、しかし混乱もなく静かに改札を出て踏みきりを渡り、

同じ速度で暗闇の中をずんずん東十条に向かう様はなんだか滑稽でした。全員他人なのに妙に歩

調が合っていて、つい「2・26事件」を思いだしてしまいました。(^_^;)


東十条に着いたら大船方面ホームに真っ暗なまま人を乗せた電車が停車していました。大宮方面

は時刻通りにやって来て、少しだけ止まってすぐ発車しましたが、赤羽→川口間で徐行運転、更

に川口駅手前で赤羽駅で架線の切断が発生したとの事でしばらく停車したりしました。赤羽から

座れたのと、鞄の中にチョコレートとお茶が入っていたので餓える事もなくぼーっとしていまし

たが、家に着いて時計を見たら会社を出てから2時間が経っていました。まぁその日の内に帰れ

てよかったよかった。もしも主任の言葉を無視していたら、車内で一夜を過ごす破目に陥ってい

たかもしれません。

しかし普段ならちょっとした遅れにもイラっとしてしまう私がのんびり台風電車を楽しんだなん

て、自分でもちょっと不思議です。頭の中がユルクなってるのが良い方に作用したんでしょう

か。そう考えたら、行当たりバッタリも悪くないのかな、とちょっと思ったりもしています。

月末の九州旅行の時に台風が来ない事を祈るばかりですー。



Vol.3262007.09.04

はぁ〜〜〜。

ようやく暑過ぎた夏も終ったようで一安心です。

急に涼しくなったのでなんだか体中の疲れがドワーッと出て、寝ても寝てもダルイ日々です。

…ってねぇ、ホント、暑きゃ暑いで、涼しきゃ涼しいで、なーんか文句ばっかり言ってすいませ

ん。(~_~;)

しかしながら最近私の体に明るい兆しが出てきました。

長らく痛みに苦しんでおりました四十肩、これがほとんど痛み

が取れて、肩の動きもすこ〜し楽

になって参りました。違和感を覚えてから早6ヶ月、一時は毎日泣きそうなほど痛くて、全く治

る気がせず、「ええい、もう治らなくても良いわい!痛いの我慢すりゃいいんだろ!」くらいの

ステバチな気分になっていました。そして先月末、どわーっと忙しい時期を過ぎて涼しくなりか

けた頃、症状が軽くなっているのに気が付いたのです。

いやー、やっぱり物事諦めちゃいけませんネ〜、と言うより諦めてステバチな態度になった所で

逆風が吹いたのかな。そういえば母に「半年くらいで良くなるよ」と言われていたのでした。そ

れがあったからステバチにもなれたのかも。先人の教えはありがたいですね。痛かった所が痛く

なくなるってすごくすごく嬉しいという事に久々に気が付き、なんかまたちょっと頑張れそうな

気分です。…とか言って、また左肩がなったら大騒ぎするんだろうなぁ。(-_-;)

職場の近くに新しく大きな図書館ができているのを最近知ったので行ってみました。

吹き抜けの2フロアで構成されていて広々とした感じが好印象です。入ってすぐの新着本コー

ナーにちょっと気になっていた写真集がどかんと置いてあったので思わず歓声を上げ、閲覧コー

ナーでじっくり鑑賞。その後2階へ上がってみたら、土地柄か「トキワ荘関連」と題して、公立

図書館には珍しく横山光輝氏の「鉄人28号」などの漫画が数多く並んでいたのでまたにんま

り。ぐるりと回って書架にたっぷり余裕のある様子などを見てこれはなかなか使えそうだぞ、と

嬉しくなりました。「区内在勤」という事で貸出しカードを作って貰おうと思ったら、この図書

館は在住・在勤関係なく、身分証明書があれば誰でも登録できると言われました。更に驚いたの

は自動貸出し機が何台か設置されている事です。カウンターに行かなくても借りる事ができるん

です。今まで図書館の人にしかできなかった作業が自分でできるなんて、なんか楽しいですよ

ね。早速、好みの作家の棚で見付けた、出てた事も知らなかった昨秋の新刊を手に取って自動貸

出し機で借りて来ました。

東池袋駅に直結しています。お近くの方御利用されてみてはいかがでしょうか?



Vol.3252007.08.27

暑いながらも夜風が少し涼しく感じる今日この頃…でもそれは単に連日40℃近い日を経験して

体が慣れてしまっただけかも知れませんね。深夜の30℃越えはやっぱり異常で、できれば慣れ

たくない気候です。来月も残暑は続くとの予報を読んでガックリと肩を落とす私です。

 
8月24日〜26日まで、下北沢小劇場楽園にて上演の松永麻里一人芝居『天湖』に、連日沢山

のお客様に御来場いただきました。誠にありがとうございました。

そしてこの公演の支えてくださった関係者の皆様に心より御礼申し上げます。

私自身が深く関わる事ができなかったので忸怩たる思いが残りますが、奮闘する麻里ちゃんの姿

を少しでも現場で目の当たりにする事ができてよかったと思います。

そして今回また多くの方と出会える事ができました。皆様に御礼を申しあげます。

来月29日〜30日、麻里ちゃんの故郷・熊本でも上演いたします。お近くの方、是非御来場い

ただきますようお願い申し上げます。

私も夏休みを兼ねて、熊本へ行く予定です。なんと春日亀さんと2人旅です。(^_^;)

球磨川の急流下りをやろう、とか、阿蘇山へも行ってみよう、とか、せっかくだから博多まで

行って天神さまをお参りしようとか、無駄の無いのが好きな2人なので、かなり濃い内容の数日

間になりそうです。珍道中になってしまわないよう気を付けます。(^_-)

そして9月末と言えば台風シーズンではなかろうか、とちょっとだけ心配ですが、「飛行機が飛

ばないので出勤できません」というのをやってみたい気も、ほんのちょっとだけしています。な

んちゃって。
 
今月も残す所あとわずか。月末に大きな仕事も控えていますが、宿題が終らなくてお尻に火が付

いていた小学生の頃を思い出して頑張りたいと思います。


Vol.3242007.08.20

うぎゃー!ついに出ました日本新記録!先週の暑さには心底参りました(@_@);

我家は流石に40.9℃までは上がりはしませんでしたが、それでもやはりかなりの気温で、水

道から出るのがもうほとんどお湯のような温かーいものでした。

「お!これはガス代が節約できるぞ!」と思い、シメシメとばかりに3日位続けて水シャワーを

頭からかぶっておりましたが、体を拭いてしばらくすると浴びている時のヒンヤリ加減はどこへ

やら、じんわりじんわりと体が温まっていく様な感じがして眠れませんでした。そういえば、

「冬の寒い日にお風呂上りに足首に冷水をかけて上がると体が温まる」というのを何かで聞いて

実践していた事を後になって思い出して、とほほな気分になりました。…まぁでもガス代が節約

できたからよしとしましょう。(^^ゞ

 
連日の猛暑に耐えかねて伸びに伸びていた髪をようやく切りました。

前回美容院に行ってから早半年…。毎回行く度に「ああ、次はちゃんとスタイルが崩れる前に来

よう」と思うのですが、何しろ予約の電話を掛けるのが面倒くさいもんで、「まだいいか」「も

うちょっと我慢できそう」なんて言ってる内にどうにもならない程伸びてしまう、という繰り返

しです。流石にこの暑さで一月ほど前から毎日まとめ髪にしてちっちゃいお団子を結んでいまし

た。なので逆にこれでこの夏を乗り切って、いっそ伸ばしちゃう?とまで思いかけたのですが、

髪をまとめるのに使っていたヘアクリームが底をついてしまったので、鬱陶しい頭の為に新しい

整髪料を買うくらいならちょっと面倒くさいのを我慢して予約の電話をしちゃった方がいい、と

いう計算です。久しぶりにバッサリと切って貰って、またまた田嶋陽子さんかマルサの女か、と

いうような感じになりました。

家に帰ったら「ちびまるこ」と言われました。(^_^;)

なんて、そんな話題ですいません。何しろ暑くて毎日生きているので精一杯な感じでございま

す。早く涼しくなって欲しいと心から願う私であります。

皆様もどうぞ熱中症などにお気をつけになって、厳しい残暑を乗り切ってください!


Vol.3232007.08.13

渋滞情報が毎日ニュースで流れるようになりました。お盆ですねぇ。

核家族で新興住宅地に育った私は家にお仏壇のある暮らしをした事がなかったせいか、今一つこ

の「お盆休み」という概念がいまだにはっきり理解できていません。

ちなみに「盆」を辞書を引いてみたら【?←(盂蘭盆)7月13日から16日までおこなわれる、

祖先や死んだ人の霊を祭る行事。地方では1ヶ月おくれておこなうことが多い。】(三省堂国語

辞典より)とありました。「うらぼん」という言葉は知っていましたが、表とか裏とかの「う

ら」だと思って「おもてぼん」もあるのかと思っていました。(^^ゞ

更に仕事柄この時期に休む事など縁のない事なので、毎年「帰省ラッシュ」「高速道路渋滞」の

ニュースを見ても「うひゃー、大変そう」と思うばかりです。

そういえば夏休みに入って新幹線の乗客の中のお子さんの割合がぐんと増えているのは、朝埼京

線を追い越して行く新幹線を見ていると実感します。可愛い子供たちが、ギュウギュウの通勤電

車に向かって元気よく手を振ってくれます。なんだか嬉しくなってこちらも振り返そうと思いつ

つ、狭い車内ではなんとなく恥ずかしいので笑って見ているだけですが、とてもほっこりする一

時です。
 

最近職場で「脳内メーカー」というのがちょっとだけ話題になっています。

オモシロそうだったので私も試しにやってみました。

正面から見て左の端に「迷」、頂点に「働」。右の端に「泣」、頂点に「忍」。その他は全部

「悩」と出ました。…どうなんでしょ?

他の人の結果を聞くと「愛」とか「遊」とか「食」とか「欲」とか、なんとなく楽しそうな文字

が多いんですけど…なんかがっくりきちゃいました。しかもやったのが夜中だったので、余計凹

んでしまった私でした。

 
今週一杯酷暑が続くようなので、皆さまどうぞ熱中症にお気をつけてお過ごしくださいませ。
 


Vol.3222007.08.06

毎日うだるような暑さが続いております。(~_~;)

今年から気温が35度以上の日は「猛暑日」と呼ばれるようになったようですが、

私の職場には真冬でも「まさに猛暑だね」と言う暑がりのおじさんがいて、皆「猛

暑」という言葉に辟易している感があり、イマイチ評判がよくありません。

真夏日だろうが猛暑日だろうが著しく暑い事には変わりなく、むしろそんな分類があ

ると余計暑く感じてしまいます。はぁ〜。とにかくじっと耐えるのみ…

とかなんとか言いながら食欲が落ちる事もなく、体重微増の私です。

 
広島に原爆が落とされて62年が経った今日、

今年も暑い中行なわれた平和記念式典の様子をテレビで見ました。

広島市長や広島の小学生により力強く宣言される「平和の誓い」に毎年胸を打たれま

す。

核兵器廃絶はもとより、今尚各地で繰り広げられる民族間紛争も一日も早く終結する

事を願って止みません。


Vol.3212007.07.30

大方の予想通り、自民党の大敗で参院選が終りました。

今後の展開に益々注目していかなければいけません。

…って大雑把な感想ですいません。

投票日直前の事でしたが、地元に外務大臣が応援演説をしにやってきました。

ちょうど良い時間に駅に辿り着けたので、野次馬よろしく駅のデッキの上から拝見し

ました。マイクを握るなり「テレビで見るより良い男ですかー?」の第一声には驚き

ました。

女性候補の応援だったので、聴衆も女性が多かったらしく、「わー!」って盛りあ

がってましたが、正直テレビで見る方がインパクトありました。遠目にはチャームポ

イントの口がよく見えなかったせいもあるかも?(^_^;)

しかしやはり大物政治家を近くで見るのはオモシロイですね。また選挙にならないか

なぁ〜。…て何目的…?
 

今回、地元の選挙区から初めて立候補して見事トップ当選を果たしたのは私と同い年

のキュートな感じの女性でした。この候補者の遊説車にはずっと地元選出の衆議院議

員がつきっきり、って感じだったので、この議員さんの絶大な力に感心し、私もこの

方に弟子入りして次の選挙を狙ってみようかな、なーんて思ってみたりしちゃったり

して。でもこの四十肩のせいで手が振れないからダメだわー、とすぐ諦めました。な

んちゃって。そんな事を考えるのは供託金が用意できてからにしろ、って話ですよ

ねー。(~_~;)

しかし今回の選挙はなんだかいつもより遊説車に出会う度合いが高かったような気が

しています。

街にまた静かな日々が帰って来ると思うと正直ホッとします。

選挙関係者の皆様おつかれさまでした。


Vol.3202007.07.23

台風一過の翌日、大きな地震で肝を冷しました。

私は職場のバックヤードで床に膝をついて作業中で、揺れがダイレクトに体に伝わっ

て、すぐにただ事じゃない感じがしました。一週間経ってもまだ水道・ガスの復旧が

遅れているとか、避難所も危険になって引越を余儀なくされるとか、ニュースで被災

地の様子を見る度に胸が詰まります。被災された皆様に一日も早く安心できる日が訪

れますように心よりお祈り申し上げます。
 

7月21日(土)劇団キンダースペースさんの短編演劇アンソロジー・織田作之助篇

『勧善懲悪・競馬』を北とぴあにて拝見しました。

私が織田作之助の作品と出会ったのは、やはりキンダーさんの「モノドラマ」で瀬田

ひろ美さんがお演りになった『道なき道』でした。何度か拝見しましたが、その度に

ぐっと惹き込まれて深い感銘を受けました。作品を読みたいと思いつつ手付かずのま

まに来てしまいましたが、今回この公演に先だって行なわれた「もうすぐ初日!ワー

クショップ」に参加して原田さんのお話を伺いました。そこでもいくつかの短編を瀬

田さん、小林元香さんが朗読してくださり、「オダサク」の魅力の一端に触れる事が

できました。またチェーホフ作品との対比などのお話もあり、とても興味深く、楽し
く、そして勉強になりました。

そんな私ですから『勧善懲悪』も『競馬』も原作を読まずに拝見しました。パンフ

レットによると時代背景を変えてあるという事なので、やはり原作も読んでみたいと

思います。

どちらもなんだかどんどん哀しい方へ哀しい方へと進んで行ってしまう人のお話でし

たが、でもなぜだか憐れに思ったりする事もなく、心地よい疲労感の残る作品でし

た。きっとそれが原田さんの仰るオダサクの魅力の一つ「人生の俯瞰と突き放し」に

よるものなのだと思いました。

それにしてもこの沢山の人生を俯瞰し続けたオダサクという人が、ご自身は34才の

若さで亡くなっているというのがまたなんともまぁ、という感じです。いや逆に「だ

からこそ」なのかも知れませんが。

今後の「短編演劇アンソロジー」の展開がますます楽しみです。

 


Vol.3192007.07.16

観測史上最大と言われる台風4号が上陸しました。

台風が巨大化しつづけるのも地球の温暖化が原因だそうで、このままではもう台風も

どんどん大きくなっていくばかりなんだろうかと不安にならざるを得ません。

ニュースでは各地の大変な被害を報道していますが、私の家の辺りは全くもって平穏

で、「ある梅雨の一日」と言った程度の降雨量でした。なんだか申し訳ないような気も

してしまいました。被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

7月10日(火)カナダ現代演劇祭・リーディング公演『ハーフ・ライフ』を聴きに

両国ギャラリーΧへ行きました。これは2005年度カナダ総督賞を受賞したジョン

・マイトン氏の日本未発表戯曲をSHIBAIYAの一瀬たかねさんが演出されたも

のです。一瀬さんは今回御出演もされていました。

舞台は郊外の老人ホーム。そこで出会った認知症の男女の恋愛とその家族を描いた物

語です。介護医療、信仰、電脳開発など、現代における問題点がいくつも散りばめら

れていて、聴き応えのある作品でした。80歳を過ぎて恋に生きるクララをにいくら

近子さんが可愛らしく演じていらっしゃいました。ちょうど同じ年頃で医療施設で暮

らす伯母の事が頭にうっすらと思い浮かんで、ちょっとせつない気分にもなりまし

た。誰の身にもやがては訪れる親の介護問題について、そろそろきちんと考えなくて

はならない歳に自分もなっていることを改めて思いました。元気で暮らす両親にひた

すら感謝。親よりも先に弱ってしまわないように、自分の健康を維持できるように心

掛けたいと思います。


Vol.3182007.07.9

女性初の防衛大臣が誕生しました。

なんだー、こんな事なら小池さんに『OLIVE DRAB』を観ていただけばよ
かったですねぇ。…なんちゃって。
相次ぐ閣僚の問題発覚でなんだか美しくない事になっています。
参議院選挙も近づいてきて街宣者が激しく行き交うようになってきました。
国民の一人一人の清き一票が汚される事のないように願いたいものです。

7月4日(水)内幸町ホールにて裁判員劇『東京地裁刑事第201号法廷』を観ました。
SHIBAIYAの一瀬たかねさん・直樹優鷹さんが脚本・演出を手掛けた作品です。
これは平成21年から導入される裁判員制度の理解を深める為に東京弁護士会が企画
したもので、実際にあった事件を基に裁判の流れをわかりやすく再現し、客席が裁判
員となって評決を下す、という参加型裁判劇です。

観客には起訴状・事件現場の見取り図・被害者の鑑定書・鑑定資料及びその鑑定書・
主創見取り図(人体図)が資料として配布され、それと冒頭陳述・証人尋問・論告・
弁論で構成される公判審理、別室で行なわれる裁判官と裁判員の評議・評決の様子を
見ながら、今回の事件の争点である「殺意の有無」について評決カードを提出する、と
いう仕組でした。

裁判員制度については数年前NHKで放送された三浦友和さん主演のドラマ等を通じ
て知っていましたし、子供の頃から時代の今昔・洋の東西を問わず「お裁きモノ」が大
好きで沢山の作品を観ているので裁判についても違和感・距離感はありません。なの
でやはり今回は「自分が裁判員に選ばれたら…」というテーマでこの芝居を観たわけ
ですが、真っ先に思ったのは被疑者の陳述や証人尋問などを間近で見たりしたら、被
疑者や証人の様子などで先入観を持ったり、情に流されたりしてしまうんじゃないだ
ろうか?という事です。また有罪と判断するには検察官の提出する「合理的な疑問を
残さない程度」の証拠が証明されなければならない、というのですが、それがまたム
ツカシイ。「合理的な疑問」とは「私たちの良識にもとづく疑問」で、「通常の人なら誰
でも疑問を抱かない程度の確信が得られて初めて有罪とすることができる」というの
です。そしてその市民の良識を取り入れる事で冤罪を防ごう、という事のようです
が、今良識というものほどあやふやなものはないんじゃないかとさえ思えるのにそん
な事でいいのかという気がしてしまうのです。
逆に裁判官が専門分野を研くのと同等に市民の良識を持っていればいいんじゃないか
?という風に思ったりもするわけです。
また自分が選ばれた時に最も心配なのは「守秘義務」が守れないんじゃないかという
事です。
「○月×日第1回公判で裁判所に行って来ました」なんてうっかり日記を書いてしまい
そうです。(>_<);
…やっぱり裁判員には選ばれないように、とお祈りするしかなさそうです。


Vol.3172007.07.03

7月に突入しましたー。
一年の半分が過ぎるともう「今年は終わったも同然」な気持ちになってしまいます。
それにしてもこの空梅雨具合は本当に心配です。かといってあまり雨を強く望んで
また局地的な豪雨なんて事になってしまうのもコワイので、どうかどうか適切な場所に
適当な量だけ雨を降らしてくれるようにと天にお願いするばかりです。
 
今日(3日)の朝日新聞朝刊のテレビ欄『はてなTV』に麻里ちゃん出演のナイキのCMに
ついてのQ&Aが掲載されていました。
ロナウジーニョが「ヒロシ」と呼ばれているのはなぜ?という問に
「普通の高校生の中に未来のロナウジーニョはいる、という設定なのでよくある名前の代表

格として
『ヒロシ』を選びました」とナイキジャパンの方が答えています。
それを読んでちょっと意外な感じがしました。「ヒロシ」って今でもよくある名前?
なんとなくですけど最近の高校生くらいだと「翔」とか「大地」とかいう
なんかこう果てしなく広い世界にはばたく感じ(?)の名前が多そうな気がしませんか?
という事で気になっちゃったので明治安田生命の「生まれ年別名前調査」というのを見てみ

ました。
大正1年から平成18年までのトップ10が5年ごとの一覧表になっています。
これを見てまず目についたのが大正1年から3年までのそれぞれのトップが「正一・正二・

正三」、
そして昭和2年、3年のトップが「昭二・昭三」だった事です。
同じ「しょうじ・しょうぞう」でも字によって生まれた年が違うのがわかるという仕組み

(?)ですね。
そして大正から昭和中期にかけては一文字名前「清・茂・正」などが圧倒的に多く、
やはりその中にも「博・弘・広・浩」などは恒にランクインしておりました。
しかしながらここの所の傾向としては、やはり私の予想通り「大輔・拓也・健太・翔太」と

いうような名前がほとんどで「ヒロシ」は「浩」で昭和44年の9位を最後にランク外に
なっています。
最近の一文字名前は「翔・空・陸・翼」なんてのが多いみたいですが字だけ見ると自衛隊を

想像しちゃうのは私だけ?(~_~;)
太平洋戦争末期の昭和18年から20年にかけて「勝利」と名付けられた方が沢山いたとい

うのもわかりました。大きく世相を反映する名前、とても興味深いものがあります。
ちなみにうちの父も「ヒロシ」です。(^^ゞ


Vol.3162007.06.30

見事な空梅雨です。
このまま行ったら諸々どうなるのかと不安です。
更に、立て続けに行なわれる強行採決、爆発する温泉、落下する大看板、偽装される食品…
安心とか安全とかいうものからすっかり見放されてしまったかのような連日のニュースで気

分が悪くなる一方です。
新聞にミートホープの事件を「偽牛ミンチ問題」と書かれていたのにはちょびっと笑いまし

た。「偽牛」って…。しかし、その偽装品が生協で売られていたというのにはオドロキまし
た。「生協=安全」と思って利用している人はかなり多いはずです。うーぬ。もはや信じら
れるものなど今の日本には何もないのかも…。
 
6月22日(金)いつもの出勤時間に大宮駅に着いたら、なにやら長々と振り替え輸送の案

内放送をしている模様。改札に入るとその先にある新幹線改札口がわんさわんさと賑わって
います。繰り返される「停電」「全線ストップ」「振り替え輸送」の放送で状況を把握。埼
京線ホームにも行ってみましたが、いつからここにいるのかわからない通勤快速がぎゅう
ぎゅうに人を乗せたまま止まっているし、更に「線路内公衆立ち入りで復旧の見込みなし」
との放送もあり、かなり本気で「うわー、休んじゃおっかな」と思いました。取敢えず同僚
に状況をメール。善後策を考える為に地上通路に戻る時、埼京線ホームに人が入らないよう
に階段にロープを張る作業が始まっていました。
構内の客数は増す一方、交通警察隊と思しき制服組もぞろぞろ出動しています。そこで気が

付いて振替乗車券を配る駅員さんに「池袋までの定期ですが、新幹線に乗ってもいいんです
か?」と訊ねると「埼京線も止まっていますのでいいですよ」という答え。「しめた」とば
かりに列に並び直し、振替乗車券を貰って新幹線改札を通って発車案内をチェック。色んな
方角から5分から10分間隔で東京行きが来るのがわかり、一番先に来るのにはもうかなり
列が出来ている筈なので3本先のに乗ることにしたのが正解でした。
足元のマークを確認しながら乗車口の先頭に立ち、待つ事約10分。前の2本が遅れながら

も発車した後、なすの268号が到着。車内に入るとちらほら席が空いていたのでまんまと
座る事ができました。前が詰まっているので少し停車した後は上野まで約20分。なんとも
優雅な出勤になりました。上野駅ではテレビの取材が入っていました。そこからは山手線で
移動、結局定時よりも40分ほどの遅れで到着する事ができました。
社内にもこの停電の影響で3〜4時間掛かり、午後になって出勤した人が何人もいました。

空調の切れた車内で気分が悪くなった方が続出したとか、雨の中、大宮駅まで線路を歩かさ
れた方々もいたとか後で聞いて、私はなんとラッキーだったことかと申し訳なく思いまし
た。この日はニュースも見られなかったので地元で起こった事故であったにもかかわらず、
結局何もわからず終いでした。家に居た家人の話によると、救急車やヘリコプターで大変な
騒ぎだったという事でした。
出勤の日なら遅延証明書を出せば遅刻にもならずに済むので問題ないのですが、これがサー

ティーズの公演の日とか、楽しみにしていたライブの日だったら気が狂ってしまったかもし
れません。
この事故に巻き込まれた皆さま、御苦労さまでした。m(__)m


Vol.3162007.06.18

梅雨入り宣言が出た途端にドピーカンな日が続きますねぇ。
空気が乾燥していて、夜になると涼しげなので助かりますが、これは日本が砂漠化してい
るって事?なんてよく解りもしないのにちょっと不安になったりして。
ここのところコムスンとかNOVAとか、急成長企業の不正が立て続けに明かになりました

が、なんだか「規制緩和のシワヨセ」って感じがして、今色々と政府が決めようとしている
事もそのうち大きなシワヨセがくるにちがいないと暗い気分になります。
先週は、いよいよ年末商戦に向けての準備が始まり、そのことでも頭の中が薄暗〜くなった

りしたもんで、どうにも思考が暗い方へ暗い方へと向かってしまいます。
そうするとやはり逃避行動に出ようとするらしく、なんだか急に昔聴いていたヘヴィメタル

バンドのテープを引っ張り出して出勤時に聞いたりしています。今時通勤電車でカセット
テープを聴いている人は私くらいのもんじゃないでしょうか。(~_~メ)
?ズンガガガガガ、ズンガガガガガ、ズンガガガガガ、ガガッ、ガガッ、と音に合わせて体

を動かしたり頭を振ったり…って一応車内なんでそれなりにひっそりとですけど…すると、
やはり少し気分がスッキリします。盗んだバイクで走り出したり、校舎のガラス窓を全部
割って歩いたりしなくてもよいのです。←意味不明。
懐かしく馴染み深い音を聴きながら「そういえば毎年この時期はそんな気分になるんだった

な」と思い出し、「あぁなんて同じ事を繰り返しながら生きているんだろう」とまた薄暗く
なっちゃったりした私です。(゜-゜)
こんな時はノリの良い音楽を聴いたり、楽しい事を考えたり、面白いものを観て笑ったりし

ながら、モチベーションを上げてアグレッシブに行動していかないと(ってラモスか?)…と
自分に言い聞かせてがんばりまーす。^_^;


Vol.3152007.06.11

今朝何気なく開いた私の手帳の6月11日の欄に「入梅」と書かれている事に気が付きまし
た。同じ手帳をもう5年以上使っているのに、今年初めて気が付きました。ずっと「入梅」

を気象庁が発表する「梅雨入り宣言」の初日のことだと思っていたのでちょっと気になって
検索してみた所、「入梅は季節の移り変わりをより的確に把握する為に設けられた特別な暦
日である雑節の一つ」(byWikipedia)とありました。他に節分・彼岸・社日・
八十八夜・半夏生・土用・二百十日もこの雑節にあたるそうです。へぇぇぇぇぇぇ。知って
て「二十四節季」が精一杯でしたー。(^^ゞ
今年は梅雨入りが大幅に遅れる見通しだそうで、今から水不足が心配されているようです。
また野菜が高くなっちゃうのかなぁ。…雨乞いでもしてみますかねぇ。
 
とか言いつつ、10日のどしゃ降りはものすごかったですねぇ。
丁度みゆきちゃん出演のミュージカルを観ようと吉祥寺駅から前進座劇場へ向かっている間

にザッバーーーーーと降られました。
そのミュージカル『天の鍵』は日中国交回復35周年を記念して日中韓共同で制作され、中

国、韓国での公演を終えての日本上陸となりました。
地球を破壊してまでも利益を得ようと企む怪人ドクトルと、ドクトルの奴隷にされている妖

怪達の助けを求める声を聞き千年の眠りから覚めた孫悟空が地球の未来をかけて闘う、とい
うお話でした。「地球の未来は君達のものだ」という台詞が日中韓の子供達の心に深く刻み
付けられた事を願いながら劇場を後にしました。
その後下北沢へ移動し、ぼっくすおふぃす・プロデュース公演『密室にて』を拝見しまし

た。ある企業の面接に訪れた3人の男を戸内靖さんがお一人で演じておられました。「待合
室」と言われて通された部屋が実は面接会場だったという設定でしたが、その会社がどんな
業務内容であるかとか、今回の募集で何を求められているのか等が語られる事がなく、なん
となく謎のままであるところが余韻を残して面白い作品でした。
今回声の出演をされている栗田かおりさんと客席で御一緒させていただき、なんだか不思議

な感覚(?)も味わう事ができました。(^0_0^)
 
そしてこれを書いている間に、麻里ちゃん出演のナイキのCMに遭遇しましたー!イエーイ。
ロナウジーニョのお母さん役ですが、部屋でボールを蹴ってるロナウジーニョに「いい加減

にして!」と怒る様は…いつもの麻里ちゃんでしたー。)^o^(
前回マイクロソフトの時は失敗したので、今回は是非ビデオに納めたいと思っております。


Vol.3142007.06.04

6月に入りましたが、なにやら爽やかな日が続いていてありがたい限りです。
昨日職場の同僚がお弁当に保冷剤をつけてきていたのを見て「そろそろ酢飯にしないとダメ
かねぇ」なんて話していたのですが、この様子ならしばらく大丈夫そうですね。
 
ここのところ連日国会で紛糾している年金問題。
こつこつと支払いを続けてきた人の記録が消えてしまうだなんて、全くもって許せない酷い

話です。国が国民に対して義務を果たさなくなったらその国はもうお終いなんじゃないで
しょうか。
私も厚生年金から国民年金に変更し、更に国民年金になってからも種別の変更を2度してい

るので、甚だ不安でなりません。しかも2度目に変更した時は年金手帳への記載がなされて
いなかったので、慌てて役所に戻りその旨を告げるとその役人は「今は全部コンピューター
で管理しているから大丈夫」とのたまいました。(T_T)お上に対して疑り深い私はその時か
ら「え〜、本当〜?」って思っていましたが、今この状況になってみると「やっぱり…」っ
て感じです。年金手帳を出してみたら、自分で鉛筆で変更の届けを出した日付けが書き入れ
てありました。毎年の領収証も取ってあるので何かあった時には徹底的に戦います(^_^;)…と
か言いながら、この分でいくと年金支給の年齢は私達の頃には今よりもっと引きあがってい
そうだし、本当に支給されるかどうかもアヤシイ気がして、あんまり期待はしていませ
ん。ってそこまで疑う?
今相談窓口は黒山の人だかりで調べるのにめちゃくちゃ時間がかかるという事なので、ホト

ボリが覚めた頃にでも行ってみようかと思っています。
ああ、日本よどこへ行く〜。


Vol.3132007.05.29

そろそろ紫陽花がきれいな花を開かせ始めました。
ここのところまた夜になるとひんやりとして良い感じです。
ずっとこのままの気候だったらいいのになぁ。
整形外科で教えてもらった肩の運動を始めて一週間経ちました。
お蔭様で日に日に良くなっております、と申し上げたい所ですが、良くなるどころかやって
もやっても、というよりやればやるほど痛くなるような気がします。これぞまさしく3段逆

スライド方式!セカンドオピニオンを求めるべきかどうか悩ましいところです。
 
5月25日、麻布区民センターにて開催の麻布演劇市20周年記念公演『ムーサ第9回公演

 愛はどこからやってくる』を観に行きました。文化学院時代の1期先輩、星玲子さん・大
館正宏さん・和魔野直子さんが御出演でした。
大館さんとはほとんど卒業以来?というほど長い間お会いしていませんでしたが、暗転明け

て舞台上に座っていらしたお姿ですぐわかりました。なんかとても不思議な感覚でした。終
演後には観にいらしていた先輩方3名とも久々にお会いできて、めちゃくちゃテンション上
がりまくりでした。学校で同じ時間を過ごしたよりも遥かに長い時間が経ってしまっている
のに、一瞬であの頃に戻ってしまうというのは、当時それだけ濃いお付き合いをさせていた
だいていたという事だよなぁってしみじみ思いました。
今思えば先輩方には本当にお世話になったなぁ、と当時をあれこれ思い出しながら、そうい

えば和魔野さんにはいつも出席カードを出していただいていたんだ!なんて大変なことを思
い出しました。普通そういうのって、先輩の分を後輩が出すもんですよねぇ…。
うわー、なんつー後輩だったんだー!(赤面)
お一人お一人強い個性をお持ちでありながら団結力も強い先輩方に久しぶりにお会いでき

て、沢山パワーを頂きました。皆さん変わらずお元気そうで、私が一番老けてしまっている
ようでした…とほほ。
いくつになってもやはり先輩は見習うべき、ありがたい存在だと思いました。
先輩方ありがとうございました。またお目に掛かる日を楽しみにしています!
 


Vol.3122007.05.21

5月らしい爽やかな日が続いております。夜ともなるとひんやりとして肌寒いくらいです。
空気が乾いているせいか、毎晩綺麗な月が金星を伴って眩しいばかりに輝いています。
確か去年の今頃はもう梅雨みたいな雨の日が続いて鬱陶しかった記憶があり、こういやに爽
やかな日が続くと逆になんだか心配な気さえしてしまうのは…私だけでしょう。(ーー;)
 
2月の末頃に違和感を覚え、4月の末に「こりゃ四十肩だろうなぁ」と自覚した肩の痛みが

ここのところピークを迎え、何もしなくても痛んだり、びっくりするほどの激痛が走ったり
と、もう「楽しんで付き合う」範囲を越えてしまったので、ついに整形外科に行きました。
まぁ念の為にレントゲンも2ポーズ(笑)撮ったりしたのですが、やっぱり結果は四十肩。
もう立派にお医者さまのお墨付きです。
電気治療の後、運動療法の説明を受けました。

1手を伸ばして棒を持って上下運動。
2棒を後手に持って上下運動。
両手を肩にのせて内外に回す。
4両手を頭の後ろで組んで肘を開閉。

という4つの動きを各10回ずつ、朝晩1セットやるように、との事。
さっそくお風呂上りにやってみましたが…うえーん。めっちゃ痛いですー。
いくらこの運動をしないと治らないと言われても、こんなに痛いんだったら治らなくてもい

いよー、ってくらい痛いです。テニス・ゴルフ・水泳が良いという事ですが、日頃会社でへ
とへとになっているのに、精神的にも体力的にもそんな余裕はありません。
とりあえず貼り薬と教えてもらった運動療法で治していくしかなさそうです。とほほ。
 


Vol.3112007.05.15

母の日も終り、これでしばらく行事のない心静かな日々が送れるかな、と少しホッとしてお
ります。
11日の朝日新聞朝刊社会面に一瀬たかねさん主宰の劇団「SHIBAIYA」と東京弁護士会が

連携して上演された「裁判劇」の記事が写真入りで紹介されていました。
これは平成21年5月までに実施される「裁判員制度」について理解を深めようと企画され

た公演で、舞台上で繰り広げられる裁判を観ながら観客が裁判員となり判決を下す、という
ものだそうです。たかねさんから伺ったところによると、この公演は数ヶ月かけて都内を巡
演されるそうで、6月は16日(土)・17日(日)に荒川区のムーブ町屋で、7月は4日
(水)・5日(木)に千代田区の内幸町ホールにて行なわれるそうです。
お近くの方、会場にて擬似裁判に御参加なさってみてはいかがでしょうか?
 
先日ビデオテープを整理しながら、フランソワ・トリュフォー監督の『柔らかい肌』『隣の

女』、クロード・ミレール監督の『リリィ』という3本のフランス映画を観ました。
『リリィ』はチェーホフの『かもめ』を下敷きにした作品で、映像美溢れる作品でした。
トリュフォー監督の作品は、ある時期ヌーベルバーグ作品に対してなんとなく苦手意識を

持っていた事もあり、『日曜日が待ち遠しい』くらいしか観ておらず、しかもあまり記憶に
なかったりして、2作品とも「へぇーーー」って感じでした。どちらも不倫を描いた作品な
んですが、結末がおひょー!って感じなんですよね。…って感想にもなんにもなってないで
すが…(~_~メ)
『隣の女』のファニー・アルダンが加藤剛さんに見えてしかたなかった私でした。それと相

手役の男性がジェラール・ド・パリュデューだと気が付いた時の衝撃はかなりのものでし
た。
水野晴男さんではありませんが、いやぁ〜映画って本当にイイですね。
なんてまとめですいません。^_^;


Vol.3102007.05.07

最大で9連休という今年のGWも最終日はしっとりと雨で締め括りとなりました。
皆様いかがお過ごしになられましたでしょうか?普段と変わらず仕事に出ていてもあっとい
う間に感じたのですから、楽しい休暇となれば尚更だったのではないでしょうか?
うまくリフレッシュできた方はよいですが、余計仕事するのがイヤになってしまった方も多

いのではないかなぁ、と今朝電車に乗って思いました。いや別にヒガンだりしてるわけじゃ
ないですよー(^_^;)
5月3日の朝のワイドショーでは各局が高速道路に数台の車を投入して、高速道路の混雑状

況や、どの車線で行くのが一番速いかの実験など、大きなお世話的な事をやっていました。
その数台が要らぬ混雑を引き起こしているんじゃないの?と思ったのは私だけではないで
しょう。
 
先日部屋を模様替えした際にCDラックの中身ががぐちゃぐちゃになっていた事に気付き、

並べ替えを敢行、『クレージーシングルス』というCDを久々に手に取りました。1990
年頃の第2次植木等ブームの時に買ったものです。2枚組でDISC1には『スーダラ節』
『ドント節』『五万節』『無責任一代男』『ハイそれまでよ』『ホンダラ行進曲』『だまっ
て俺についてこい』などクレージーキャッツの大ヒット曲がずらりと並んでいて、リアルタ
イムでは見ていない私でもこれぞクレージー!と唸ってしまう1枚です。歌詞のほとんどは
青島幸男さんで、当時のサラリーマンや社会の様子が偲ばれます。現実の暮らしは侘しいけ
れど、でもそのうちデッカイ事やってやるもんね、といったような生きる希望が感じられま
す。
子供の頃世の中に流れていた空気感のようなものを思い出しました。「昭和」の匂いとでも

いうのでしょうか。ただただ懐かしく思い起こしました。朗々と歌う植木さんの声を聞いて
いたら思わず「植木さんも亡くなっちゃって…」と声に出して言っていました。
…って、だからどうしたって話ですいません。私の今年のGWの思い出と言う事で…(~_~;)


Vol.3092007.04.30

いつの間にやらGWに突入していました。
子供の頃から「GWは4/29から」という感覚が体に沁み付いているので今年のように
28日から突入されてしまうと何が何だか…って感じです。たぶんしばらく日にちと曜日が

グチャグチャのまま過ごしてしまうことでしょう。
このGW期間中、京橋にある警察博物館では「東京の治安最前線展」を開催中だそうです。

ポリグラフ(うそ発見器)・指紋採取が体験できたり、鑑識課似顔絵捜査官が来館者の説明
だけを頼りに似顔絵を作成してくれたりするそうです。なんだか楽しそうで行ってみたい
なぁと思いますが、GW中に外出するのはどうにもツライものがありますね。GWの混雑の
中、家族サービスをするお父さん・お母さん、本当に御苦労さまです。
 
この数ヶ月右肩に違和感を覚えていましたが、ここに来て上げたり伸ばしたりの動作に痛み

を伴うようになりました。うわー、これって四十肩?ついにキターっ━━━━(゜∀゜)━━
━━て感じです。
母によると「半年くらいで治る」との事ですし、幸か不幸か、肩や膝など関節の痛みは中


学・高校の頃から親しんでいる(?)のでまぁそれほどどうと言う事もありません。むしろ
加齢によって次第に現れるとされている症状が自分の身に起こってくると「おお、これが噂
に聞くアレか!」なんて、妙にワクワクしたりして。「私もそこまで来たか」みたいな。こ
れからどんどん体は老化の一途を辿るわけですが、次はどんな事が待っているのかなぁなん
て、まぁ楽しみながら付き合っていきたいなぁなどとノンキに思っています。


Vol.3082007.04.23

なんだかパッとしないお天気が続いております。
あんまりパッとしすぎて真夏日とかになられても困るし、取敢えず洗濯物が干せればいいの
で、まぁこれくらいでよしとしてしておきましょう。←ってなんて自分勝手な。
昨日行なわれた統一地方選挙後半戦。話題の選挙区、夕張・長崎ではいずれも地元出身のい

わゆる「生活者」の方が当選なさいました。部外者の私がいうのもナンですが、まぁそれが
よりよい結果だったのではないでしょうか。国会議員ならともかく、市長や市議というのは
やはりその地方の生活を肌でわかっている人の方が何かとお互い受け入れ易いと思います
し。…なんちゃって、今地元の経済がどうなってるとか、行政の問題点とか全然わかってい
ないくせにエラソーな事言ってすいません。
それにしても相変わらず投票率が低いようですね。このまま投票率が下がり続けたらどう

なってしまうのかとかなり心配になってきました。是非ドクター中松さんにでも「投票率を
上げる発明」をしていただきたいものです。御本人の当選にも役に立つかも知れません。
(?)
 
先日会社帰りに、家の近所の居酒屋脇に大量の事務用机&椅子が置いてあり、『御自由にお

持ちください ○○店主』と書いた張り紙がしてあるのを発見しました。どうやらそのお店
が持っているビルの店子さんから出されたもののようでした。
以前から家人が「勉強机が欲しい」と言っていたのを思い出し、もしや、と即家人に電話を

したところ「一応見てみるかぁ」との返事。到着を待つ間山積みになったブツの周りをうろ
うろぐるぐるしてあたりをつけていたのですが、なんでしょう、ああいう時って妙にコソコ
ソしちゃうもんですねぇ。捨てた方が「持ってって良い」って仰ってるんだから堂々と選べ
ばいいのに、近所の人に怪しまれるんじゃないかとか、また、あんまり欲を出しちゃいけな
いんじゃないかとか思ったりして。←舌きり雀の読みすぎ?(^^ゞ
ひょこひょこと現れた家人と深夜の物色大会。「これが比較的キレイだと思う」と指し示し

た机を見て満足した様子。続いて椅子を選びに掛かり、肘掛付きのを置くから選んで自販機
の明かりで入念にチェック。「上等、上等」と言って上機嫌でえっちらおっちら家まで運ん
で帰りました。カイヤ&麻世か?と自らにツッコミを入れつつ、なんだか楽しい夜でした。
翌朝出勤時に見たら椅子がほとんど無くなっていました。机は流石に大きいからか引き取り
手も少なく、その後も連日の雨に晒されております。
休日に部屋を掃除し、戦利品をキレイに拭いて部屋に入れてみたらこれがなかなかいい感じ

です。一生大事に使います。居酒屋さんありがとうございましたー。(^0_0^)


Vol.3072007.04.16

花が散り、桜の木に新しい葉が青々としてくるとなんだかホッとします。
これからタンポポ・つつじ・チューリップ・すみれなど色とりどりの花が咲き乱れる季節。
最近はどこから飛んで来たのか駐車場やちょっとした空地にポピーが咲いていたりして、家
から駅まで歩く間にも沢山の花を楽しめます。おかげで毎日癒されております。
 
私の職場では昨年度末に大量の退職者が出て、文字通り目の回るような忙しい日々を過ごし

ております。新しい方も入社してきましたが、ついに「平成生まれ」が登場しました。
わー。その子が生まれる前からもう同じ職種についていたかと思うと、なんですか、いやに
なっちゃいますねぇ。なんてそんなの私だけじゃないですが。せいぜい「意地悪おばさん」
と思われないように心掛けます。実は最近、若い時に感じた「おばさんの不機嫌さ」に対し
て理解できるようになりました。特に不機嫌とかじゃなくてもそうそう良い顔ばかりしてい
られない心情になり、今自分の顔が「この人なんで不機嫌なんだろう?」と昔思ったおばさ
んの顔になっているなと感じる瞬間がよくあるのです。人はそうして歳を取っていくんで
しょうか。…なんじゃそりゃ。(>_<)
 
先週に続いてまた見逃していた映画を観る事ができました。
ペドロ・アルモドバル監督の『バッド・エデュケーション』です。ある映画監督のもとに、

同級生を名乗る男性が訪れて新作の企画を持ち込むところから始まる、アルモドバル監督の
半自伝的と言われる作品です。いやぁこれがまたなんとも重くて深い面白さでした。タイト
ルがなんだかストレート過ぎてスゴイなぁというのが一番の感想です。
同級生を名乗る男を演じるガエル・ガルシア・ベルナルが、『モーターサイクル・ダイア

リーズ』の時とあまりにも雰囲気が違っていたので途中まで全く気がつきませんでした。
『オールアバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』も逃しているので、いつか必ず

観たいと思います。


Vol.3062007.04.09

4月に入った途端またしばらく寒い日が続いたお蔭で、桜の花も思っていたより長持ちしま
した。なんだかんだ言っても結局は帳尻が合うもんですね。
昨日行なわれた統一地方選挙、テレビでは朝から圧勝した石原東京都知事の話題で持ちきり

で、見ているこちらはなんだかうんざりです。都民じゃないので文句を言えた筋合いはない
のですが、「自分に投票した人=知的レベルが高い」というセンスには閉口します。勝った
人が仲間同士で褒めあっているだけでは民主主義とは言えないのではないでしょうか。負け
た人の意を汲んで、どんな立場の人でも不自由無く暮らせる社会にしなければ、格差はどん
どん広がる一方なんじゃないのかなぁ。なんてね。私はいつも負け目線だなぁ。(゜-゜)
それにしてもオリンピックは勘弁してもらえないですかねぇ…。
姉からの情報によるとドクター中松さんの敗戦の弁が奮っていたそうで、
「人間はまともに生きれば144歳まで生きられるのであと十数回出馬のチャンスがあり、そ

の間に対抗馬は死に絶えてしまうので最終的には私が勝つ」との事です。…皆がまともに生
きたら同じじゃん?そして勝てばどの選挙でもいいのか?又聞きながらツッコミ所満載コメ
ントに笑いました。
私は市議選と県議選、出勤前に投票しました。結果は一勝一敗でした。(^^ゞ
 
先日ケーブルテレビで、昨年見逃して残念に思っていた映画『ヒトラー最期の12日間』を見

ました。いやー、こういう時ケーブルテレビはありがたいですよねー。しかも放送直前に
知ってオンタイムで見られたのが私にとってはラッキーでした。「シネフィルイマジカ」
「ムービープラス」「日本映画専門チャンネル」などのチャンネルで良い作品を沢山放送し
ているんですが、わーこれ見たかったんだよねーと言ってうほうほビデオに録っておいたと
ころで、またそれがいつ見れるかって問題もあったりして、現に録りっぱなしで放置という
のも山ほどあるわけです。とほほ。
この映画は2004年にドイツで、確か「初めてドイツ人がヒトラーを演じた」と言って話

題になったのではなかったかと思うのですが、ヒトラーの最後の秘書を勤めた女性の証言と
史実に基づいて作られた作品です。ヒトラーがいよいよドイツ軍も終りかという時に地下要
塞に篭もって愛人と結婚の誓いを立て二人で自殺してしまったというのは有名な話ですが、
それを側近達はどう見ていたかというのが描かれていました。ヒトラーの死に殉じたりソ連
に捕まって獄死したりと多くの関係者が亡くなる中、この秘書の女性は難を乗り越え存命
で、この作品に登場されています。作品を締め括る「ヒトラーが何をしてきたかを後になっ
て知ったが、若かったというのは知らなかった事の言い訳にはならない。当時からきちんと
目を見開いていれば知ることはできたはずだった」という言葉は重く響きました。
ヒトラーが国民から圧倒的支持を得ていたというのは実に恐ろしい事実です。人は強い希望

を持った人間を応援したくなるものですが、自分勝手な妄想に手を貸すのはイヤだな、とこ
の映画を見て思いました。
先週の『ブラックブック』に続いてなんとなく「プチ・ナチ祭り」みたいになっちゃいまし

たが、なんかそういうタイミングってありますよね。ナチのことはこれからも勉強したいと
思っています。
 


Vol.3052007.04.02
平成19年度が始まりました。
今日あたりちょうど桜も満開で入社式にピッタリですね。
お昼のニュースで「JR発足20年」と言っていました。早いもんですねぇ。
前日まで無愛想に切符を切っていた改札員が急に笑顔で「おはようございます」とか言い出
したのに驚いて、「なんだよ、やればできるんじゃん」なーんて思ったのを思い出しまし

た。今じゃエキナカ事業は花盛り、私鉄もバスも地下鉄もJR発行のカードで乗れるように
なったというのですから、世の中変われば変わるもんですね。
そして今、SuicaとPASMOを一緒に入れておいて同時に機械にかざしても読み取り

が正常に行なわれるように作られた定期券入れが静かにブレイクしているみたいです。
SuicaがあればPASMOは必要ないだろうと思うんですが、まぁいろんな事情がある
んでしょう。いまだに磁気定期券を使用し、区間以外はオレンジカードで切符を買っている
私ですが、PASMOができてから乗車券売機が空いた気がするので僅かながら恩恵に預
かっているのかも知れません。
 
レディースデーにポール・バーホーベン監督作品『BLACK BOOK』を観ました。
これは第2次世界大戦中、ドイツ軍司令部とレジスタンスの仲介役をしていた弁護士がつけ

ていたという実在の日記帳から着想を得て作られた、オランダを舞台にしたユダヤ人女性の
物語です。〈家族をナチスに殺されたユダヤ人歌手・ラヘルが、復讐の為にエリスと名を変
え髪を染め、レジスタンスのスパイとなってドイツ将校に近づき、愛し合うようになる〉と
いう作品紹介を読んだら女スパイ好きの私には見逃せません。劇場に着いて手にしたチラシ
には【この愛は裏切りから始まる】とか【〈愛と裏切りの〉ロードショー】と書いてありま
した。見終わってもう1度そのチラシを読んで、作品の一部分だけを切り取った宣伝文句に
なーんか微妙に違和感を感じました。これは単に女スパイと敵方将校の愛の物語ではなく
て、戦争がいかに人を醜い物にしてしまうかという話だと思いました。
戦争になったらやるかやられるか。自分だけは助かりたくて裏切ったり寝返ったりするんで

すね。自分が助かる為に人を裏切ってその時はうまく行っても、次は自分の番だって気付い
た時には遅かったりするもんです。そんな時代を知恵と勇気で生き抜いた女性をカリス・
ファン・ハウテンというオランダの女優さんがしなやかに演じていました。この演技で3度
目のオランダ映画祭・最優秀主演女優賞を受賞したそうです。常に誰かと誰かの裏工作の連
続で最後まで気が抜けませんが、とても面白い作品でした。まだ始まったばかりですので、
是非どうぞご覧ください。新宿・テアトルタイムズスクエアの水曜日は男性も1000円で
すよー。
 
 


Vol.3042007.03.26

今朝の能登半島を襲った地震でまたしても大変な被害が出ているようです。

先週久々に実家に帰った際にお会いしたお隣のおばちゃんが「あら、地震雲が出てる

わ。近い内地震が起きるわよ」って言っていたのをニュースを見ながら思い出しました。

被害に遭われた方々に心より御見舞い申し上げます。

 

先日職場の後輩が貸してくれた大宅壮一ノンフィクション賞受賞作・梯久美子著『散

るぞ悲しき』を読みました。これは今年のアカデミー賞で数々ノミネートされたクリ

ント・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』で話題になった、旧日本軍・硫黄

島総指揮官・栗林忠道中将の闘いの記録です。太平洋戦争の事を考える時、指揮官ク

ラスは皆、元帥・大元帥の方しか向いていない人達ばっかりだったんじゃないかって

思ってしまいがちだったんですが、これを読んでそうじゃなかった事がわかりまし

た。まぁそんな事がわかったところで、あの戦争を始める前には戻れやしないんです

が。この栗林中将と言う人は、自分は飲料用どころか顔を洗う為の水も確保できない

ような過酷な戦地にありながら、留守宅の隙間風を気にして修繕の仕方を図解入りで

手紙に書いて送るような人だったそうです。手紙を書くことも、そのやり取りも極め

て困難な状況で子供達にもマメに書いていた手紙の写真も掲載されていました。部下

に対しても愛情を持って接し、生活の待遇も皆と同じようにし、司令室にこもること

なく常に前線に立っていたなど、数々のエピソードを、電車の中だろうが会社の休憩

室だろうが構わずぼろぼろ泣きながら読みました。最後の総攻撃を前に大本営宛とし

て硫黄島の全将兵に呼びかける内容の電報を送っているのですが、その中で「予は常

に諸子の先頭に在り」と書いています。部下にとってみたらなんという心強い言葉で

しょうか。今時こんな上司がいるでしょうか。いや、いる所にはいるかも知れません

がほぼ「絶滅危惧種」と言っても過言ではないのでしょうか?

厳しい闘いを描きながらも大変読み易く、心に残る1冊となりました。戦後60年を


経ても尚、あの戦争は何だったのかと考え続けることが必要だと改めて思いました


Vol.3032007.03.19

先週はずいぶん春めいて、もうこのまま本当に春になってしまうんじゃないかと思われまし
たが、ようやく東京に初雪が降ったりして、どうにか冬も意地を見せてくれました。
気象庁の桜開花予想がデータ入力ミスで間違っていた、なんていう話題が大きく取り上げら

れていました。気象庁の人が長机に3人並んで、仰々しくお詫びの会見を行っていました
が、それ程の事か?桜がいつ咲くかなんて、自分なりの基準木で自分なりに判断して楽しむ
ものじゃないでしょうか。気象庁の予想はある程度の目安であって、それ以上でもそれ以下
でもないように思うのです。電算技術の発達で何から何までデータで管理するような社会に
なって、季節の変化までも機械に判断を仰がなければならないようになってしまったのか
なぁとなんだか情けない気分にさえなってしまいました。…はっ。なんだか妙に熱くなって
しまいました。ここの所、職場のワカイモンが、自分の目や頭を使わず管理部から上がって
くるデータだけを基に発注するおかげで、在庫管理がめちゃくちゃな事になってしまってい
る事に頭を痛めているもんですから、ついつい「データ」という単語に拒否反応を起こして
しまう私であります。
桜は寒い時期に刺激を受けて初めて花を開くそうです。この寒気団は桜開花の為のものだと

思って今しばらく寒さを楽しむ事にいたしましょう。
 
久しぶりに髪を切りに美容院へ行きました。もう前髪も伸び放題で限界だったのです。
最近テレビCMで見る小西真奈美さんのショートヘアが新鮮でかわいらしいなぁと思ってい

たので、何気にそんなような要求を出してみましたが、じゃんじゃん切られて形ができてい
く鏡の中の自分を見ていたら田嶋陽子さんに見えてきました。いや待てよ、そばかすが多い
から『マルサの女』の宮本信子さんにも見えるぞ。…ってなわけですっきり短くなりまし
た。この日の美容師さんはマッサージもグイグイとツボを強く押してくれたので、脳天まで
響いてイタキモチイイ一時でした。去年、だいぶ白髪が出てきていると言われたのを思い出
してこの日も訊ねてみたら「全然ありませんよ、ストレスだったんじゃないですか?」と言
われました。と言う事はストレスが去年より減っている、という解釈で良いんですよね。
わーい。お蔭様で身も心も軽くなって帰りました。


Vol.3022007.03.12

3月も半ばに差し掛かり、陽もだいぶ長くなって参りました。
春の陽射しというのはなぜだか心が明るくなるような、なんかちょっと良い事があるんじゃ
ないかと思わせてくれるような、不思議な力を持っているように思います。
近所の家々の庭ではもう梅も終り、沈丁花やら雪柳やらが咲き乱れています。次の週末には

ソメイヨシノの開花も予想されていて、いやぁもう春ですねぇ。
こんなに早く桜が見頃を迎えてしまうと、決算時期で忙しくて花見どころじゃないとか、席

取り要員の新入社員がまだ入社していないから大変だ、とか大小さまざまな影響があるよう
です。しかしこのまま季節がズレズレになって行くと、そのうち梅雨も早まってGWのあたり
がちょうど時期になっちゃったりして「なんでこういう鬱陶しい時期に連休なんだろうね」
「昔は今と違って、この時期が一番良い季節だったらしいよ」なーんて事が言われるように
なるんでしょうな。後の世代の人達に文句を言われない為にも温暖化は食い止めないと!っ
て論点もズレてしまいました。(^^ゞ
 
先週キンダーさんの『プラトーノフ』を観て原作を読みたくなって、早速図書館にて借りて

読み始めました。お、私にしては早業。借りたのは昭和44年に中央公論社から発行された
チェーホフ全集の第14巻。付録として掲載されている手塚富雄氏、なだいなだ氏のチェー
ホフに関する文章も面白く、翻訳ものを読む上での最大の難関、翻訳文との相性もバッチリ
で滑りだし好調…だったのですが、しばらく読み進むうちに思いも寄らない事態に陥りまし
た。ト書きに書かれる登場人物の名前と会話の中に出てくる人物名が違うんです。違う、と
いうか、ト書きには名が、会話には姓が使われている、と言えばいいのでしょうか。しかし
会話している相手の名前をあんなに呼ぶもんでしょうかねぇ。日本人ではほとんどそんな
事ってないように思うんですけど、二人で話をしているのに会話の最後に相手の名前を呼ぶ
んですね。ロシア人の名前がこれまた長いですねぇ。カタカナがイマイチ苦手なもんで、名
前が出てくる度に巻頭の登場人物紹介ページを開き直しては確認する始末。そんなわけで思
いの外時間が掛かりつつ、それでも目の奥に焼きついている舞台の様子を思い浮かべて楽し
みながら読んでいます。この14巻には戯曲が他に4篇、小説補遺が6編、手帳・日記とし
て5篇が納められているので、たっぷり読んでチェーホフを少しでも理解できたらいいなぁ
と思います。…まだまだ先は長いのですが。


Vol.3012007.03.06

うひょひょひょ。いつの間にやら3月に突入しておりました。
転倒事故から2週間。お蔭様ですっかり良くなりまして、一体あの一週間は何だったんだろ
う?と首を傾げるばかりの私です。有給休暇が溜まっていたので、それを使うようにという

お天道様のお導きだったんでしょうかねぇ…。(^_^;)
しかし会社を休んでしまうほどの痛い思いをしたわりには妙に清々しい心持ちで2月を終え

る事ができました。その反動なんでしょうか?3月に入ってからなんとなーくぼんやりとい
うかもやーというかシャキッとしない日々を過ごしてしまっています。今週のこの日記も一
日遅れの更新となってしまいました。m(__)m
 
3月2日(土)劇団キンダースペース第28回公演『プラトーノフ』を拝見しました。
この作品はチェーホフの処女戯曲で、未完でありながらまともに上演すると8時間を越える

長編だという事を聞いていたので、物語の展開についていけるだろうか?作品に込められて
いるものを見極める事ができるだろうか、と観る前から妙に緊張してしまいました。
カタカナ名前がイマイチ苦手な私はパンフレットに書かれた役名を見ただけでもクラクラし

ちゃったりして…。とほほほほ。
しかしながらそんな心配もどこへやら、いざ始まってしまえばすーっと舞台に惹き込まれて

おりました。これぞ原田マジック!今まで観たチェーホフのどの作品よりも(と言っても、
お恥かしながらそんなに観ているわけでもありませんが…)登場人物1人1人がきちんと生き
ていました。チェーホフが〈喜劇〉である事を初めて実感できたように思います。
キンダースペースさんの舞台を観ると必ず原作を読んでみたい、もっとこの作品について掘

り下げてみたい、と思います。今回もやはりまた同じ気持ちになりました。原作を読んで、
プラトーノフの人間力に迫りたいです。またチェーホフの生きた時代のロシアは一体どんな
状況であったかという事にも、今回初めて興味を持ちました。ぼんやりしていないで鉄は熱
い内に打たなければいけません。
 
この日は一日受付のお手伝いもさせていただいて、久々の「現場」で心地よい緊張感を味わ

いました。キンダースペースの皆様、お疲れさまでした。ありがとうございました。